カブ放浪記
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2003/11/13(木)

エクセルを使った株価チャートの描き方
書いてるうちに、膨大な量になったので、こちらに置きました。

2003/11/12(水)

選挙と占星術
 11月9日は、衆議院総選挙であった。結果は、自民党が僅かに減少、民主党が大幅躍進も政権は獲得できず。
 最近、占星術に興味を覚えているのだが、9日は、ある天文学的現象が起きていたのである。それは、月蝕である。日本では昼間(地球の反対側)に起きたので見えなかったが、ヨーロッパでは観察されたようだ。

 占星術における「月蝕(月食)」の意味は、以下のようなものである。
(1)暖められてきたテーマの社会的物質的次元への表出
(2)以前から追っかけていた動機が内的に成熟してきたので社会的に表現する際に「どんな手段を使ったらよいのか」という側面で現れる
 古代では、日蝕や月蝕は、王の死や国の滅亡の予言と信じられ、それどころか日蝕で死んでしまった太陽を復活させるために王が犠牲になったことも結構あった。
 つまり、次のように解釈できる。
 政治の活性化というテーマは、以前から求められてきたが、自民党の擬似一党独裁体制が続いていた。だが、イデオロギー戦争も終わり、太平洋戦争への妄信的な贖罪意識も薄まった結果、2大政党制という手段を、日本の有権者は使うことにしたのである。

占星術は、当たるも八卦外れるも八卦、であり解釈次第で融通無碍なのだが、興味のある結果ではあった。

テレビ・コマーシャルの終焉
 HDD付きDVDレコーダーが流行しているが、ついに、地上波・全チャンネルを同時録画できる、HDD・DVDレコーダー(ホームサーバー)が発売されました。6ch、1週間分の放送をHDDに録画し、見たい番組だけ、随意に見ることができる。やしきたかじん(タレント;家に数台のビデオを置き、毎日、ドラマ等の多くの番組をチェックしている)にお薦めの機械でしょうか。現在80万円するが、近い将来、10万円台にまで価格は下落するでしょう。
 さて、どこかのサイトでも書かれていたが、このホームサーバーが普及すれば、人々は、見たい部分だけを見るようになる。つまり、無駄なコマーシャルを見なくなる。日本テレビの視聴率操作という手段も意味がなくなる。そうなると、コマーシャルで稼いでいる地上波テレビ業界は衰退してしまう可能性がある。激動のテレビ業界か?

2003/11/09(日)

ソニー・BMGの音楽事業統合と、その未来
世界第2位のレコード会社ソニーミュージックと第5位のBertelsmann Music Group(BMG)は11月6日、合弁で新会社を設立し、音楽事業を統合することで合意した。ただし、欧米の独占禁止法に抵触する恐れがあるため、音楽出版、物流、製造事業は対象としていない。合併後の世界シェアは25.2%であり、業界首位の米Universal Music Groupのシェア25.9%に迫る数字になる。また、現在、EMIとワーナー・ミュージックが合併交渉中であり、もし2社が合併すると、ソニーBMG、ユニバーサル、ワーナーEMIの3社で世界シェア80%の寡占体制となる可能性がある。
 CDが売れなくなった理由としては、ファイル交換サービスやCDコピーなどのデジタル海賊行為が原因という意見もあるが、不況、DVDやビデオゲームといった別の娯楽との競争を売上減の原因として挙げる向きもある。
 日本でも、ファイル交換ソフトが出回り、WinMXとWinnyを追跡したコラムも出ている。また、一部のWinnyマニアが、回線を占領し、プロバイダーを悩ませる事態にまでなっている。ASAHIネットは、Winnyの使用を禁止した
 音楽業界がインターネット上の問題を解決するため、不正コピー防止やネット販売に本腰入れはじめているが、うまくはいっていない。今、唯一成功しているのは、Appleの「i Pod」ハードディスク音楽プレーヤーである。だが、音楽業界は今ひとつ乗り気でないようだ。

 実は、一時期、ファイル交換ソフトNapsterとBMGは提携をしていた。
つまり、音楽業界もネット上のファイル交換ソフトを利用しようと模索している。だが、まだ上手な方法はみつけていない。
もし、ダウンロード・システムを上手に利用できる企業が現れれば、その企業はコンテンツ業界(音楽業界ばかりでなく、映画・ゲーム・ソフト業界)の覇者になれるであろう。
 その解決法として、今、私が有望視しているものがある。その話は、次回。

4月3日の徒然でも述べたが、やはり、ジェシカ・リンチの救出劇は、アメリカ軍の演出であったようだ。米ABCテレビのインタビューを受け、そのように証言した。主演:ジェシカ・リンチ、監督:ラムズフェルト、演出:軍上層部、撮影:アメリカ軍特殊部隊だったのだが、主演女優が監督のいうことを聞かなかったのが誤算であった。

デフレから、インフレ・金本位制の時代へ(4-2) (2003/11/07(金))

GDPデフレーター(2)

 前回(11/2)は、GDPデフレーターの下落率が大きくても、心配する必要はないと述べた。では、前回述べた第2の疑問点。「GDPデフレーターが、消費者・生産者物価指数より下落率が大きいのは、なぜか?」について書こう。

 GDPデフレーターと消費者物価指数(CPI)には、2つの違いがある。
(A)GDPデフレーターの前年比は、CPIの前年比を恒常的にかなり下回っており、近年さらに、その差が大きくなっている。
(B)GDPデフレーターの方が、短期的な振れが大きい。

では、まず(A)から・・・
理由は2つある。
(1)GDPデフレーターは、消費デフレーター(消費者物価指数と類似)の他に、設備投資デフレーターをも含んでいるから。
 技術革新の早いIT関連財は、「品質調整」が大きな影響を与える。「品質調整」とは、同じ価格であっても、性能が2倍になれば、価格が1/2倍になるとする統計処理である。
 そのため、消費デフレーターはー1%前後であり、消費者物価指数(CPI)との差は小さいが、現在の設備投資デフレーターはー6%もの大きなマイナスとなっている。

(2)消費デフレーター(GDPデフレーターの一部)も、消費者物価指数よりマイナス幅が大きい。その理由は、物価指数を計算する数式に原因がある。消費デフレーターは「パーシェ指数」を使い、消費者物価指数(CPI)は「ラスパイレス指数」を使う。
 パーシェ指数は、比較時点の数量ウェイトで計算する。つまり、「品質調整(同じ値段でも性能が良くなること)」で理論値段が安くなり、製品数が増える(価格と数量が逆方向に動く)IT関連財の場合、値段が安くなるほど指数計算にしめる製品数が増えたと仮定し、その増えた製品数だけ指数に大きな影響を、年を経るごとに増えていくのである。パソコンの与える影響が、食料品などの値段が変わらない製品より大きな影響を計算式に与えるのである。
 現在の指数は、1995年を基準にしているため、2003年までの8年間で数十倍の性能進歩をとげたパソコンは、指数計算式に(95年と比べて)数十倍の影響を与えていることになる。

 逆に、ラスパイレス指数の場合は、基準となる年(現在のCPIは2000年が基準)に決めた数量は変化しない。つまり、パソコンの値段変化が与える影響も、食料品の値段変化が与える影響も、同じなのである。

 どちらが正しいわけでもなく、消費デフレーター(GDPデフレーターの一部)は下方バイアスを生じており、消費者物価指数(CPI)は上方バイアスを生じているのであり、その間に、正しい理論値があるのであろう。


では、次に(B)GDPデフレーターの短期的な振幅の大きさ、について・・・
理由は3つある。
(1)GDPは「付加価値の大きさ」(鉄の塊を自動車に変える、等の新しく付け加える価値)を計算している。よって、GDPデフレーターも「付加価値の増減」に影響される。
 輸入製品に大きなウェイトをしめる原油が高くなった場合、消費者に売る最終的な商品の値段は上げづらいため、企業の利益は小さくなる。つまり、付加価値は小さくなり、GDPデフレーターもマイナス幅が大きくなる。逆に、原油価格が下がれば、GDPデフレーターはプラス方向へ動く。つまり、為替や世界情勢によって短期に変動する輸出入価格が、GDPデフレーターにも影響するのである。

(2)景気回復のとき、設備投資が増大するため、設備投資デフレーターがGDPデフレーターに大きな影響を与える。つまり、景気回復の時はGDPデフレーターはマイナス方向に振れやすく、景気悪化の時はGDPデフレーターはプラス方向へ振れるのである。

(3)2003年冬の公務員ボーナスが大きく減額されたため、GDPデフレーターに大きなウェイトを占める政府消費デフレーターが、大きく低下した。


 最後に、より正しい物価を導き出す方法を述べて、この話を終わりたい。それは、「連鎖指数」である。基準年を、ある一年に固定するのではなく、毎年、価格指数水準を100に戻して計算する方法である。
 アメリカでは、GDPデフレーターでは92年から、CPIでは2001年7月から、連鎖指数を用いている。
 日本では、2000年から国内企業物価指数の連鎖指数を、参考指標として毎月発表。単なる国内企業物価指数より、連鎖指数の国内企業物価指数はマイナス幅が大きい。消費者物価指数(CPI)の連鎖指数は、暦年係数として毎年発表している。

2003/11/06(木)

2006年、燃料電池自動車が、あなたの愛車になる。

 一部、NE Onlineに(無料)登録しなければ見れないサイトがあります。

 私は「欲望史観」を持つ。「多くの人間が欲望したモノは、驚異的な発展をとげ、人々の欲望を満たす」という史観である(勝手に、私が命名)。
 過去においては、日本人の「一億総メカ・オタク」という欲望が、すぐれた家電製品を生んできた。 そして、今、日本人が欲望しているものが、燃料電池自動車である。

伊藤洋一さんが、11月5日の日記で、燃料電池自動車のことを述べていた。現在、燃料電池自動車が1台1億円以上するのは確かだが、その情報が少し古いので、ここで述べておきたい。

燃料電池のイロハニホヘト(Vol.1〜4)に課題・目標が書かれてある。コストを1/100の300万円台にしなければならないという意見もある。

<燃料電池開発の歴史>
始まりは古く、アポロの月着陸船に、燃料電池が搭載されたこともある。
数年前までは、潜水艦用燃料電池を作ってきた「バラード」社(ダイムラークライスラーとフォードが主に資本参加)が燃料電池開発のトップを走っていた。
去年、トヨタが自社開発の燃料電池スタックを搭載した車をリース販売開始し、トヨタが開発のトップとなった。(同時期に販売を開始したホンダは、バラード社から燃料電池スタックを購入。つまり、自動車の心臓部分を外部に依存していた)
先月、10月、ホンダが画期的な燃料電池スタックを開発。発表済みの情報に基づくと、現段階では、ホンダが世界のトップに躍り出た。
ホンダの開発にあせったためか、バラード社が日本企業への自動車用・燃料電池のライセンス生産を初めて認める。

2003年2月の新聞記事を読むと・・・
<2010年までの目標>
(a)コスト十分の一
  現在、燃料電池は1億円位するので、まずは1/10の、1000万円を目指す。
(b)低温反応の開発
  0度以下の環境では、水が凍ってしまい、作動しない。
(c)圧縮水素のインフラ整備
  水素ガス・スタンドを、ガソリンスタンドと同じくらいの数、整備する必要がある。

<2020年までの目標>
(d)さらに十分の一のコストダウン(シビック位の価格にする)
(e)水素の貯蔵法(カーボンナノチューブかナトリウムボロンなど)


では、機能解説・・・
<車における貯蔵・搭載方法の分類>
(1)高圧水素タンク
  水素(気体)を高圧(700気圧・70MPa位)に圧縮して専用の高圧タンクに貯蔵・車載。
  (欠点)水素貯蔵量が少ない
(2)水素吸蔵合金
  水素(気体)を特殊な合金に吸蔵して貯蔵・車載し、加温により水素を取り出す。
  (欠点)金属が重過ぎる。
(3)液体水素タンク
  水素を極低温(-253℃)で液体にし、専用の遮熱タンクに貯蔵・車載する。
  (欠点)常に-253℃以下にするのは、難しい。

<エネルギー効率>(燃料電池のイロハニホヘトVol.3
3種類の「効率」がある。
「総合効率」WELL TO WHEEL(WTW):井戸からタイヤまで
WELL TO TANK(WTT):井戸 から自動車の燃料タンクまで
TANK TO WHEEL(TTW):タン クからタイヤまで(←燃料電池自動車)
総合効率(WTW)=(WTT) X (TTW)

現在のエンジンの総合効率(WTW)は、
ガソ リン車:16%前後
ディーゼル・エンジン:23%前後
ハイブリット:30% 行くかどうかといったレベル

燃料電池自動車の当面の目標値
総合効率(42%)=WTT(70%) X TTW(60%)


ホンダ・住友金属、セパレータの金属化・成功
先月10月、ホンダは画期的な燃料電池スタックを開発した。
ここでは「数千万円するセパレータのコストを減らすのが課題」と書かれていたが、低コストのセパレータを、ホンダが実現したのである。また、作動温度が-40度〜95度(実働:ー20度〜95度)となり、極寒地でも燃料電池が動くようになった。つまりは、2010年までの課題を、あっという間にホンダは克服したのである。新型・燃料電池スタックにより、コストは、1/10になり、市販車への搭載は、1〜2年後、とのこと。
参考サイト(1) (2) (3ホンダ) (4) (5) (6詳説

 セパレータは住友金属との共同開発である。プレス成形加工と打ち抜き加工による量産が可能で,自動車や家庭用コージェネシステム向け燃料電池スタックの小型・軽量化に貢献できるという。数千万円のコストを1/10にする目処がついた。参考サイト(1) (2)

 また、ホンダは、新型燃料電池で、熱効率50%を可能にした。この50%という数字でさえ、数年前には考えられない数字であった。あと10ポイント上げて、60%にすれば燃料電池自動車側のエネルギー効率競争は一応は終焉する。

 今まで、ホンダは、タンクに圧縮水素を貯蔵して直接使用する方法のみに照準を絞り、研究開発を推し進めてきた。ダイムラークライスラーやGMは、メタノール・ガソリン改質方式の研究を主体に推し進めてきた。3年前は、どの方式が適当かは不明であり、圧縮水素を直接、車に搭載する方法に将来性はない、とさえ思われていた。
 しかし、今となっては、圧縮水素貯蔵方式が最も適当となっている。いつものことながら、ホンダの先見の明は、優れている。ホンダは、トヨタより少ない開発費で効率よく研究開発を進めてきて結果を出したのである。

<今後の課題>
(1)触媒として使う白金の量を減らすこと
  その解決法の1つは、カーボンナノホーンを使うことである。その実用化は2005年らしい。参考サイト(1) (2)  (3)

(2)水素の貯蔵・運搬方法も問題である。水素分子は非常に小さいため、漏れやすい。
  自動車側の問題点は解決しつつある。今後は、水素を作り、貯蔵、運搬する技術の確立が急がれる。

<太陽電池>
燃料電池には、水素が必要である。その水素を作るためには、太陽電池が最も地球にやさしい。ホンダは、新型の太陽電池まで開発した。数ヶ月前に完成した太陽電池は、今までの三洋電機、シャープや京セラの製品と比べて、製造時の使用エネルギーは約6分の1、発電コストは半分以下という性能である。(参考サイト(1) (2) (3)


2006年には、1000万円前後で燃料電池自動車を市販することは可能になるだろう。だが、せめて500万円、できれば総額300万円台にならないと、一般大衆には普及しないと思われる。トヨタ・ホンダさん、早くがんばって作ってください。

数年前の人々が20世紀にいた頃は、燃料電池自動車が完全に「夢の自動車」であった。しかし、今は、ボンヤリとではあるが、市販化の目標が見えてきた。5〜7年前、デジタルカメラが店頭に並びだした頃のデジカメはオモチャであり、100万画素で100万円したものである。だが、今では1000万画素さえ視野に入ってきている。一年間で2.5倍ずつ、値段あたりの画素数が増えた計算になる。燃料電池も近いうちに、デジカメと同じ道をたどるかもしれない。


さて、投資家としての視点で見ると、投資すべき対象は、商品先物のうちの、白金やパラジウムである。また、インフラ整備の点からは、岩谷ガス。燃料電池やモーターでは、NECや日立製作所などが有望であろうか。セパレータの住友金属なども注意。

おすすめ参照サイト

11/3(月)、阪神タイガースの御堂筋パレードに行ってきました。9時に到着したときには、すでに3列の人垣ができている。本を読みながら待つ。10時過ぎ、小雨が降り出す。10時30分頃、土砂降りの雨。10時50分、集中豪雨。10時55分、3台のフロート(山車)がきました。皆、傘をたたんで、手を振り、声を張り上げる。その間、約3分。あっという間でした。選手もファンも、びしょ濡れです。
 まあ、星野さんの姿が見れたので良かったです。人垣は13列くらいになってました。若者が6割、おばちゃん2割、おじちゃん15%位かな。
 途中で、ジュンク堂書店によって、トイレの温風乾燥機で、服を乾かしましたが、寒気が・・・。

デフレから、インフレ・金本位制の時代へ(4-1)  (2003/11/02(日))

GDPデフレーター(1)

 10月31日総務省発表の10月の東京都区部・消費者物価指数では、前年同月比0.1%の下落であった。だが、私は消費者物価指数がそれほど重要とは思わない。それよりは、生産者物価指数(前年同月比)が上値抵抗線を上抜くことが重要だと思う。
 だが、昨日11月1日の日経新聞朝刊を見ると、「消費者物価指数の下落率が縮小したわりには、GDPデフレーターの下落率が大きい」と書かれている。また、31日の日銀展望リポートは「2004年も0.3%前後のデフレだろう」と予測した。

 ここで疑問が2つ生じている。
(1)本当に、デフレはまだまだ続くのであろうか。
(2)GDPデフレーターが、消費者・生産者物価指数より下落率が大きいのは、なぜか?

今回は、(1)GDPデフレーターの予想、を行なう。
下のグラフは、GDPデフレーター(対前年同期比)である。最近、新基準に変更されたので、グラフは2つ書いてある。

2つ(赤と緑)の上値抵抗線が引ける。
緑の実線(上値抵抗線)と平行に、緑の点線を引くと、下値抵抗線ともなる。

では、赤の上値抵抗線(赤色の実線)は、どのような推移をたどるか計算してみよう。
2003年7-9月期    −1.38%
2003年10-12月期  −1.48%
2004年1-3月期    −1.58%
2004年4-6月期    −1.68%
2004年7-9月期    −1.78%
つまり、今後、GDPデフレーターが上記の値を上抜ければ、その後、GDPデフレーターは急速にプラスになるだろう。

また、国内企業物価指数(対前年同月比)の上値抵抗線も計算してみる。(10月01日のグラフ参照
2003年11月     0.04%
2003年12月     0.02%
2004年1月    −0.003%
今後、国内企業物価指数(対前年同月比)が上記の値を上抜ければ、デフレは終了するであろう。

現在の予想では、少なくとも来年1月の国内企業物価指数はプラスになると思われる。そして、上値抵抗線を上抜けて、デフレは終了するであろう。
正確には「1月、国内企業物価指数(対前年同月比)がプラスになれば、デフレは終わる」である。


 しかし、注意点として、上のGDPデフレーターのグラフにおいて、
(a)赤の上値抵抗線(赤色の実線)を上抜けられなかった場合と、
(b)赤の上値抵抗線を上抜けても、緑の上値抵抗線(緑色の実線)に押さえつけられた場合、
再び、デフレは深刻化し、デフレ脱出には少なくとも、さらに3年かかると思われる。

さて、明日は数十年ぶりの阪神タイガースの御堂筋パレードである。何時に行くべきか。

2003/10/23(木)

ナンバで歩く
 腰痛に効果がある?話を今回はいたしましょう。
 最近、古武術が見直されてきた。その中の、一番有名な武術家(武道家ではない)は、甲野善紀である。現在、NHK教育(水曜日10:25)の人間講座『「古の武術」に学ぶ』にて、出演されている。本も色々書かれておられるようだ。
 彼の元を訪れるスポーツマンは多く、有名な人物としては、ジャイアンツの桑田投手(1) (2)、世界選手権200m銅メダリストの末續慎吾がいる。末續選手の独特の走りの1つに、スタート時の足の配置の仕方がある。普通、人間はスタートの時、足を交差させて構える。だが、末續選手は足を、ほとんどそろえて構えるのである。今までそのような非常識な走りをした一流選手はいなかったため、世界選手権大会の時には審判から注意され、本調子を上げることができなかった。それでも銅メダルという快挙はすばらしいものである。(その後、世界陸連は、末續選手の足をそろえてスタートを切る走り方を認める決定をした)
 また、桐朋学園バスケットボール部では古武術の一部を動きに取り入れて、インターハイ出場を果たしている。そのことが大きく取り上げられたため、現在、日本全国のバスケットボール部では、古武術を取り入れ、一本歯下駄で歩くのが流行っているそうだ。(防衛大学校バスケ部の一例

 日本古来のスポーツである大相撲を見れば分かるが、力士がテッポウを打つとき、右手で突くときは右足を前に出し、左手を前に出すときは左手を前に出す。また、時代劇(座頭市など)の居合い抜きを見ていると、サムライが刀を抜くときは、右手右足を斜め前に、左手左足を斜め後ろに半身になり、瞬時に刀を抜き、そのまま相手を切りつけていることが分かる。これらの動きは、日本独特の動きであり、日本以外の国(西洋や中国など)では逆の動きをするのである。西洋のフェンシングや中国刀などは力でもって相手を倒すが、日本刀は切れ味が鋭いため、力が必要ないことも関係あるのかもしれない。

 右足を前に出すときは右手を前に出し、左足を前に出すときは左手を前に出す。このような日本古来の歩き方を「ナンバ」という。

 普段、我々が歩くとき、右足を前に出したときは左手を前に、左足を前に出したときは右手を前にして歩く。運動会の行進でも、軍隊にしても、同様である。しかし、このような手足の動かし方は日本古来のものではない。江戸時代末期に、西洋式軍隊がもたらされた時に同時に導入された歩き方である。西洋式軍隊では、鉄砲を担いで長距離を歩くのが重要であり、刀を捨てたサムライは、西洋式歩き方が合理的だったのである。
 武術も同様に、武道と変わり、柔術は柔道へ、剣術は剣道へとなっていった。現代の柔道は、明治時代に嘉納治五郎によって、体育として広まったものである。講道館柔道のサイトにも、そのように書いてある。古武術はほとんど衰えていたのだが、ここ数年になって、突然、日の目をみるようになってきたのである。

 では、我々一般人は、古武術をどのように役立たせることが出来るだろうか。それは、普段の歩き方に取り入れるのである。ナンパで歩くのである。当初は精神的な違和感があるのだが、私は何回か、試してみた。すると、腰と股関節のネジレを感じないのである。腰の周りに負担がかからず、楽なのである。
 私は腰痛はないので分からないが、腰痛持ちの方、一度試してみてください。もしかしたら効果があるかもしれない。これで腰痛が軽くなったという方がおられたら、ご一報を。

 追記
ナンバと別に、常歩という歩き方もあるらしい。奥が深そうである。(剣紫館サイト

デフレから、インフレ・金本位制の時代へ(3)  (2003/10/20(月))
 本日発売のエコノミスト(10/28号)14ページに、国際商品市況のことが書かれてある。
 国際商品市況全般の動きを示すCRB先物指数は、1980年の最高値から2002年まで、20年に渡って下落してきた。つまり、国際的に、20年間、モノの値段が下がってきたのである。また、日本の国内企業物価指数も1980年からずっと下落してきたのである。しかし、最近、金、原油、大豆などが極端な上昇を見せ、数年ぶりの高値をつけている。つまり、デフレが終わり、インフレの匂いが漂ってきたのである。

 米株価、ドルは、CRB指数と逆相関を示してきたのだが、そのアメリカ経済を見てみよう。
 今、アメリカの双子の赤字(財政赤字、経常赤字)が、史上最大の大きさになっている。GDP比で、それぞれ4%と5%もの赤字である。(もっとも、日本は8%の財政赤字であり、ヒトのことは言えないが、経常収支は黒字である)。そして、この双子の赤字がさらに拡大しつつある。
 また、今、タイのバンコクで開かれているAPECでは、中国の元切り上げ問題が話し合われている。数年はかかるかもしれないが、近い将来に中国が元を切り上げるのは明白である。また、昨日も述べたように、来年1月からは中国からの輸入商品の価格は3%上昇するのである。中国から輸入している様々なモノの値段が高くなるのである。

 現在の予想では、元を切り上げる場合、元の価値は約30%上がると言われているので、中国からの輸入品(ユニクロの服、タオル、お菓子についているオモチャなど)の値段が45%(切り上げ30%と税金還付率15%)上昇するのである。 そして、中国人12億人が、強くなった「元」で世界中の資源を買いあさるのである。その結果、アメリカでは物価が上昇し、超インフレになるであろう。
 また、イラクからアメリカ軍が撤退する事態になった場合(来年秋の大統領選挙で民主党が政権をとれば可能性は、さらに大きくなる)、アメリカの政治力は大きく低下する。今、アメリカに世界中のお金が向かっているが、その一番の理由は、最強の軍事力を持っているからである。つまり、お金は世界一強いアメリカに頼っているのである。ところが、その軍事力に疑問符が付けば、その前提が崩壊する。

では、アメリカへ投資できなくなった資金はどこへ向かうのであろうか。いくつか候補がある。第一には、ヨーロッパのEUである。しかし、今、ヨーロッパはデフレの瀬戸際にあり、ドイツは既にデフレ・スパイラルの中にいる可能性がある。また、ドイツとフランスの来年度予算は、財政赤字が3%を越えそうな雰囲気である。

 第2に、中国元が良いかもしれない。しかし、中国は10月初旬からバブル崩壊の過程に入った。少なくとも数年は、底にいるだろう。なぜだが説明しよう。中国元は、固定相場制であり、1ドル=8.3元に固定されている。しかし、中国の経常黒字は非常に大きいため、将来、元が切り上げされる可能性が非常に大きい。世界中の資金が中国国内に流入し、その資金が不動産・株に向かっているのである。つまり、中国はバブル状態にあった。(これが、バブルなのか、それとも、単なる経済成長の一環なのかは現状では不明である。数年後に判明するであろうが、私はバブルと思っている)
 先日、中国当局は、銀行の貸し出し抑制に乗り出した。 これは、日本における91年の総量規制と同じインパクトをもたらすであろう。中国は、もっと早くから経済成長を抑えるべきだったのである。 また、電力不足も深刻であり、全ての中国人がクーラーのスイッチをつければ、来年の夏は、さらなる大停電を引き起こすであろう。

 一方、これ以上の円高が進まなければ(現在、110円45銭まで戻っている)、日本経済はようやく離陸できる。つまり、お金の流れる先は、日本しかない。だが、日本にも巨額の財政赤字があるので、インフレが起こるであろう。おそらく、年間10%前後のインフレになる可能性が高い。年間10%のインフレが8年続けば、モノの値段は2倍になる。
 アメリカは、双子の赤字があるので、さらに深刻なインフレとなるであろう。

では、金本位制についての話は、次回に。

デフレから、インフレ・金本位制の時代へ(2)  (2003/10/19(日))

70年前、日本では、1920年〜1931年まで、デフレとなった。

1914年(大正3年)7月: 第一次世界大戦が勃発
1915年:          長年赤字の貿易収支が黒字に転換。
1918年(大正7年):   第一次世界大戦・終戦。
1920年(大正9年)3月15日:東京株式市場・大暴落
1920年(大正9年)4月7日:大阪株式市場で再び株価暴落が生じ,影響は綿糸・生糸・米など商品相場の急落へと拡大した。
1923年(大正12年)9月1日: 関東大震災
1927年(昭和2年)3月14日:国会にて、片岡大臣が金融危機の深刻さを強調する余りメモ「渡辺銀行は14日午後1時、遂に支払を停止せり」の内容を口走り、金融恐慌発生。その後、1ヶ月で37の銀行倒産。鈴木商店倒産。
1929年(昭和4年)10月24日:ニューヨーク株式市場・大暴落(暗黒の木曜日)
1931年(昭和6年)9月18日:満州事変(柳条溝事件)
1936年(昭和11年)2月26日:二・二六事件 
→1937年一般会計歳出(決算)・大膨張
1937年(昭和12年)7月7日:日中戦争(盧溝橋事件)
1939年(昭和14年)9月:ドイツがポーランドへ侵攻、第二次世界大戦。
1941年(昭和16年)12月8日:真珠湾攻撃、太平洋戦争。


 注目すべきは、国内企業物価指数のグラフ上に引かれた赤い実線である。上値抵抗線として、企業物価が上昇するのを抑えていた。しかし、それを上抜けるて、デフレが終わったことになる。もっとも、31年9月の満州事変がデフレを終わらせたのかもしれない。

 また、興味深いのは、インフレの谷(緑の矢印)の間隔である。1927年までは、6年周期でデフレ(インフレの谷)が来ていたのだが、1927年から現在まで、7年3ヶ月の周期でデフレになっているのである。
 1920年代の日本は、農業社会から工業社会へと変わる時だったので、その変化と関係あるのかもしれない。または、ケインズ理論が普及しだした時と関係あるのかもしれない。

 10月1日の国内企業物価指数のグラフを、もう一度見てほしい。
 今回のデフレもグラフを元に考えると、あと数ヶ月〜1年で、企業物価指数は上昇しはじめる可能性は高い。また、来年1月から、中国からの輸入品が3%上昇するので、その影響にも期待できそうである。(もっとも、数ヶ月以内にデフレが終わらない場合、10月1日のグラフから考えると、デフレ終焉まで、さらに3年かかる可能性もある)

デフレから、インフレ・金本位制の時代へ(1)  (2003/10/01(水))
 厳密に言うと、デフレは既に終わっている可能性が高い。以下で、詳しく述べていこう。

 物価には、消費者物価指数企業物価指数 (詳説)の2種類がある。我々消費者がお店で買ったモノや、受けたサービスの値段が、消費者物価指数である。一方、ある企業が、別の企業から買うモノの値段を企業物価指数という。
 まず最初に、消費者物価指数について語ろう。いわゆる「デフレ」というのは、消費者物価指数を元にしている。(グラフ
その数値を見てみよう。


グラフを見ると、消費者物価指数の低下率が年々、減少しているのが分かる。だが、数字とは違って、実際は物価は上昇しているらしい。

 女性が買う洋服の単価(一着あたりの値段)は2001年から上昇している。また、男性が購入する紳士服の単価も2003年2月頃から上昇してきている。それなのに、なぜ、デフレが終わっていないのか疑問がある方がおられるかもしれない。その理由は、政府が消費者物価指数を計算する時、絶えず同じ商品の値段を見ているからである。一方、消費者はいつも同じ商品を買うわけではない。
 例として、マクドナルドのハンバーガーをあげよう。政府がチェックする価格は、いつも一番安いハンバーガーである。そして、ここ数年、多くの人が安いハンバーガーを好んで食べてきた。しかし、お小遣いに余裕が出たので、チーズバーガーやビッグマックを食べるようになった、とする。つまり、今までは80円のハンバーガーで我慢していたのが、120円のチーズバーガーになったわけであり、消費者が購入するモノの単価が上がったということになる。
 一方、政府が調査するのは、いつも普通のハンバーガーであり、80円のままで、物価は上がっていないことになる。

よって、もし、10月31頃発表の都区部消費者物価指数と、11月12日頃発表の国内企業物価指数が前年以上の値になった時、「デフレは終わった」と週刊誌やワイドショーが騒ぎ出すだろう。そして、「景気」と書くように、日本人の「気持ち」が変わったら、デフレは終わったのである。
 その結果、金利は急騰する。さらに、住宅ローンの金利もまた、急騰するであろう。


さて、経済の教科書を開けば、サイクル理論というのがある。ある周期でもって、好景気と不況が順番に来るというものである。その周期には、4種類あるのだが、ここでは最も長い「コンドラチェフの波」について説明しよう。このサイクルは約60年周期であり、国内企業物価指数を元に計算する。



1982年から国内企業物価指数が下落しているのが分かる。つまり、2003年までの21年間、国内企業物価は下がり続けているのだ。
グラフ内に引いてある赤い実線が、上値抵抗線として押さえつけている。この抵抗線は、次回、さらに説明する。
緑の矢印は、インフレ率が低下して、谷を形成したところである。約7年3ヶ月の周期がある。ただし、1978年10月〜1987年1月は、1921年のデフレから66年目であり、コンドラチェフの波の影響により、8年3ヶ月間である。
 また、1962年10月〜71年3月も、8年5ヶ月間であるが、なぜ延長したかは不明である。

では、コンドラチェフ・サイクルが60年なら、前回のデフレはどうだったのだろうか。
続きは、次回。

2003/9/18(木)

第3次ジャポニスム・ブーム

 欧米におけるジャポニスム・ブームは、これまで2回起きている。そして、現在、第3次ブームが進行中である。

 第1次ブームは、19世紀後半から20世紀初頭に起こった。元々、19世紀の欧米人は、東洋への神秘的な関心を強めていたのだが、1867年のパリ万博で日本の多くの美術工芸品が展示されたことが、発火点となった。多くの人が日本のモノの斬新さ・美しさに感銘を受けたのだが、最も大きな影響を受けたのが芸術家たちであった。印象派のマネ、モネ、ルノワール、そしてゴッホやゴーガン、ロートレックなどが、浮世絵版画から影響を受けたといわれている。(ゴッホ作「タンギー爺さん」

 第2次ブームは、1951年のベネチア映画祭での黒沢明監督『羅生門』のグラン・プリ受賞で始まった。黒沢に続いて溝口健二、衣笠貞之助の作品が同じくベネチアで、カンヌで受賞し、敗戦国日本が映画で示した創造のエネルギーに対する驚きは、文化の他の分野への関心のよび水となった。

 ブームを大きく分けると、1950年代を第2次ブーム、現在のブームを第3次とするのだが、その合間にも、世界各地でジャポニスム・ブームは起きている。

 ファッション界では、1970年代前半にジャポニスム・ブームが起きた。1970年、森英恵がニューヨークでコレクション活動を開始し、パリでは高田賢三、三宅一生がコレクションを開き、やまもと寛斎はロンドンでコレクションを開いた。その頃、パリのファッション界はリード力の衰えが目立ち、結果、経営の危機を招いていた。これを救ったのが、三宅一生、高田賢三、山本耀司、川久保玲、松田光弘らの起こしたパリモードの革命であった。

 70年代後半になって、日本のテクノロジーが世界を席巻しだした。79年にはハーバードのヴォーゲル教授が「ジャパンアズナンバーワン」という書をなし、アメリカに対して、日本を見習えという警告を出した。そして、世界経済が第2次オイルショックで停滞する中、日本のみが持続的経済成長の道を突っ走ったのである。日本製工業製品への憧れとともに、寿司などの食文化までが世界に浸透していった。日本の「美」もまた再認識され、77年「ニューズウィーク」誌に山口小夜子が登場し、世界のモデル界のトップに君臨した。「小夜子マネキン」が作られ、世界各国の一流店のウィンドウを飾ったほどである。

 85年のプラザ合意を経て、日本はバブルへと突っ走るのである。そして、90年を境に、「自信のない日本」を演じるようになる。若者層の失業率が高くなり、社会性に欠けた若者が増えていった。

 だが、「社会性がある」というのは「日本という殻に閉じ込められている」ということでもある。
 「戦後の社会性」を失った日本人は、「自尊心をもった社会性」を目指す者と、「まったく新しい独創性」を目指す者とに別れていった。前者の代表が「声に出して読みたい日本語」であり、後者がオタク文化である。そして、2つの流れが世界へと向かい、第3次ジャポニスム・ブームを生み出したのである。

 第3次ブームは、今、最高潮に達しようとしているところである。絶頂期に到達しつつあるが、少なくとも2010年頃までは続きそうな勢いである。今回は、より一般大衆への影響が大きくなっている。
 第1次ブームは欧米の文化人が主体であった。第2次ブームは世界の大人たちが主体であった。第3次ブームの現在は、漫画・アニメが主体となっており、大人にも子供にも日本文化として受け入れられるようになっている。食事の面からみると、伝統的な寿司・天ぷら・刺身ではなく、焼きそば・焼肉・牛丼・肉じゃがといった家庭料理が主体となっている。ブラジル・サンパウロでは、ブラジル伝統料理より、焼きそば・焼肉の日本料理店の方が多いらしい。

 90年代末は、オタク文化が先に世界を駆け巡った。芸術面では、村上隆がルイ・ヴィトンのバッグをデザインし、NYに塔を建てた。映画では、宮崎駿がベルリン映画祭の金熊賞とアカデミー賞を受賞した。アニメ・漫画では、ポケモンやパワーレンジャー、遊戯王が世界へと向かった。

 90年代は留学は流行し、TOEFL、TOEIC受験者が急増したが、結局、英語を習得して活用できたものは少数であった。「国際化=英語」と考え、日本を飛び出していった人々は、英語習得の先にある「モノ」を持っていないことに気づき、虚しさとともに日本に帰ってきた。
 21世紀になり、空虚な日本人が再び自分の国へ目を向けた時はじめて、日本伝統の再構築が始まった。その再構築作業は、日本文化に興味をもった外国人とともに混じり合いつつある。


座頭市
(映画を見てない人は、読まない方が良いです。今まで見た映画の中で、優秀作品5本指の中に入る、とだけ言っておきます。あと、瞬き(まばたき)はなるべくしないように。殺陣が一瞬なので見逃します)

 映画界における伝統文化のジャポニスム・ブームが、座頭市である。先日、ベネチア映画祭で監督賞を受賞した座頭市」を見てきた。
超映画批評シネマチェックバラ色映画日記はてなDiaryに書かれているように、殺陣(たて)はすばらしかった。史上最高と断言できる。いわゆる「チャンバラ」でない。「殺陣」である。
 新奇性も十二分にあり、北野武の金髪も違和感はなかった。ガナルカナル・タカのコメディーもアクセントを添えていた。バックに流れる音楽も、それに合わせて踊るタップダンスも良かった。違和感はなかった。

 だが、何かが足りなかった。色々考えたのだが、映画全体のリズム(音楽のことではない)が変なのである。ある批評サイトには、脚本が弱いと書いてあったのだが、私は、ビートたけしの性格にあると思う。この映画を音楽に例えると、ロックとクラシックが混じっているような感じがするのである。
 音楽でも、エレキギターでクラシックを演奏することはできる。だが、クラシックをアレンジして、ロック調にしてから演奏するのが普通である。だが、この座頭市では、クラシックを編曲せずに、楽譜を見たまま、エレキギターで弾いているような感じなのだ。その結果、突然、ロックになったり、クラシックになったり、違和感を覚えるのである。つまり、殺陣とコメディー、ダンスはロック調なのだが、日常会話や回想シーンがクラシック調のままなのである。北野武は、ちょっと手を抜いてしまったのだろう。
 もっとも、苦言を述べはしたが、日本の映画史に残る作品とは思う。ぜひ、ご覧あれ。


 ここの批評には驚いた。これは、映画を見る前には、絶対見ないように。
以下、隠し文字。反転すれば読めます。ネタばれなので、映画を見てない人は、絶対、読まないように。
映画を見ての疑問点は、2点あった。
第1は、市はハーフなのかどうか、という点である。髪が金色なのも、目が変な色をしているのも、彼がハーフであり、その差別を避けるため、盲目のふりをしているという説がある。第2は、彼は見えるのか、見えるふりをしているが実は見えないのか、という点である。私が、彼の目が灰色の曇った色をしていたことが、本当は見えないのかもしれない、と思うのである。)

 今まで、私は北野映画を評価していなかった。なぜなら、今までの映画はアートだったからである。彼は、芸術映画(アート映画)を撮ろうとした。だが、アートというのは、人気を度外視したものであり、一般大衆にとっては「死んだモノ。過去のモノ」である。(アートを全否定するわけではなく、私自身、アートをこよなく愛するので、誤解しないように)。
 ビートたけしはポピュラーな笑い、つまり娯楽で生きてきた。それなのに、彼は娯楽を無視して映画を撮ってきた。私は、「娯楽の天才、北野武は娯楽から逃げていた」と感じたのである。だが、今回、彼は高尚なアートではなく、地べたに座って映画をとった。彼のすばらしいエンターティメント(娯楽)映画を高く評価したい。

第3次ジャポニスム・ブームと映画
座頭市は、先日、トロント国際映画祭でも最高賞を受賞したとのこと。アカデミー賞(国際賞)を受賞する可能性も高くなった。また、サムライを参考にしたアメリカ映画が同時期に公開される。

 タランティーノ監督の新作「キルビル
 トム・クルーズ主演の「ラストサムライ

 この流行は、伝統に重点をおいたジャポニスム・ブームの一環だろう。だが、北野武の「座頭市」の前には、外国人の撮ったサムライ映画はウソの臭いが漂ってしまうのである。なぜなら、本当の真剣の試合というのは、一瞬で決まるからである。

 ハリウッド映画では、主人公が敵のボスの攻撃に苦しみながらも、最後は大逆転で勝つ、というのが定跡である。スターウォーズのダークベーダー達が光の剣でやるチャンバラに代表されるように、敵ボスを倒すのに、5分も10分もかかる。
 だが、日本の「美」というのは、一瞬の中に美しさがある。日本人の私にとっては、その一瞬が美しいのだが、外国人にはそれが分かるであろうか。ジョージ・ルーカス監督は黒澤映画に大きな影響を受けており、日本映画のチャンバラを参考にしたはずではあるが、その「一瞬の美」までは理解できなかったようである。



余談(映画を見てない人は、読まないように)
さて、柄本明が出てくるが、彼の俳優としてのすばらしさをご存知だろうか。先日、NHK芸術劇場で放送していたチエーホフ作「煙草の害について」を見た。柄本明のみが登場人物の1人劇であるが、彼の演技というものをはじめて知った。柄本明がなぜ、有名な作品に多数出演しているのかが、初めて分かった。一度、彼の舞台をじかに見るべきであろう。また、チエーホフの劇というのも面白そうである。

2003/8/29(金)

宅間守被告は死刑にすべきでない
 今日の題材は、非常に刺激的なものである。題を見て、一部の人は反感を覚えるかもしれないが、以下の文を読んでもらいたい。
 昨日、大阪地裁にて、宅間守の死刑判決が決まった。だが、むなしさだけが残ったのである。彼は望んでいた死刑判決を与えられた。それで?
 彼の中には、彼自身の法則があるのだろう。そして、その法則の中では、大量殺人をすることは許されることなのである。その結果、死刑となることもまた、彼の法則に従うことなのだ。つまり、彼は、自分自身を殉教者と思っているのだろう。殉教を望むものに死を与えることは、被害者心理として許すことが出来ない。では、どのようにすればよいのだろうか。答えは、彼の中の法則に反する規則を強制的に与えることである。
 一般的に、死刑囚は懲役もなく、待遇の良い刑務所生活を送れるという。そのような生ぬるいことは許されないし、彼を甘やかせることは遺族心理としても許せないだろう。では、どうすれば良いだろうか。一案としては、革手錠をして拘束し、手を使えないようにして、独居房に放り込むのが良い。手を使えないので、当然、食事は犬食い。そして、その苦しみから、宅間被告が殺してくれ、と叫んでも、永遠に屈辱を与え続けるのである。独居房と革手錠は、非常に苦しいものらしい。数年間、独居房に閉じ込められれば、気が狂ってしまうと言われている。そして、数十年たって、宅間守が正気を失ってから死刑をすれば、遺族の人もなんとか納得できるのではないだろうか。

2003/8/27(水)

21世紀は、核拡散の世紀。----アメリカの2枚舌外交が、核拡散をもたらす。
 20〜30年前、5大国以外が、核兵器を所有することは、タブーであった。 南アフリカが過去に核兵器を保有していたが、すでに破棄したといっている。
 しかし、今、核所有が流行となっている。 数年前には、インドとパキスタンが核実験を行ったが、誰も止めることができなかった。経済制裁も行ったが、911の後は、なし崩しになっている。また、イスラエルも推定100〜200発の核兵器を所有しているが、アメリカは黙認している。
 北朝鮮は、1〜2個とはいえ核兵器を開発した可能性が高い。本日からの6カ国協議で議論に進展が見られなかったら、9月9日の革命記念日に核爆発実験をする可能性は小さいながらもある。
 また、イランでも核兵器開発が進展している。この流れは、たとえイランのイスラム政権が崩壊して、民主主義的な政権に変わったとしても、変わらないだろう。 イランの人々にとっては、イラクが核開発を始めたときの、イスラエル爆撃を思い出すであろう。81年、イスラエルは、建設中のイラク原子炉を爆撃して破壊したのである。
 先日、8月14日、イランは、ブシェール原発2号機建設の契約推進を決定した。ブシェール原発とは、ロシアの協力でペルシャ湾岸に建設中のイラン初の原子力発電所であり、出力百万キロワットの軽水炉である。1970年代、ドイツ企業が建設を始めたが、イラン・イラク戦争(80―88年)で破壊され、核技術の拡散を危ぐする米国の圧力もあり事業継続をいったん断念。その後ロシアが建設引き継ぎの交渉を開始、95年にイランとロシアは1号機の建設契約を正式に結んだ。05年以降に1号機を稼働開始予定である。

 様々な問題があるが、核兵器使用の閾値を低くしている一番の原因はアメリカ自身にある。今、アメリカでは、小型核兵器の使用が検討され、「小型なら問題ない」という意見が増えてきているようである。
 日本のヒロシマ・ナガサキを見てもらえればよい、という意見があるが、これは非現実的である。なぜなら、第3世界の国々では、国家権力が強い。そのような国で、国家の意思に反する運動は抑圧されるのである。「我々は民主主義国家である」と言っているアメリカでさえ、スミソニアン博物館での被爆者遺品は展示することが出来なかったのである。つまり、核兵器所有の国では、反核運動をすることは社会的に許されないのである。

 NPT体制の崩壊は迫っている。韓国でも、若い反米の人々の中には、核兵器を持つべきだという意見があるようだ。もし、韓国、ロシア、中国、この3カ国に囲まれた場合、我々日本人はどうなるのであろうか。あと30年間くらい、我々の目が黒いうちは、日本人の意識もまだ変わらないであろう。だが、その後は・・・。
 21世紀は、核抑止論のタガが外れた恐ろしい世紀になりそうである。この流れは、止められないだろう。

 最後に、我々投資家は、どのように動けばよいのか考えてみよう。
(1) 北朝鮮核実験成功の場合 日本株は売り、日本円も売り、金は買い。 原油は難しい。ちょっとは上がるかもしれない。
(2) イスラエルのイラン原子炉攻撃の場合 株は売り、金は買い。原油は暴騰。 ドルの下落で、日本円・ユーロが上がるかも。

2003/8/15(金)

住宅ローンを借り換えよう
 ここ数年、日本では70年ぶりのデフレが進行しています。1982年から卸売り物価は低下していますが、消費者の立場でみると最近、特に顕著になっています。 そのため、長期金利も低下傾向が続いています。普通の人にとっては、「何やそれ」「だから?」という声があるかもしれません。しかし、住宅ローンを借りている人には、人生設計を左右するほどの影響があります。
 ここで、毎日の長期金利を見たいなら、 Nikkei Net「債券投資まるごとガイド」の上方に、「長期債利回り」と書かれた1%前後の数字がありますが、これが固定型住宅ローンを計算するための基準となります。(いわゆる、長期金利を指す)ここのサイトの「国内マーケット」をクリックして、このページに行き、 下の方の「長期国債」という項目のグラフ(長期金利のこと)を見ると、6月30日の長期金利は0.85%です。ちなみに、三井住友銀行の35年2.98%の広告が出た6月20日頃は、長期金利は0.6%位です。

 さて、7月18日のトピックス「長期金利の動向と今後の見通し」を見ると、
「長期金利の低下が継続するかどうかという点であろう。これについては、私自身は一時的といった見方をせざるを得ない。景気回復期待も多少なり出てきていることもあり、また、長期金利の0.4%台というのはさすがに異常との認識も債券市場関係者の間では広がっている。このため、もう闇雲に債券を買う(金利が下がる)といった行動は投資家も起こしにくい。」
「そうはいっても、まだデフレ懸念も解消されたわけでもないため、ある程度の資金は国債を中心とした債券に引き続き投資せざるを得ない(金利が上がらない)ことも確かである。」
「今後の長期金利のレンジを予想すると、長期金利は低下したとしても、0.9%程度。また、上昇したとしても、1.5%あたりまでと思われる。このレンジをブレイクすることになれば、それは経済実態がよほど悪化するか、もしくは反対に景気回復期待の強まりなどによるものと思われる。」
 色々引用しましたが、つまり、今後、将来、数十年に渡って、ふたたび0.4%まで金利が下がることは、99%の確率で、ありえません。おそらく、下がったとしても、0.65%くらいでしょう。 え〜、ちなみに、この日経のサイトには個人向け国債の話がたくさんありますが、絶対、買っちゃ駄目ですよ。損しますから。

 長期金利が上がる原因は2つあります。(1)景気が本格的に回復する場合。(2)景気が回復しなくて、日本政府が借金がさらに膨らむ場合。もし、あと5年以内に景気が回復しなければ(2)になる可能性はあります。もっとも、私は、2006年景気回復論を唱えてるんですがね。
 まあ、とにかく、今、この1ヶ月が住宅ローン借り換えの大チャンスなのです。

 では、実際に、住宅ローン金利を見ていきましょう。

住宅問題研究所より
民間ローン金利の推移(都市銀行の例)
                         (2004年3月2日追加)

(1)東京三菱銀行
 ここは、日本で最も倒産しにくい銀行なので、サービスが悪いです。

(2)三井住友銀行
 35年間、2.98%固定金利 (←2003年8月現在であり、変動します)
  これは、すばらしい。
 三井住友銀行に問い合わせたところ、この金利キャンペーンは8月末まで続くそうです(予定)。だから、今なら間に合うかも。

(3)みずほ銀行
 ここを見ると、7月1日〜7月31日の10年間固定金利は3.000%、20年間固定金利で3.750%だそうです。
 ここを見ると、9月末までは、 優遇内容 「固定金利選択方式(2年、3年、5年、7年、10年)を選択された場合、借入当初の固定金利適用期間中について、金利を基準金利から年0.7%優遇いたします。」 とあります。 これはお得。しかし、この優遇内容は、15年固定や20年固定の場合は適用されるのでしょうか?その辺りは聞いてみてください。もし、適用されるなら、ぜひとも、15年固定、20年固定をお勧めします。
 20年固定金利の場合
  1〜10年:3.050%  
  11〜20年:3.550%  
  21年〜:変動金利 となるはずです。
 さて、最近、りそな銀行がつぶれて公的資金を入れましたが、みずほ銀行も同じようになる可能性はないのでしょうか? 私は、倒産する可能性は低いと思います。みずほ銀行は世界第2位の大きさの銀行です。もし、つぶれれば日本経済は破綻します。そのようなことは政治がさせません。また、万に一つの確率で倒産したとしても、住宅ローンは継続できることが過去の事例では分かっています(過去に倒産した銀行では、住宅ローンは継続できた)。 そういうわけで、住宅ローンが駄目になる可能性は0%と思います。

 ただし、注意しなければならないのは、(1)長期の固定金利ローンにしないと意味がないこと (2)現在の金利がある程度低い場合、借り替えると逆に高くなる可能性があること、です。
 最終的な決断は、自己責任にてお願いいたします。


何年ローンにするべきか
 また、借り替えのとき、残り20年借りるか、35年いっぱい借りるかという問題があります。ここで注目すべきは、将来の負担の割合です。では、将来、いくら給料をもらえるのでしょうか。

 この統計の一番上のもの。 家計(収入・支出) 1世帯当たり1か月間の収入(勤め先収入、事業・内職収入、預貯金引出など)額、 支出(生鮮肉、一般外食、家賃地代など)額 家計調査(二人以上の世帯)[毎月] を見てみましょう。ここの、長期時系列データの 「18−2 1世帯当たり年平均1か月間の支出−勤労者世帯」 (昭和38年〜平成13年)(全国) のエクセルデータをダウンロードして、見てみます。
 実収入の項目(毎月平均)を見ます。
昭和38年:53,298円
昭和39年:59,704
昭和40年:65,141
昭和41年:71,347
昭和42年:78,725
昭和43年:87,599
昭和44年:97,667
昭和45年:112,949
昭和46年:124,562
昭和47年:138,580
昭和48年:165,860
昭和49年:205,792
昭和50年:236,152
昭和51年:258,237
昭和52年:286,039
昭和53年:304,562
昭和54年:326,013
昭和55年:349,686
昭和56年:367,111
昭和57年:393,014
昭和58年:405,517
昭和59年:424,025
昭和60年:444,846
昭和61年:452,942
昭和62年:460,613
昭和63年:481,250
平成01年:495,849
平成02年:521,757
平成03年:548,769
平成04年:563,855
平成05年:570,545
平成06年:567,174
平成07年:570,817
平成08年:579,461
平成09年:595,214
平成10年:588,916
平成11年:574,676
平成12年:560,954
平成13年:551,160
 いやー、平成3年と平成13年の給料はほとんど変わってないんですね。デフレですねえ。 20年前の昭和56年は、36万円。 30年前の昭和46年は、12万円。 (ちょうど、昭和47〜50年のころは、オイルショックで物がなくて、トイレットペーパーがスーパーの棚からなくなり、超インフレのころでした。なんで、オイルショックでトイレットペーパーがなくなるのか、今から考えると不思議ですね。群集心理というやつでしょうか。)

 現在の給料を約55万円位だとすると、給料は10年間で変わらず、20年間で1.5倍、30年間で約4.5倍になりました。 昔のようなインフレは、もう起きないとは思いますが、それでも、30年後には給料は少なくとも2倍になっているでしょう(年功序列による賃金の上昇は無視します。つまり、今、35歳の人が50万円の給料があったとすれば、30年後に、35歳の人が100万円もらえるだろう、ということです)。30年たてば、年金をもらう世代になっているかもしれませんが、年金は物価に連動するので、インフレが起きれば受け取る年金も上がります。 また、定年退職の頃には、物価は上がっているはずですから、退職金もたくさんもらえるはずです。その退職金で残りを支払えばよいでしょう。

 ただし、問題は、30年たっても、まだローンがあると考えなければならない心理的負担があることです。また、50歳を越えて会社を首になったとき、ローン返済に困って、家を売らなければならない可能性があります。そういった人は、この不況で増えているそうです。
 もう1つ注意すべき点は、子供の教育費が最もかかる16〜22歳のときに、住宅ローンがどのような負担になるかですね。20年間借りて、毎月、ちょっと重い負担があるが、早めに返す方法。 30年間借りて、毎月、軽い負担ですむが、60歳をすぎてもローンが残るという心理的負担を負う方法。 どちらを選ぶかは、あなた次第です。

(参考サイト)住宅問題研究所

余談1
 今、一番良いのは、低い固定金利で借金して銀座の土地を買いあさって、変動金利で他人に貸せば30年後には大儲けということです。金があればですが・・・。

余談2
 アメリカでは、固定金利型30年住宅ローンは平均で年5.7%で、60年代以来の低さだそうです(7月末現在)。今年の住宅ローン全体の63%は、借り換えをしている分だそうです。 日本が低すぎ!

債券ベア・ファンドを買おう
 もし、将来、金利が上がる(インフレになる・デフレが終わる)と思うなら、「債券ベア型」のファンドを買いましょう。 長期金利が上がれば、儲かる仕組みの金融商品です。ここに色々あるので見てみましょう。買うタイミングは、2回あると思います。
 1回目:今後2〜3ヶ月以内に、長期金利が0.8%位になった時。 2回目:2005年頃に、景気が悪くなり、長期金利が下がった時。
 今(今後2〜3ヶ月以内)、買うとしたら、 T&Dアセットが販売している日本債券ベアが良いでしょう。このファンドの価格の(短期のグラフ5年間のグラフ)グラフを見ると、長期金利のグラフと連動しているのが、お分かりかと思います。
 最終的な売買は、自己判断にてお願いします。

2003/8/10(日)

株式投資の基本(3)------データを蓄積しよう
 経済学の教科書の中に、景気サイクル理論というのがあります。周期の長さにより、4種類に分けられます。

1. キッチン・サイクル(3〜4年):在庫循環
 出荷・在庫バランスの推移を見る。 日本では、1995年始め、1997年末、2001年始め、が底であった。
2. ジュグラー・サイクル(7〜12年):設備投資循環
 設備投資のGDP比率を見る。 日本では、1990年から低下傾向が続いている。
3. クズネッツ・サイクル(14〜30年):建設投資循環
 建築着工面積(鉱工業)の推移を見る。 日本では、1990年から低下傾向が続いている。
4. コンドラチェフ・サイクル(48〜60年):長期波動
 国内企業物価指数(旧卸売物価指数)の推移を見る。 日本では、1982年から低下傾向が続いている。

 今の日本は、2、3、4のサイクルの終焉が一挙に来ている状態なのですが、その話は、また、いつか・・・。
 株価も、上記の4種類のサイクルに連動していることは当然です。そのため、サイクルが一回りする間の株価データを集める必要があります。つまり、クズネッツ・サイクルの一周期分のデータを集める必要があります。

 よって、1985年頃からの株価データを集めましょう。
(コンドラチェフ・サイクルの60年分を集めるのも手ですが、60年もたてば企業の体質や事業内容も変わっているでしょうから、あまり意味がないかもしれません)
 美玲ソフト等を使って、ヤフー・ファイナンスからダウンロードする方法もありますし、パンローリングでは、約3万円で売ってます。 また、一部の証券会社や先物取次会社では、無料でデータサービスをしてくれる所もあります。

 また、もっと短い、日中データも集めましょう。5分足データと15分足データは確保しておくのがよいでしょう。証券会社や、先物会社の中には、日中足データ1週間分を無料でダウンロードできるところも多々ありますので、毎週末の行事とすればよいでしょう。これは、スウィング・トレードで役に立ちます。  日足データは、金で買えます。しかし、一ヶ月以上の日中足データは、一般的には金で買えません。金で買えないものほど、高いものはないのです。 たとえ今すぐ使わないといっても、今日から、5分足と15分足を集めましょう。

2003/8/07(木)

ブッシュは再選されるか? (失業率と大統領選挙の関係)

 アメリカの大統領選挙が、残り1年余りとなった。最近のブッシュ大統領の政策は、おのずから選挙を意識したものとなってきている。
 さて、新聞などを見ると、失業率の数字は、大統領選挙の帰趨を決めると書かれていることが多い。みなさんも耳にしたことはあるだろう。本当だろうか。そこで実際に調べてみた。

失業率 変化(4年間) 民主党 共和党
1888 クリーヴランド ハリソン
1892 3.0 クリーヴランド ハリソン
1896 14.4 11.4 ブライアン マッキンレイ
1900 5.0 -9.4 ブライアン マッキンレイ
1904 5.4 0.4 パーカー S・ルーズヴェルト
1908 8.0 2.6 ブライアン タフト
1912 4.6 -3.4 ウィルソン S・ルーズヴェルト(革新党)
1916 5.1 0.5 ウィルソン ヒューズ
1920 5.2 0.1 コックス ハーディング
1924 5.0 -0.2 デイヴィス クーリッジ
1928 4.2 -0.8 スミス フーバー
1932 23.6 19.4 F・D・ルーズヴェルト フーバー
1936 16.9 -6.7 F・D・ルーズヴェルト ランドン
1940 14.6 -2.3 F・D・ルーズヴェルト ウィルキイ
1944 1.2 -13.4 F・D・ルーズヴェルト デューイ
1948 3.8 2.6 トルーマン デューイ
1952 3.0 -0.8 スティーヴンソン アイゼンハワー
1956 4.1 1.1 スティーヴンソン アイゼンハワー
1960 5.5 1.4 ケネディ ニクソン
1964 5.2 -0.3 ジョンソン ゴールドウォーター
1968 3.6 -1.6 ハンフリー ニクソン
1972 5.6 2.0 マクガバン ニクソン
1976 7.7 2.1 カーター フォード
1980 7.1 -0.6 カーター レーガン
1984 7.5 0.4 モンデール レーガン
1988 5.5 -2.0 デュカキス ブッシュ
1992 7.5 2.0 クリントン ブッシュ
1996 5.4 -2.1 クリントン ドール
2000 4.0 -1.4 ゴア ブッシュ
2001 4.8
2002 5.8
2003
2004 ブッシュ

赤文字が、大統領となった候補者である。
「変化」というのは、4年前の失業率との比較である。

1890年以降、再選されなかったのは、3回ある。
1回目は、1932年。失業率が4年間で19.4%増加した。フーバー大統領が落選したのは当然である。
2回目は、1980年。失業率は逆に低下した。しかし、カーターには「弱い大統領」というイメージがつきまとい、レーガンに負けた。
3回目は、1992年。失業率は2.0%増加した。父・ブッシュが、クリントンに負けた。

また、政権が共和党から民主党へ移行した1976年を見ると、失業率は2.1%増加し、7.7%になっている。
しかし、1972年には、失業率は2.0%増加したのに、ニクソン大統領は再選を果たしている。もっとも、増加したと言っても、5.6%になっただけなので、元に戻ったとも言える。

 今現在のアメリカの失業率は、6.4%である。2000年から、2.4%増加したことになり、危険水位に達している。もし、7%まで上昇すれば、ブッシュ大統領の再選は難しいと思われる。
 しかし、1980年のパターンが使えるかもしれない。「強い大統領」というイメージ戦略を使うのである。つまり、戦争である。
 大統領選挙という視点から見ると、朝鮮戦争、またはイラン戦争の起きる可能性は、大きいのではなかろうか。

経済面でも、ウルトラCはあるのだが、それはまた次回に。

2003/8/04(月)

株式投資の基本(2)------ トレードを始める前に・・・
7月23日に紹介した本から抜粋し、自分なりにアレンジしたものです。

(1)記録
まず、最初にノートを2 or 3冊準備しましょう。
 1冊目には、すべての売買記録と損益の合計を書いていきます。さらに、方眼紙をノートに貼り付けて、損益グラフを描きます。1ヶ月ごと(月末)に区切りをつけ、損益合計金額を書き加えます。それを毎月続けます。未決済のモノがある場合は、月末の終値から仮想計算し、違う色のペンで書きましょう。ただし、グラフには決済済みの損益のみを書きます。
 グラフを見ると、最大ドローダウンから元に回復するまでの期間が分かります。
(最大ドローダウンとは、最高の利益から、最大どれだけ損失を出したかを指します。例えば、100万円の収益があり、その後、何回か損失を出して30万円まで利益が減った場合、最大ドローダウンは70万円となります)
何年も生き残っているプロのトレーダー達を調べると、最大ドローダウンからの回復の長さは、平均して20ヶ月です。つまり、20ヶ月以内に元の最大収益額まで回復すれば、あなたのトレード・システムは、平均以上のものとなります。しかし、個人トレーダーにとっては、20ヶ月は長すぎますね。各自、工夫しましょう。
 2冊目には、売買日記です。日付と、その日の売買記録を赤ペンで書いた後、なぜ、その売買を行ったか等を黒ペンで書いていきます。チャートなどを添付すると、より分かりやすいでしょう。
 3冊目には、様々なアイデアや、その日の売買とは直接関係ない記事などを書き込んでいきます。2冊目に、書き込んでも良いです。

ここで、必ず誰かは次のような質問するでしょう。「それをパソコン上に残しては駄目?」
駄目です。パソコン上のものは、簡単に消えます。また、あなたのパソコンのハードディスクの中は情報のゴミに埋もれていませんか? ノートというのは、本棚に並べておけば、50年たっても見直すことができるのです。「そんなに保存する必要などない」という人は、今すぐマーケットから身を引きましょう。1週間後、1年後、そして、10年、50年後に見直せば、自分のトレードの欠点が分かるのです。私はノートを見返すたびに自分の愚かさに悩まされますが、自分の進むべき正しいトレードへと導いてくれる光となっています。

(ちなみに、この世で最も長期間、記録として残る媒体は何か、ご存知ですか? それは、石です。1万年前のラスコー壁画を例にとれば分かるように、最も保存がきく記録媒体は石なのです。その次が和紙、洋紙となります)

 また、ノートというのは、流し読みをする場合、読みやすいものなのです。パラパラとめくっていけば、1年分の日記であろうと、自分の過去を見返すことができます。
 ただし、ノートにも欠点があります。パソコンのように、検索機能が使えないことです。どこに書いたか思い出すのに、苦労することがあります。その解消方法は、パソコンに打ち込んだものをプリントし、ノートに「水のり」で貼っていけばよいのです。なぜ、スティックのりでは駄目なのか。なぜなら、水のりは、はがれにくいからです。とにかく、紙に残すことが重要です。

(2)資金管理
 これから、最も重要なことを書きます。初心者がトレードで重要に感じることは、「いかにして、1回1回のトレードで利益を上げていくか」かもしれません。しかし、最も重要なことは、資金管理であり、「一回のトレードにどれだけの資金をつぎ込むべきか」を決めることなのです。

伝説のディーラー、ラリー・ウィリアムズは、次のように決めました。
取引量=(口座残高 X リスク%)÷最大損失
リスク%には、0.10(10%)〜0.12(12%)以下が適当ですが、私は0.12を利用することにしました。
しかし、「投資苑」などを見ると、0.02(2%)が適当だと書かれています。

口座残高が100万円、リスク%を0.12、取引1回当たりの最大損失を5万円とした場合。
(100万円 X 0.12)÷5万円=2.4

(先物の場合)2.4枚、つまり2枚建てれば良いことになります。2.4枚なのに、なぜ、3枚でなく2枚か。それは、3枚となると、リスク%が15%となり、リスクをとり過ぎるからです。
(株の場合)2.4千株、つまり2千株を売買すればよいのです。

ちなみに、私は、商品先物を30万円からスタートさせたので、リスク%を12%とすると、最大損失は3.6万円以下にしなければなりません。しかしポジショントレードを行うには、そのリスク%では難しいので、私は最初のうちは、かなり大きなリスクをとっています。

(3)ストップロス (最大損失を計算する)
 初級者は、ストップロスの目標値をかけずに売買をスタートさせます。そして、損失を出せば、「いつかは戻る。いつかは戻る。」と念じて、損失を拡大させていきます。
 中級者は、ストップロスをしっかりとかけます。そして、早めに損失を計上します。
 しかし、ストップロスをかけすぎることは、逆に大きな損失を出す原因となります。結果としてみると、中級者の方が初級者より、損失が大きくなることが多々あります。統計学的に計算すると、資金が大量にある場合、ストップロスがない方が、ストップロスをかけるより大きな収益を上げることができます。
 超上級者は、ストップロスの頻度が最小限になるようなルールを作るのです。

では、ストップロスすべき価格の計算方法は?
一例を上げます。
「真の値幅(TR)」というものを、まず計算します。

(当日の高値)ー(当日の安値)
(当日の高値)−(前日の終値)
(前日の終値)−(当日の安値)
の3つの値のうちの最大値が、真の値幅(TR)です。

N=真の値幅(TR)の15日平均 (単純平均 または 移動平滑平均)

<d日の移動平滑平均の求め方>
前日の移動平滑平均を s とすると
 s + ((当日のN) ー s ) X (2÷( d + 1 ))

ロスカット=買値ー2N
(お好みで、「買値ー1.5N」などでもよい)

これは一例であり、また別の方法もあります。
しかし、重要なことは、「自分で決めたロスカットには絶対、例外を作ってはいけない」ということです。ルールにそってトレードしましょう。
(と言いつつも、先日も私は自分のルールを曲げ、損が拡大しました)

(4)トレードのタイプ
 期間から派生する分類。2.5種類あります。
ポジショントレード(5〜10日以上)と、スウィングトレード(数日以内)に大きく2種類に分けられます。
また、スウィングトレードの中には、デイトレード(1日)も含まれます。

 手法による分類。3種類あります。
トレンドフォロー、カウンタートレンド、モメンタム・トレード。

理想は、期間と手法により、3種類をもち、たとえ1つの銘柄であっても、3つの方法で売買するのが一番安全でしょう。
また、ある特定の銘柄であっても、時間の移り変わりによって、トレンドフォローが良い時と、カウンタートレンドが良い時とに分かれます。そのタイミングを分別するのは非常に困難ですが、重要です。

(5)寝る子は育つ (適切なリスクで、リターンを大きく)
 「先物は危険だから、デイトレードで損失を大きくしないようにしている」という人が多いようです。しかし、デイトレードをするということは、ストップロスを頻繁にするということだから、(3)の「過剰なストップロス」に抵触します。つまり、デイトレードはより大きな損失を出しやすいシステムなのです。(1回のデイトレード自体は小さな損失ですが、何回も繰り返されると、結果的に大きな損失となります)
 デイトレードをする方が、取次会社はより大きな手数料収入を確保できます。そのため、この誤った認識を変えようとはしないのではないでしょうか。

 多くの先物初心者はデイトレードから入り、資金をなくして撤退していきますが、彼らは最初から失敗しやすいトレード方法を選択していることになります。初心者こそ、デイトレードを控えるべきなのです。
 また、日本市場では、日中の値動きより、オーバーナイトでギャップが生じることが多いのです。夜の間に大きな利益が大きく出るということです。つまり、「寝る子は育つ」です。当然、損失も大きくなる可能性はあります。しかし、きっちりとリスク管理を(ストップロスを設定)すれば、より大きなリターンが得られます。

2003/7/31(木)

小松方正さんは、諜報部員だった?(満鉄調査部とは)
 先日、俳優の小松方正さんが亡くなった。正直に言うと、団塊ジュニア世代の私にとっては初めて聞く名前であった。しかし、彼の経歴を見て、非常に興味がわいたのである。
 彼、小松方正氏は、満鉄、海軍、大蔵省に在籍後、俳優となったようである。大学に入ったのも、就職後と書かれていたため、おそらく高卒で満鉄に入ったのだろう。高卒にもかかわらず、満鉄、海軍、大蔵省という経歴は、すばらしいものである。おそらく、小松氏はかなり優秀だったと思われる。ただ、満鉄、海軍という経歴には、ある疑問が浮かんだ。彼は、そこで何の仕事をしていたのだろう。機械整備?経理? それとも、諜報?

 満鉄、いわゆる南満洲鉄道株式会社とは、明治39年、日露戦争で勝った日本がロシアから譲り受けた中国北東部の鉄道のことである。日本政府が作った国策会社であった。満州鉄道の軌道の周りは、日本の領土という扱いであり、日本の治外法権が線路に沿って延々と続いていたのである。その満州鉄道のなかに、調査部というのがあった。いわゆる「調査部」というのは、諜報機関である。
 諜報機関というと、おどろおどろしい感じがするかもしれないが、民間会社が商売のために細かく情報を調査していることと同じである。その調査に国家が関わる場合に、諜報機関と言っているだけである。現在においても、日本の諜報活動の一翼をになっているのは商社であるし、外務省の無能力ゆえに商社に頼っているとも言える。我々がよく接する諜報活動としては、フィリピンなどの外国でクーデターが起きる場合、その事前予想や危険度、邦人保護などの判断に、商社の情報網が活躍するのである。
 アメリカで最近話題のイラク復興の民間会社ベクテルなどは、調査が主なのか、諜報が主なのか分からない所もある。(という印象を私は受ける)

 満鉄調査部というのは、最大時には2000人以上もの人々が在籍していた。そこには、有能だが危険思想の持ち主として日本本土から飛ばされた人もいたようである。有名なところとしては、スパイゾルゲ事件に関わった尾崎秀美なども、満鉄調査部にいたのである。彼らは、結局のところは植民地支配の一翼を担っていたわけだが、共産・社会主義思想の持ち主も多々いたと考えられ、理想に燃えて優秀な仕事をしていたようだ。(伊藤忠関連企業が書いたコラム・瀬島機関のあった伊藤忠が書いたので、その辺は割り引いて読むべし)
 その後、軍事体制が強くなると、満鉄調査部事件というのが起き、左翼主義者たちは弾圧され、最終的には調査部は解体される運命となった。

 その調査部に、小松氏が在籍していたのなら、彼は諜報部員だったということにある。
 もっとも、小松方正さんは、満鉄にいたからといって、調査部ではなく、運転士や整備士などであった可能性が大いにある。だから、諜報部員というのは大嘘かもしれない。私は調べ切れなかったのだが、間違っていたなら、ご容赦いただきたい。

参考資料(ちょっと面白い視点で書かれている)

 余談
 石原莞爾の名前がマスコミに出てくることがよくある。彼は、日蓮宗信者であり、平和主義者として書かれることが多い。彼が、平和を期待したのは間違いないと思う。しかし、それは中国を侵略・植民地化しての平和であった。もっとも、当時の多くの日本人にとっては、中国を植民地にすることが悪いという発想自体がなかったのではないだろうか。なぜなら、左翼思想の満鉄調査部員たちでさえ、平和な植民地支配を目標としていたのだから。つまり、「左翼=平和」というのは一致するものではなく、日本でその一致が見られるようになったのは1950年代以降ではないだろうか。

 昔、ある一般的な中国人に「なぜ、チベットを弾圧するのか?」と聞いたことがある。彼の答えは、「チベット人を豊かにして、助けてあげるためだ。」というものであった。つまり、戦前の日本人と同じ発想であり、なぜ悪いと言われるのか自体が分からないのである。

2003/7/23(水)

 先週金曜日から、商品先物売買を始めた。株式市場のマーケットを見るようになってから15年、商品先物という未知の世界に突入する。漫画・ナニワ金融道や人の噂では、商品先物は怖い世界というイメージがあった。しかし、リスク管理を徹底すれば、大損をすることはないのである。株式にしろ、先物にしろ、オプションにしろ、玉を建てた後に厳密なストップロス基準を設ければ大丈夫なのである。
 さらに売買も、自分の欲望と関係なく行えばよい。システム・トレーディングという機械的な売買をすれば、私の妄想と関係なく、儲けられるはずである。
 先週18日、30万円をタイコム証券に振り込み、スタートした。18日に、東京ガソリンを売り建てし、昨日、東京金を買い建て、近いうちに東京白金を売り建てする予定である。どうなるか。
 自分のシステムを作り出すのに、ここまで数ヶ月かかった。いまだ不完全なシステムではある。大儲けはしない。だが、損をしないシステムであるのは確かなようである。また、プログラムを自分で組まなければ完成とはいえない。そのため、Delphiの本を買い込んでいるが、進歩なし。


ここに、私が参考とした本を列挙していこう。ちなみに、半分くらいは「ツンドク」なので、あしからず。

株式投資の基本(1)------ 本の紹介(株式・商品ともに有用)
★「投資苑」 アレキサンダー・エルダー(パンローリング)
基本でしょ。まずは読むべし。最近、第2巻も出ました。
★「売買システム入門」 トゥーシャー・シャンデ ISBN 4-939103-31-5(パンローリング) 7,800円
かなりお勧め。システム構築の基本が分かる。
★「ラリー・ウィリアムズの短期売買法」(パン・ローリング)9800円
システムトレーディングの現役の伝説的英雄。
★「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」(パン・ローリング)28000円
巷の色々なテクニックが分かる。
★「トレーディングシステム徹底比較 第2版」(パン・ローリング)19800円
オシレーター系等がいかに、いい加減かが分かる。使い物になるのは、ほんの一握りである。
★タートルズの秘密(パン・ローリング)19800円
私は、この本で初めてシステムトレーディングに触れた。しかし、秘密が公開されたため、魔法の力はなくなった。
★「商品相場の技術」林輝太郎 6990円
商品先物を知るには、まずはコレ?
★「デマークのチャート分析テクニック」(パンローリング)
TDコンボなど。良さそうなので、買ったんだが、ツンドク状態。

●「実践ギャントレーディング」(日本経済新聞社)
ギャンについて知るべきだとは思うが、彼は投資ではなく、ニュースレターを発行して稼いだ。
●「ギャン理論」ジョージ・マクロークリン(総合法令)
「実践ギャン・・・」があれば、いらん。概略。
●「株式・債券・為替分析のためのエリオット波動原理」プレクター/フロスト(東洋経済新報社)
まあ、知っとくべきだとは思うが・・・。
●テクニカル投資の徹底研究 (パテント社)菅泰彦 2200円
●「シュワッガーのテクニカル分析」J.D.シュワッガー(ラジオたんぱ) 2,900円
●「カウンターゲーム」アンソニー・M・ガレア/ウィリアム・パタロンIII世(パンローリング) 2,800円
●「究極のトレーディングガイド」(パンローリング) A5判 416頁 ジョン・R・ヒル/ジョージ・プルート/ランディ・ヒル/長尾慎太郎/関本博英
まあまあ、良さそうな本だが、★の本があれば、いらんかも。
●『トレーディングシステム入門』(パンローリング) ISBN 4-7759-7003-8 C0033 トーマス・ストリズマン、柳谷雅之
●「相場師一代」(小学館)是川銀蔵 600円
あの、是銀でさえ、遺産は大借金であった。そのことを肝に入れて望むべし。

★が、お勧め本。
ちなみに、本の通りにやっても、儲からないしね。だけど、先人の知恵は入れておかなければならないし、本からアイデアがひらめくかも・・・

リンクも追加しました。

2003/6/14(土)

携帯電話の将来 -いつ、買えばよいか-

新しいタイプの携帯電話が次々と出ている。今の流行は、メガピクセル撮影が可能なタイプである。何を買えばよいかは、こちらのサイトを見てもらうとして、今、携帯を買い換えようと考えている人のために、今後の携帯発売予定ロードマップを考えてみよう。

2003年初夏: 100万画素撮影ができる第2世代携帯電話が発売(NTTドコモ・505iシリーズなど)
2003年晩秋: 100万画素撮影ができるFOMA携帯電話が発売予定
2004年冬〜春: 200万画素撮影ができる携帯電話が発売予定。(第2世代かFOMAかは不明)

新製品が出るたびに買い換える人はおいておく。2年以上買い換えていない人を対象として、お話しする。
今、新発売となっている携帯電話は100万画素が撮影可能なので、気楽なスナップショットには有効であろう。だが、デジカメの代用としては、少々物足りない。また、撮った画像を携帯電話でそのまま送ることは、技術的に不可能でもあり(縮小すれば送れる)、コスト面からも問題である。そして、来年2004年から2005年にかけてはFOMAが本格的に普及し、505iシリーズなどの現行世代は陳腐化していく。

 だから、もし、機能の充実した完成形の次世代携帯電話がほしければ、来年春〜秋まで待つのが良いだろう。
 だが、100万画素以上の携帯電話がすぐにでも欲しければ、今年中に買うのも手である。もっとも、ここでも問題がある。今、発売されている第2世代の505iシリーズを買って、高いデータ送受信代金を払うか。今年秋には発売されるであろうFOMAまで待って、 データ送受信代金を安く抑えるか。また、FOMAは電波が届く範囲が限られているという問題もある。
 
 私は、というと、まもなく発売されるSH505iを買うか、秋まで待ってFOMAの新機種を買うか、迷っているところである。

2003/6/13(金)

「かたづけられない女(男)」と労働生産性 - 無線ICタグの世界 -

 最近、「かたづけられない女」というのが話題になっている。テレビ・ココリコ黄金伝説にも、ゴミ屋敷とならんで出てくる。女はきれいに片付けている、という一般認識とのギャップから、「女」がクローズアップされているが、男も同様に片付けられない。かくいう私も「片付けられない男」である。(もっとも、テレビに出てくるほどはひどくないが)
 その私が今、注目しているのが、無線ICタグ。では、無線ICタグとは、どのようなものだろうか。

 大きさは、1mm以下のものであり、単価は現在のところ数十円。近い将来、数円、1円以下のものも出てくるだろう。電源はないが、外部から電波を当てると、応答してくれるようになっている。規格は2種類あり、1つは日本生まれ、もう1つはアメリカ生まれのもの。
対応OSは国産のTRONが使われる可能性もある。

 身近なところでは、定期券Suicaカード(関東地方のみ)がある。
 愛知博覧会では、チケットの中にICタグ(日立・ミューチップ)が入ることが決まっている。
 偽造防止として、お金ユーロの中に、ICタグ(日立・ミューチップ)が入ることが内定している。
 JR貨物は、荷物管理にICタグとGPSの併用を導入することにした。
 ウォールマートは2005年までに全商品にICタグをつけるように取引先に伝えた。

などなどあるが、記事にも出てくるように、今現在、日立のミューチップが一歩抜け出ている。
今年2003年はICタグ元年となりそうである。

IT Pro記者の眼「実用化前夜,大ブレークを予感させる「ICタグ」」
 この中では、万引き防止を唱えている。だが、これは、ホワイトカラーのための書類管理にも役に立つ。みなさん、様々な書類を見失い、捜すのに時間を無為に費やしたことはないだろうか。「書類捜索で丸1日かかった」と愚痴を聞いたこともあるだろう。
(コンピューターにデータを保存しとけばよいという人もいるだろうが、コンピューター・デジタルデータと、紙に残したデータとでは、紙の方が後世にのこりやすい。なお余談だが、さらに残りやすいのが和紙であり、この世で最ものこりやすいのは、石に刻んだデータである)

 とにかく、きちんと管理できる秘書を雇えるトップクラスのエグゼクティブを除いて、普通の会社員にとっては秘書代わりになるのである。それゆえ、労働生産性も格段に上がるはずだ。例えば、あなたが実質時給2000円で働いていたとしよう(月給40万円、1日8時間働いたとして計算)。書類捜索に2時間費やしただけで、あなたは4000円分を無駄遣いし、会社は4000円分の損をしているのである。コスト面から、すぐには採用できないが、あと数年たてば、チップや周辺機器も格段に安くなるだろうから、採用する会社も出てくるだろう。

 また、厚生省の薬害HIVファイル紛失事件なども起きなくなる。(薬害HIV訴訟で被告の厚生省の重要証拠ファイルが紛失したが、菅直人が厚生大臣になった3日後、ファイルが出てきたという事件) 機械をもって、ファイルを探せば、どこの棚の奥に隠そうとICタグから出てくる電波をキャッチして見つけることができる。

 さて、片付けられない男、私コイーバが思っているのが、家のすべての物にICタグを取り付けるということである。弁解させてもらうと、片付けられない原因の1つが収納スペースが少なすぎて、毎度毎度考えながらでないと片付けられないこと。今後は、適当に放り込んでおけば、ICタグを使って一発でみつけられそうである。
 もっとも、簡単にみつけられるからと、部屋の片隅で山積みとなるかもしれないが・・・

2003/6/03(火)

2004年6月ベビーブームの可能性 ー平成大停電は起きるか?−

 気持ちの良い天気が続いているが、徐々に暑くてクーラーをつける日も増えてきつつある。団藤保晴の記者コラム「インターネットで読み解く!」で指摘されているが、マスコミは騒いでいるが、日本国民は今夏の関東大停電を杞憂としてみている。天が落ちてくるより、大停電の方が可能性は低いと考えているかもしれない。しかし、本当に、今年の夏はやばそうである。(もっとも、私は関西に住んでいるので関係ない?はずだが)。

 さて、今こそ、新エネルギーの時代である。あと一ヶ月の間に、中規模以上の電力消費事業所に、コージェネ設備を入れればよい。コージェネ設備は初期費用が大きいことが問題なのだが、国が数ヶ月限定の補助金を出せば、あっという間に広がる。そうすれば、解決するはずだ。
 しかし、現状では、国にしろ、企業にしろ、「なんとかなるだろ」という様子である。まるで、今の日本経済そのものだ。「なんとかなるだろ」と言いながら13年。バブル崩壊から変化はなかった。熱した鍋に入るカエルである。

 本当のところ、どうなるのだろうか。本当に、大停電するのだろうか。数年前のカリフォルニア大停電では、家にいるしかなかったアメリカ人は、パートナーとやるしかなく、10ヵ月後、ベビーブームが起きた。日本でもベビーブームが起きるのだろうか。
 もっとも、クーラーのない日本の夏では、暑くて、あまり運動したくなるような気もする。

2003/5/25(日)

株式売買をするからには、経済もちょっとは勉強しなければと、経済学のマネゴトを始めた。まず、手始めに「経済史の理論」(J・R・ヒックス)でも、と読み始めたわけだ。第2章まで読んだのだが、そこから感じたことを記す。

日本社会の硬直性の原因と解決法(慣習社会と指令社会)
 ヒックスは、本の中で、社会には、慣習社会と指令社会と商業社会の3つがあると指摘している。だが、日本の今の硬直性を考える上で、慣習社会と指令社会には今一度、注目すべきだろう。

世界で唯一成功した社会民主主義国家・日本は、慣習社会である。
 漢から清まで中国帝国の官僚制度は指令社会だと、J・R・ヒックスは指摘している。しかし、それは間違いではなかろうか。確かに、官僚制度というのは、本来、トップが民衆に指示を与える指令社会であっただろう。しかし、高度に発達しすぎた官僚制度は、その内部が慣習社会となってしまい、仕事が儀式化するのである。つまり、平安時代の王朝文化が最も発展した時代のように、儀式がメインとなるのだ。儀式と化した仕事をする慣習をもつようになった官僚は、本来、指令主体であったはずだが、内部の慣習を外部の国家全体にも波及させようとするのである。結局、官僚制度は慣習社会と化すのである。
現在の日本がそうである。官僚制度が「慣習の指令」を末端に与えているのである。

 さて、その慣習社会が外圧に接したとき、どうなるか。外圧に対応するために慣習が変化するには、非常に時間がかかるだろう。そして、外圧に押しつぶされていくのである。

アメリカの指令社会
 アメリカ資本主義の会社運営方法はトップダウンで行うわけだが、その理由は、一度は軍組織にいたことがある人が多いせいでもある。今、トップとなっている人の中には、朝鮮戦争やベトナム戦争に徴兵された人も多い。また、アメリカの会社の人事では、軍隊を退役した後、組織の管理クラスに転職する人も多い。それゆえ、軍隊の指令社会に人々が慣れており、会社運営方法もトップダウンの指令社会になるのである。指令社会の会社組織は、外圧に柔軟に対応し、変化していくのだ。
 では、指令社会が良いかというと、人間一人一人が構成する社会にとっては不幸な仕組みである。なぜなら、軍隊を例にとれば分かりやすいが、末端の兵士一人一人の命の大切さなど考えないからである。

 上記のことをまとめると、慣習社会は外圧に対応できないが、指令社会は人間には不幸ということである。では、どうすれば良いのか。解は1つ。トップダウンでなく、ボトムアップの指令社会にすればよいのである。だが、このボトムアップの指令社会の実現のためには、重大な前提がある。それは、ボトムの人間が慣習に縛られないことだ。

 そもそも、慣習というものは、頭で理解できるものではなく、心の問題である。日常生活で考えてみよう。今まで、「塩辛い味噌汁」という慣習を数十年とってきた人間にとって、いきなり、「その慣習は不健康だから変えなさい」と言われても、すぐには変われない。頭では理解できる。しかし、舌にとっては、薄い味噌汁はおいしくない。では、どのように、その慣習を変えるのか。じっくりと何度も、その不健康さを説明し、相手の心が変わるように仕向けるのである。

 これを会社に当てはめて考えてみよう。心がとらわれる慣習を排除する、というのは訓練で身に着けるしかない。つまり、社員教育である。それ以外には手はない。心の慣習を頭で打破する訓練を積むのである。
 その訓練法までは、私は精通していないのでなんとも答えられない。一手段としては、コンサルティング会社に頼むのも良いだろう。または、その訓練法に長けた人間を外部から中途採用するのも良いだろう。だが、一番効果的なのは、トップが自ら慣習を打破する姿勢を示せばよいのではないだろうか。それが一番効果的だし、安上がりでもあるだろう。逆に、もし、トップが慣習にとらわれる姿勢を見せていたら、いくら社員教育をしても末端の社員は慣習にとらわれたままである。

 結局、ボトムアップの指令社会を実現するためには、トップが慣習打破の姿勢を見せなければならないというトップダウンに行き着いてしまった。つまりは、「ウチの社員は働かない」と言うトップの会社は、そのトップが無能という証拠なのである。(どこかの総合電機会社で、そのようにのたまった方がおられた。)

上記のことを書いた後、ネットサーフィンしていたら、以下のサイトを日経BPにみつけた。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20030327/1/
「部下の意識が変わらない」とお嘆きの方へ
(これが読めない人は、日経BPにユーザー登録してね。無料だよ)


イラク人にバグダッド日記「What is Raed?」が復活しました。(復活を伝える記事)トップの自由の女神像が印象的ですね。

2003/05/24(土)

新しい音楽の聴き方(スコアを読もう)
 私は、J-POPから、ロック、JAZZ、クラシックまで、なんでも聞く。お気に入りは、70年頃のアメリカのロックである。Deep PurpleやCream(エリック・クラプトンが所属したバンド)、日本では第2・3世代のスカパラダイス・オーケストラなどが好きである。数ヶ月単位で聞くジャンルが変わる。最近の邦楽のお好みは、B@by Soul「トキワの街角」であり、プロモーションビデオを流しながら、これを書いている。

 さて、クラシックの新しい聴き方を、ここでは書こう。
 別に、新しくもないのだが、私にとっては新鮮な聴き方であった。それは、スコアを読みながら聴くのである。えっ、スコアって何かって? スコアとは、楽譜のこと。つまり、楽譜を見ながら音楽を聴くのである。
 私がこれを始めた理由は、第一に、テレビで小沢征爾がやっていたからである。名のある人にすぐに感化されてしまう私は、自分もやってみたくなった。
 もう一つは、オペラに興味が沸いたからである。昔から、オペラは食わず嫌いで一回も聴いたことがない。しかし、見てもすぐには分からないと思われた。だから、まずは内容を知る必要がある。

 「音楽協会」の楽譜の入手ページへ行き、色々探した。(ここには、ロックから歌謡曲、クラシック、オペラまで多様な楽曲が膨大な量ある)その中の、VARIATIONS Prototype: Online Musical Scoresがクラシックやオペラが専門のようである。その中から、いくつかダウンロードし、紙に印刷した。ところが、7割くらい印刷して気がついた。「かさばりすぎる・・・」
 交響曲やオペラのスコアというのは、1曲でさえ大量にある(先日、4億円で落札されたベートーベン第九の草稿も約500ページあった)。紙代とインク代を考えると、買った方が安いかもしれない。

 そういうわけで、週末に堂島のジュンク堂へ行って、探してきました。買った本は
 スコアリーディング(諸井三郎 校閲)全音楽譜出版社
 ベートーベン「田園」や「四季」、「椿姫」など(全音楽譜出版社)
 1冊千円前後である。

 まず、帰ってから、「スコアリーディング」で、スコアの読み方を勉強。(私の音楽の知識は、幼い頃、ピアノを習っていただけ)
 なんとなく、分かったところで、「田園」を聞きながら、スコアを読んだ。(「スコアを読む」というより、「楽譜をなぞった」が正しいかも) いや〜、難しい。しかし、2〜3回、繰り返すと、主となる楽器は分かるようになった。そして、小さい音を出す楽器の「存在」も、なんとなく分かった。私の耳と安物スピーカーにとっては、そこが限界。
 しかし、スコアを読むことで、曲の流れと、どの楽器がメロディーを奏でているかが分かり、新しい世界が開けた感じがする。「感じ」だけかもしれないが、一度お試しあれ。

 で、オペラはどうしたかって? まだ聴いていない。先日、NHKで放映していた新国立劇場の「指輪」を少しだけ、見て聴いたが、あまり面白くない。やはり、オペラは遠い世界かも。

2003/05/03(土)

スパイソフト駆除(ポップアップ広告が出る場合)
 Windows XPに変えたら、非常にスムーズ。今まで落ちていた美玲ソフトを立ち上げても問題なし。さっさと早くアップグレードすべきでした。

 ところが、変なソフトが自動的に動いていることに気づく。C:\Program FIlesにGAINというフォルダーができ、Gatorというソフトが動いていた。詳しく調べてみると、DivX Proにスパイウェアが付属していることがわかった。(さらには、Real Playerもスパイウェアの一種だそうで、設定を色々いじりました
 このサイトの解説からad-awareというのがスパイソフト駆除には良いらしい。
 そこで、「うっき〜とあそぼう」というサイトの「スパイウェア駆除」というコーナーへ行き、lavasoftというサイトからad-awareというソフトをダウンロードした。
 さらに、「スタート」の「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「msconfig」と書いてから「OK」をクリック、スタートアップのタブを見ると、Gstartupというのがある。Gstartup (と、CMESysも?)を無効にして再起動。それでも、スタートアップは消えていないが、まあ、良いか・・・。
 他にも、Spybotというソフトもあるらしい。

「休みすぎ」とterutakaさんに怒られるが、ごもっとも。生まれて初めてプログラミング(?)のExcelVBAをマスターし、今はJavaの勉強中。
というわけで、初心者向けJava入門をリンクに補充。

2003/04/11(金)

本日、バブル後最安値更新。調べてみたら、本日が底値の可能性80%。一週間前の予測は外れた模様。

2003/04/09(水)

米軍、アルジャズィーラ支局を攻撃
 カタールの衛星テレビ局アルジャズィーラのバグダッド支局が8日午前、米軍の攻撃を受け、記者1人が死亡した。同局は2001年11月、米軍によるアフガニスタン空爆でも攻撃を受けた経緯がある。
 また、アラブ首長国連邦を本拠地とするアブダビテレビも爆撃を受けた。
バグダッド退去中のロシア大使一行に銃撃、負傷者も
「米軍が意図的に発砲」ロシア大使証言 米軍の弾丸発見

いずれもアメリカ軍の報復の可能性が高い。これで思い出したのが、ユーゴのNATO空爆の時のベオグラード中国大使館、誤爆事件である。この時のアメリカ当局の言い訳は、「使った地図が古かった」というものだったが、中国大使館ができたのは2年前。誤爆のわけがない。明確な意図をもった中国への攻撃であった。
当時のコラム(1) (2) (3)
恐れをなした中国は、今回はあらかじめ、バグダッド中国大使館の場所をアメリカ政府に通告した。国連安保理でも反対側に付きはしたが、最も弱い態度であった。

パレスチナホテルへの砲撃の意味
 ジャーナリスト達が泊まっているバグダッドのパレスチナホテルが砲撃された。しかし、カタールのアメリカ軍報道官は「遺憾だが、バグダッドが危険だということは再三言ってきた」と述べた。
 つまり、アメリカ軍は次のようなことを言いたかったのだ。
「今から市街戦に突入するから、近づくな。戦場に近づいて民間人の犠牲者の写真をとった場合、たとえジャーナリストであろうと命の保証はない」

 次は、フランス・ドイツの外交施設が攻撃される可能性がある。

アメリカの犬の日本は、利権を獲得内定
アメリカ政府は復興支援として19億ドル分をアメリカ企業に配分した。また、アメリカ政府は日本政府に内密に、6億5000万ドルの支援をするように言ってきた。つまり、日本は、イラクの利権を、アメリカの1/3獲得できそうである。

中東の話題と関連して、再びナウル情報。
 以前書いたナウルの、その後。ともやくんが教えてくれました。ありがとうございます。
 国家破産に陥ったナウルは、マフィアやテロリスト達に便宜を図って、お金を稼ごうとしたんですが、アメリカの反対にあって失敗しました。さらに悪いことに、アフガン難民収容所でデング熱が発生するは、新大統領は心臓発作で倒れるは、で相変わらず踏んだり蹴ったりのようです。

ここ数日、サイト訪問者が急激な伸びを示しているんですが、「ジェシカ・リンチ」の検索ワードで、このサイトに来ておられるようです。「加藤未央」の検索ワードで来られている人も少々・・・。

2003/04/08(火)

中国当局の発表は嘘?
 昨日の朝鮮日報に、中国広東省の感染者が、実は当局の発表の3倍に達している、という記事があった。だが、同時に、いいかげんな噂話も出回っている、と書いている。何が正しいのかジッと監視し続ける必要がある。

ラッパが鳴ろうが、コール。
大統領宮殿突入、今晩からNYダウは急騰のはず。9700ドル位は行くだろう。
そういうわけで、NYダウのコール・オプション。阿呆になって買う。

私の注目する新人歌手
B@BY SOUL 「トキワの街角」
私はあまりHIP HOPは好きではないが、きれいな歌声でcooooool。
(昨晩のmusic edgeより)

2003/04/07(月)

鉄腕アトム誕生科学者の独りよがりーーーROBODEX2003
 本日、2003年4月7日は、鉄腕アトムの誕生日である。その前祝いとして、今年も4月3日〜6日にかけてROBODEX第3回が開催された。
 ZDnetの特集。森山和道氏のレポート(1) (2) 
 今年は鉄腕アトムの誕生年であるため、宣伝は盛大である。しかし、「鉄腕アトム」といって騒いでいるのは、40〜50歳代の男性ではなかろうか。私は、鉄腕アトムの再放送アニメを見た世代だが、その頃は、ガンダムの方が爆発的人気があった。つまり、鉄腕アトムに、ノスタルジアはあっても、若手研究者や子供達へ印象を残すような未来志向は感じないのである。もっとも、4月から鉄腕アトムの新作アニメが放映される予定であるし、ハリウッドで映画を作っているという噂もあるため、再びブームになるかもしれない。だが、重要なのは、子供達に夢を与えることであり、大人がノスタルジアを感じることではないのである。

 また、ロボット技術に関しては、去年の春以降、目立った進歩はないようである。 
 セイコーエプソンの「ムッシュII-P」は、昔に発表したロボットにBluetoothをつけただけである。
 今年はソニーの球体ロボットのQ-taro(初代ガンダムに登場したハロみたいなロボット)は出展されてないようだが、あれを売り出せば人気になるのでは?と個人的には思う。
 気に入ったのは、AIBOのカーナビ仕様。「カワイ〜イ(コギャル風に読む)」のと、「cool」の合体である。
 ただし、出展数が増えて、ロボット研究の裾野が広がっているのは感じられる。

 1996年6月、ソニーがAIBOを発売し、ロボットペットブームを作り出した。1996年末、ホンダがASIMOの前身であるP2を発表し、2足歩行ロボットの夢を見せた。つまり、1996年が日本のロボット元年なのである。だが、その後、徐々に発展しつつはあるが、ブレイクスルーとなるようなロボットは出てきていない。あと数年たてば「ちぃ」や「すもも」とまではいかなくても、簡単な命令に答えてくれる家庭ロボットが買えるようになる、と6年前は期待したものである。だが、それから6年以上たつが、6年前から進歩が止まっているように見えてしまう。研究発表を見ていると進歩は感じられるが、一般大衆のワイドショー的な眼で見ると、6年前と同じなのである。
 ロボット研究者は、そんなロボットができるわけない、と考えているようだが、大衆の欲望というのは大きなエネルギーになり、その欲望に答えるため技術が進歩することはよくあることなのである。(私は、「本能史観」という歴史観を持っている)

 では、次のブレイクスルーとは何かというと、3つの可能性がある。
 第1に、歩くだけでなく、走れるようになること。去年の春にソニーが、走るAIBOの映像を一部公開していたが、その後、報告はない。もっとも、今のASIMOやSDR-X4を基本にした構造では不可能である。関節のモーターが、ジャンプのショックに耐えられないからだ。(今、私もいろいろ考えていて、マイコンやマクソンのDCモーターを買ったは良いが、部屋の隅でホコリをかぶったままである)
 第2に、ソニーがSDR-4Xを発売することである。もともとは、2002年の年末までには発売するという発表だったのだが、発売の兆しはまったく見えない。理由はいくつか考えられるが、ソニーの土井氏が述べているように、まだ500万円以上かかることや、技術を公開することへの危惧があるのではないだろうか。ROBODEX、ロボットと言って騒いでいるが、一部の人のみが騒いでいるように感じる。
 第3に、「リアルドリーム・ドラえもん」の発売。おもちゃの値段で買えるロボットを、バンダイが現在必死に研究している。予定では2005年に第2世代の人工知能ロボット、2010年に第3世代の2足歩行ロボットが発売されるはずである。それまでは、もう少し時間がかかる。
 ここで気になることが1つ。バンダイはアメリカのロボット・ベンチャーEvolution Robotics社の技術を採用して研究している。このままでは、再び、技術の根幹をアメリカ企業に握られる恐れがある。

 とにかく、大衆をワッと盛り上げ、ワイドショウで取り上げられるようなロボットを発売してもらわないと熱気が停滞気味なのである。AIBO発売の時のように、もっと熱気を盛り上げ、その熱気を利用してコンシューマー向けの新作ロボットを出してもらわないと、次のブレイクスルーは訪れないだろう。

上記のコラムを書いたのは、7日未明だったのだが、7日の日経新聞1面「春秋」に、以下ような意見がのっていた。
『最先端の人型ロボットでも、階段の上り下りができ、転んで自力で起きあがれる程度。空を飛ぶ鉄腕くんには遠く及ばない』

 そうなんです。ロボット研究者や科学ジャーナリスト、科学マニア達の認識と、一般人の認識とのギャップ。これが、かなりの問題であり、資金の流れにも影響を与えている。
(ちなみに、日本政府の科学技術関連予算で最もお金を使っているのは、原子力関係。そんなものより、ナノテクとか、ロボットとか、ソフト産業とか、コンテンツ産業とか、その辺りにもっと金を使えよ)
 ただし、今日の春秋にもケチを付けさせてもらうと、空飛ぶロボットは存在します。しかも、個人製作。Robo-Oneを侮るなかれ。ハッハッハッハッ・・・

 リンクにRobo-Oneの記事を追加しました。

2003/04/04(金)

本日、マスクを買おうと奔走。
まず、日本でトップシェアを誇る「サンエムパッケージ」に電話すると、「ウチでは個人向けには販売はしていない。卸さんに聞いてくれ」と言われる。次に、卸の「港製薬」03-3564-3710に電話すると、「医療用マスクは6月まで入荷予定なし。消費者向けには、
 セブンイレブンでシルクガードマスクとして販売、
 駅販売店や、ampm、山崎ディリーストアで別商品名で販売。」
と言われ、セブンイレブンに行くが、見当たらず。
 某マスク・メーカーの子会社卸に電話すると、「ウチでは個人向けには販売していない。」といわれ、なんとかしてマスクを10個おさえた。以前、メールを出した時、某メーカーから「社名を出すな」と言われ、また、今もこのサイトを見ておられるので、社名は出せない。

このサイトを、よく見ている某マスク・メーカーさんへのお願い
私の出したメールにきちんと答えてくれたので、私は社名を公表していないが、きちんと広報すべきでは?

2003/04/03(木)

SARS肺炎により、日本バイリーン急騰。ここを読んでいた人は、3月19日の徒然で書いていたので、まあ納得できたでしょう。そして、同じ不織布の連想銘柄で60円台の穴株が、まだ、あることも。
 海外旅行関連の航空、旅行会社はショートポジション。国内旅行のホテルや集客施設(オリエンタルランドなど)、ビデオ関連(CCC)、ゲーム関連(ソニー・任天堂・セガ・コナミなど)はロング。ただし、日本で感染者が出現した場合(その可能性は非常に高い)は、国内集客施設もダメ。確実なのは、家の中で、家族で遊べる娯楽。

プライベートライアンと、ジェシカ・リンチーー戦争には英雄が必要であるーー
映画「プライベートライアン」のストーリー
 ノルマンディー上陸作戦の最中、1人の落下傘兵が行方不明になる。彼の名はジェームズ・ライアン二等兵(マット・デイモン)。アイオワの農場出身で、4人兄弟の末っ子だ。ライアン2等兵は兄たちと共に祖国の戦いに参加したが、3人の兄たちは、この48時間内の戦闘で全員が戦死していた。
 軍上層部は「国内の士気の問題から、48時間以内に兄弟4人全員の死亡を母親に伝えることはできない」と考え、「ライアン二等兵の所在を突き止め、直ちに祖国に連れ戻せ」という命令をジョン・ミラー大尉(トム・ハンクス)達8人に下した。

 レンジャー部隊に所属したミラー大尉達8人は、敵陣後方で行方不明となったライアン2等兵を捜し出すことになった。1人が死に、7人になった時、彼らの間に一つの疑念が湧き始めた。「なぜ1人の救出に8人もの命を賭けるのか?なぜ二等兵の命は自分たちより価値があるのか?」
 彼らは、大きな犠牲を払いながらもライアン2等兵を救助し、アメリカに帰還させる。だが、ミラー大尉は救助活動の最中に戦死するのであった。

ジェシカ・リンチの救出劇
 バグダッド侵攻の最中、一人の美人整備兵が行方不明になる。彼女の名はジェシカ・リンチ上等兵、19才。ウェストバージニア州で、兄弟とも軍人であった。地元の高校を卒業後、兄の勧めで教育を受けるため入隊したのであった。
 おりしも、アメリカ国内ではラムズフェルト国防長官の早期終戦説が崩れ、ネオコンの文民組はマスコミの攻撃を受けていた。また、国内でも厭戦気分が流れる気配があった。この嫌なムードを吹き飛ばすため、軍上層部には英雄が必要であった。英雄となりうるのは、大々的な戦功をたてた者か、自分の命を投げ出した者である。

 情報を集めた結果、美人上等兵が捕虜として病院で治療を受けていることが分かった。捕虜収容所とは違い、病院は警備も手薄である。たとえイラク兵であっても、同じイラク国民がいる病院の中では無謀なことはできない。イラン大使館人質事件のように、失敗する可能性は低かった。
 また、「金髪の美女」というのも、軍にとっては好都合であった。彼女を救い出して、宣伝作戦を繰り広げれば「戦争の女神」として、男ばかりの軍人達の士気の向上に役立つはずである。

 軍上層部は特殊部隊を呼び、捕虜奪回作戦を命令した。そして、こう言ったのである。「この作戦は絶対成功させなければならない。もし、失敗すれば、国内でさえ厭戦ムードが広がり、ラムズフェルト国防長官はいっそうの窮地に立たされるであろう」
 特殊部隊は、ある晩、病院を急襲し、見事、美人上等兵を救い出した。だが第一次湾岸戦争と同様、特殊部隊の常として、彼らの負傷者、死者は明らかにはされることはなかった。(91年の湾岸戦争でも、今回のバグダッド侵攻でも、マスコミ発表の死亡者数の中に特殊部隊の死者は入っていません)

 アメリカ軍は膠着状態に陥り、士気の低下が見られていたが、美人上等兵救出の噂に沸きかえった。同時に、進軍命令が下され、バグダッド郊外まで一気に足を進めた。


アメリカン・ドリームのための軍隊
 この報道で、もう1つ気になったのは、高校教師になるため、教育を受けるため軍隊に入ったということ。アメリカの中で軍隊というのは、貧しく、大学の奨学金をもらえるほど秀才ではないアメリカ人が、教育を受け、人生のステップアップを図る一手段と考えられているようである。つまり、小さいながらもアメリカン・ドリームを実現するためには、軍隊に入るのが良いと思われているようだ。
 一方、日本では、日教組の受験戦争排斥のため、公立高校の地位が低下し、勉強ができる人は私立高校に行かざるをえなくなった。そのため、貧しい人は荒廃した公立学校しか道がなくなり、金持ちの子は私立高校を卒業して高学歴で金持ちに、貧しい子は公立高校を卒業して貧しいまま、という事態になっている。
 日教組は、その意図とは逆に、日本に階級制度を作り出してたのである。

2003/04/02(水)

以前の日経平均の予想
3月5日の私の予想>  3月5日(水)〜10日(月)が底
<3月5日のプラザ投資の伊東秀広氏の予想>
10日(月)にかけて安値。その後、4月4日週に大底の後、20週サイクルの上昇。

3月10日の私の予想> 10日(月)か11日(火)が下値。その後、戻す。だが、勢い弱く、4月1日頃、大底。
3月10日のプラザ投資の伊東秀広氏の予想
17日〜20日に8300円まで戻し、3月28日〜4月4日に7700円で大底、その後反転、上昇。
→<結果>3月11日に終値安値7862円。

次の日経平均の予想
3月28日の私の予想
 4月21日か、4月25日か、5月7日が底値になるはず
<今日4月2日の私の予想>
 4月17日(可能性20%)、4月21日(同30%)、4月25日(同50%)が底値の可能性。
<今日4月2日のプラザ投資の伊東秀広氏の予想>
4月4日、9日、14日が日経平均底値の可能性。今週末のNYダウ終値は8255ドル以下で、その後、急落。

(2005/10/28追記)
この頃はプラザ投資に注目してましたが、プラザ投資は「下げトレンドにおいて底値を予測する」ことが得意です。
それ以外については、各自にて調査を強くお勧めします。

2003/04/01(火)

名古屋・通り魔殺人の犯人は「女」?
名古屋で今、通り魔殺人(未遂)が頻発しているようだ。容疑者の風体は、女性で、35〜40歳ぐらい、髪は茶色で丸顔、おかっぱ。ベージュの花柄模様のカーディガンに、茶色のロングスカートをはいていたらしい。
 だが、本当に女性なのだろうか。「おかっぱ」頭、花柄模様、というのが気になる。カツラということもありうるし、女装趣味者ということもありうる。

過去の日本全体の通り魔事件の件数
(平成9年)4件、(平成10年)10件、(平成11年)6件、(平成12年)7件、(平成13年)6件

通り魔殺人、大量殺人者のケース
 たいていの犯人は、20代から40代の男性である。彼らの多くは、不幸な子供時代を送ってきた。親から十分な愛と世話をを受けず、虐待されていることもある。心が深く傷つき、いやされないまま大人になってしまったのだ。それが、社会全体に対する怒りと悲しみとして表れ、事件を起す。出生時障害や交通事故などにより脳にある種の傷があり、それが衝動的行動に関係している場合もある。
 彼らは良い人間関係を持つことが難しく、そのために人生の中で失敗を重ねることもある。

犯罪抑止になるもの
1)良心
2)刑罰
法律による刑罰が犯罪へのブレーキになることもある。しかし、死を覚悟したような大量殺人や通り魔殺人の場合には、あまり大きな力にはならない。
3)社会への愛、自分への愛
何だかんだ言っても、この人間社会を愛している人、自分自身を愛している人は、ひどい犯罪は犯さない。
4)希望
人生に希望が持てるとき、自分の人生を台なしにするような犯罪は犯さない。
5)大切な人
人は、誰かに愛されていると実感できるとき、進んで凶悪犯罪を犯すことはできない。
6)挫折を受け止めれる心・環境
人間というのは誰でも挫折をして成長していく。その挫折を受け止めれる心を持ち、それを補助する環境があれば凶悪犯罪は犯さない。
6)宗教
無宗教の日本人には効果は弱いのではないか。小ブッシュのように、宗教でアルコールを止めれるが、宗教でイラク人を殺すこともできる。

このサイトを参考にしました。

2003/03/31(月)

IT社会における情報把握力
 IT社会がやってきて久しい。ITを「イット」と呼んだ首相もいたが、あの頃から彼は進歩しただろうか。だが、私は彼(元首相)を笑うことはできない。なぜなら、ITから流れる情報を的確に受け止めている人は少ないからである。昨日書いたように、テレビから流される情報でさえ、多くの人は処理できていない。それなのに、もっと多くの情報が流れるネットの上で、うまく立ち回っている人はいるのだろうか。最近、とみにネット情報に翻弄される人が多いと思われる。攻殻機動隊の草薙素子が「ネットは無限だわ」と言ったが、まさしく、∞(無限大)の記号のごとく、多くの人が情報の迷路にはまっているのである。
 小学校のIT授業に典型例が見られ、授業の後の発表の段階になって、WEB上に流れる情報をただ写している子供が多いそうだ。(その対処法は、後で書く)

 ジャーナリストでも、田中宇がそうである。彼は、ネットの上に流れる情報を自分の結論に合うものだけもってきて、物語を作るのである。私は、彼の変わった視点を把握すべきものとして、絶えず注目はしているが、盲信はしていない。もっとも、テレビ・新聞のマスコミでも、まず結論ありき、の所は多い。だが、彼らマスコミは、信頼おける通信社からの情報を元に記事を書くので、極端には走りにくい。一方、田中宇は情報源がネットである。それゆえ、あふれ出た情報を処理しきれていないのである。

 では、この情報の洪水の海をうまく泳ぎまわれる方法は?
 色々あるだろうが、一番重要なのは、文章の要約力である。つまり、小・中学生、高校生の頃の国語の授業が重要なのだ。このサイトを見ている方は、おそらく20歳以上であり、「もう、私は手遅れだわ」と思われているかもしれない。しかし、そんなものは関係ない。今からでも十分に間に合う。なんでもよいから本を読んで、それを1/10なり、1/50なりに簡潔に、適当に要約すればよいのである。何も難しい本である必要はなく、官能小説でも、漫画でも良い。一週間に一回くらいを一年も続ければ、見事な情報理解力がついているであろう。
(まあ、職場でレポート提出といったことをしている社会人は身についているだろうが、日本の世論を作る主婦の方にお勧めしたい)

2003/03/30(日)

ジャーナリズムに必要なテレビに逆につぶされる、ジャーナリズム魂。
 テレビをつけると、ジャーナリストが画面に出てくることが多い。ジャーナリストが、豊かな生活を送る、という欲望のために、出演料の高いテレビに出るのは仕方のないことである。その「豊かになる」という欲望を非難することができるのは、霞を食って生きている仙人しかいない。
 しかし、テレビは影響力の大きなメディアであり、一般大衆とじかに接する。また、テレビは活字マスコミとは大衆との接し方が異なるのである。新聞や雑誌などの活字の場合、まず頭の中で噛み砕いてから、判断する。活字というのは、細かく噛み砕かないと理解できないのである。一方、テレビから流れる情報は、思索する時間を受け手に与えず、直接、心に響かせるのである。
 また、テレビは、その速報性ゆえ、情報を垂れ流さざるをえない。一秒前に得た映像は、2度と見れないのである(やしきたかじん(歌手)のように、すべてのテレビを録画すれば別だが)。それゆえ、受け手の視聴者は、その流れる膨大な量の情報を自分の感じるままに受け取る。つまり、膨大な情報全体でなく、一部だけを受け手の感性で把握するのだ。このことが、テレビが誤解を生みやすい原因を作り、ジャーナリストの一言が大衆を過敏に反応させる危険性が高まる原因なのである。

 当然、テレビに出ているジャーナリストは、マス(大衆)の過敏な反応が自分に向かってくる恐怖を知っている。彼らは、その出演料ゆえ、テレビに出るのは名誉だと思っている(資本主義社会では、お金を多くもらえる人が名誉ある人なのだ)のだが、その名誉を得るためには、マスの過敏反応という恐怖を排除しなければならない。ゆえに、テレビ出演のジャーナリストは、行動・発言に自主規制がかかってしまう。そして、本来の「ジャーナリズム」は死んでいくのだ。

 このように書くと、テレビに出るジャーナリストは駄目だ、と思う人がいるかもしれない。しかし、ジャーナリストが視聴者に迎合するのは、ジャーナリストの責任ではなく、視聴者の責任なのだ。なにも視聴者が悪いのではない。それが「社会」なのだ。理性や論理だけで動くのが社会ではない。逆に、論理だけで動く社会は恐ろしい。(論理で動いたのが、文化大革命)
 大衆に訴えるために、ジャーナリストがテレビに出るのは間違っていない。しかし、テレビ出れば行動が自主規制してしまう。この矛盾は、絶対、解消できない。ましな解決法は、ジャーナリスト自身が、この矛盾を理解して行動するだけなのである。

(ジャーナリストとして出ているのはまだ良い。だが、ジャーナリストがワイドショーにコラムニストとして出ているのは自殺行為である。彼らも普通の人間であるゆえ、そのテレビ出演という名誉は理解できるが、いかんともしがたい。ただ、自分がどうかと言われたら、喜んでコラムニストになります(笑))


田原総一郎氏への応援歌
 昨日、朝まで生テレビを見た。
 相変わらず、自民党参議院議員・山本一太は空虚である。中身がない。彼が話し出すと、私は違うチャンネルに変える。彼が自分の意見を述べたことは、ただの一度もない。「自民党内では、このような意見です」とか、「外務省では、こう」とかだけで、田原さんに「自分の意見を言え」と突っ込まれると、黙ってしまう。彼の空虚さ、無害ゆえに、自民党はガス抜きとして山本一太をテレビに出しているのだろう。

 田原総一郎が先日、バグダットでラマダン副大統領とインタビューしてきた。彼は、「厳しい質問をした」「怒らせて殺されるかと思った」と何回も述べた。
しかし、私から見れば全然厳しい質問には見えない。裏ではあったのかもしれないが、自主検閲でテレビに流さなかったのかもしれない。だが、全然厳しく見えない質問を、得意気に「厳しい質問」と自画自賛するのはいただけなかった。
 また、「殺されるかと思った」というのは軽々しく言うべきではない。田原総一郎は日本のメジャーなテレビ局の後ろ盾で言っているのだ。殺されるわけがない。「殺されるかも」と言えるのは、人質事件の在ペルー日本大使館に突入した記者や、今、バグダッドにいるフリー記者、またはアメリカ軍についていって最前線で戦闘に巻き込まれた記者が言えるのである。

 昔の、もっとトンガッテいて、「朝生」からゲストが途中退席するくらいの激しさと、異論への包容力もあった田原総一郎を、もう一度見たいものだ。がんばって、ちょ〜だい。

余談
 昨日発売の日経ネットナビ(net navi)5月号の私の見つけたホームページに、掲載されたのだが、田原総一郎さんにコメントしていただいた。この田原総一郎さんは、あのサンデー・プロジェクトの田原さんなのか、同姓同名なのか、ペンネームなのか・・・。(おそらく、ペンネームだろう)
 そういうわけで、ふと思いついて、テレビ・ジャーナリストについて書きました。
 (どうでも良いが、「見つけた」は違和感ない? 「みつけた」か「見付けた」は分かるが、「見つけた」は中途半端。ただ、パソコン変換では「見つけた」が出てくるけど。  to日経net navi校正さん)

2003/03/29(土)

軍隊・事始め
今、テレビで流れている情報が、チンプンカンプン。ちょっと、勉強しました。

小さい組織から順番に
1.班: 兵員3〜4名
2、分隊: 班x2+指揮官など。車両なら1台に相当。
3、小隊: 3〜4個分隊、車両なら4〜5台。少尉が指揮。
4、中隊: 3〜4個小隊
5、大隊: 3〜4個中隊
6、連隊: 3〜4個大隊程度。約2000人規模。
7、旅団:
 2〜3個大隊規模の主兵科に各種支援部隊(大隊規模の火力支援部隊や補給部隊など)加えた独立した作戦行動が可能な部隊の事を言う。
8、師団:
 3〜4個連隊規模の主兵科に各種支援部隊(連隊〜大隊規模)を加えた独立運用が可能な部隊。陸上部隊としては、運用の基本となる部隊規模である。兵員は1万〜2万人。
9、軍団: 2個〜6個師団。
10、軍: 2個〜4個軍団。
11、軍集団: 2個〜3個軍団
12、方面軍:
 2〜3個軍集団程度だが、国によっては、数個師団の軍団程度でも方面軍という場合もある。方面ごとの分類のため、ちょっと編成とは違うかもしれない。(例:西部方面軍、東部方面軍)

機械化歩兵(機甲、装甲):
 歩兵戦闘車(APC)などと組んだ歩兵部隊。自前の装甲戦闘輸送車両を装備しており、戦車部隊に追従が可能。この場合、戦車部隊が最も苦手とする、近接戦闘などを支援する。

機甲(戦車、装甲):
 機甲とは、戦車のこと。戦車は、装甲防護力、正確な火力及び優れた機動力を発揮し、敵を圧倒撃破できる。
 最近の地上部隊の主力とも言える戦車部隊である。ただし、最近は戦車部隊単体で使用されることはない。かならず、歩兵や砲兵(大砲隊)が連合部隊として使用され機甲部隊と呼ばれることになる。

騎兵(偵察、捜索):
 偵察部隊は軽快に行動し、優れた通信、偵察、監視能力により作戦立案に必要な情報を収集する。
 昔は騎馬を使用したため、騎兵と呼ばれるが、最近は装甲車両を装備した、高機動の偵察部隊のことである。しかし、アメリカの第1騎兵師団のように、ヘリを主要装備とした部隊も存在する。


テレビでよく流れる第7騎兵連隊というのは、2000人規模の単なる偵察部隊のことであり、この部隊が到達したからといって占領したわけではないのでした。
以上、このサイトからの抜粋でした。


日経net navi(5月号)本日発売の「私の見つけたホームページ」に、我がHP「カブ放浪記」が掲載されました。バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ。
 新規訪問者をリピーターにするため、本日から一ヶ月くらい、超専門的なマーケット・ネタを控えます。ふつうの時事・経済ネタが「徒然」「ブルベア日記」のメインになります。

2003/03/28(金)

日経平均
 4月21日か、4月25日か、5月7日が底値になるはず。(5月7日底値の可能性が一番高い)

 3月24日の「徒然」で、『今週金曜日(3/27)に、7800円を割る可能性は高いと思う。』と書いたが、違いました。やはり、株の「価」を予測はできません。しかし、週明け月曜日から株は下落基調に入るという日付の予測は、間違ってなかったかも。

2003/03/27(木)

香港、中国、ベトナム、シンガポール、カナダで流行の致死性急性肺炎の病原ウイルスが判明したようだ。また、広東州からやってきた死亡した医者が宿泊したホテルに日本人77人が泊まっていたことも分かった。だが、今のところ、日本人の感染者は報告されていない。

重症急性呼吸器症候群(SARS)肺炎への対処法
今回判明した病因ウイルスの名は、コロナウイルス。いわゆる普通の風邪ウイルスの一種である。
球状で、120〜160nmの大きさである。解説()(

では、我々の対処法は何か?
1.マスクをする
   (空気感染なら効果なし・3月30日追記)
2.人込みにでない
3.アジア、カナダには絶対行かない。飛行機などの密閉空間は特に危険。行くのなら、バグダッドの方が安全である。
(日本政府は、アジア・カナダへの渡航自粛勧告を出すべきだ)

マスクの解説
マスクについて、先日、ある信頼のおける所へ問い合わせたところ、以下のような返事が来た。

『一般的なウィルスの大きさは20〜200nm(1nm=百万分の1mm)です。また、インフルエンザウィルスの感染経路は経口感染、飛沫感染で、特に感染の多くは飛沫感染と言われています。前に述べたように微細なものですが、空気中では、咳やくしゃみに発生する唾液の飛沫中に存在するため、飛沫粒子を除去できれば感染は予防できます。この飛沫粒子は数百μm〜数μmと予測されます。今話題となっているウィルスも正確な情報を得ていませんが、同様な傾向があると思われます。
従って、一般的に販売されているガーゼマスクやプリーツマスク、成形マスクでも、予防としての効果はあります。

 マスクのタイプの違いに違いによる長所・短所は以下の通りです。
(1) プリーツタイプ、ガーゼマスク;
   日本では一般的で、着用者が違和感なく、使用されています。これらはマスクと顔の間に隙間が大きく、フィット性という点では問題があり、漏れが大きい傾向があります。特に最近のものは極細繊維使い高性能ろ材を使用し、ろ過性能を向上させている傾向がありますが、その反面、通気抵抗値が高くなる傾向が高くなっています。フィット性の悪いマスクで通気抵抗の高いフィルタを用いると、外気がろ材を通らず、顔とマスクと顔の隙間を通る確率が高くなります。
従ってフィルタとしては高性能であるが、マスクとしてはかえって性能を低下させていることが懸念されます。(国家検定の防じんマスクはこのことから、このようなマスクは現在存在しません。)

(2) 成形タイプ
前述の点から、成形マスクの方が高性能化することはできますが、日本では特に、プリーツタイプ、ガーゼマスクに比べ、外観的な点で着用者が違和感を感じており一般家庭ではほとんど使用されていません。』



また、広報をしてほしいと頼んだら、以下のような返事でした。
一般家庭用マスクとして販売されているものの一部で過剰に性能を表現しているものが市場で見受けられます。これらと私達の所からの情報とが結びつき、一人歩きしてしまう恐れがあり、私達としては静観する立場をとっております。』

 そういうことなので、みなさん注意しましょう。まがい物を買わないように
 今現在、日本には上陸していないので、今、私はマスクを買うつもりはありません。もし、日本上陸が確認されれば、即座に「徒然」にて取り上げるつもりです。


(3月30日追記、4月7日訂正
SARS、香港のマンションで拡大 空気感染のおそれも
重症急性呼吸器症候群(SARS)による肺炎が流行している香港で、九竜(カウルン)のマンションで30日までに121人の感染が確認された。米疾病対策センター(CDC)のガーバーディング所長は29日の記者会見でこのケースを取り上げ、「唾液など分泌物による飛沫感染だけではなく、空気感染の可能性も示している」と警告した。

もし、空気感染なら、普通のマスクは効果なし。しかし、現在判明している段階では、飛沫感染の可能性が高いため、普通のマスクでも効果あるが、マスクと皮膚の間に隙間ができにくいマスクである必要がある。
空気感染:
100nm(= 0.1μm)くらいの大きさのウイルスが空気中に飛びかい、それを吸い込んで感染する。マスクを通り抜ける。
飛沫感染:
100μmくらいの大きさのツバが極く微小な水滴となって空気中に飛びかい、それを吸い込んで感染する。100μmの大きさのものはマスクで遮断できる。

(4月7日・削除)

(4月7日・追加)朝日新聞より
SARS予防に「マスク不要」、疑い例全員シロ 厚労省
 厚生労働省の対策専門委員会は7日、日本ではSARS患者が確認されていないことから「一般の人には感染予防のためのマスクは必要ない」との見解をまとめた。また、前回審議した19人について、いずれも「SARSではない」と結論づけた。


NYダウ下落中
 今晩のNYSEは1%以上、下げている。超短期で終戦という期待が剥げ落ちたからだ。しかし、1〜2週間後、米軍は態勢を立て直してくるであろうから、再びNYダウは上昇するであろう。そして、アメリカはイラクに勝つと思われる。フセインも逮捕or殺されるorバグダッドから追放されるであろう。
 だが、アメリカはイラクを占領できない。なぜなら、イラク国民の60%を占めるシーア派の指導者が、米英軍に抵抗せよ、と宣言した。フセイン後は、宗教戦争となる危険性がある。

2003/03/26(水)

発明・発見の「結果発表」は競争
 昨日、反戦運動の偽善性と、反戦運動をしなければならない義務との矛盾を書いた。ところが、今日、滝本弁護士のサイトを見たら、24日月曜日に同じようなことを書いておられた。つまり、一日の差で、私の発表は遅れたわけだ。まあ、別に遅れてもいいような、どうでも良いことではあるのだが、こういうことはよくある。神様の悪戯なのか、違う人が同じことを同時に考え付くことが多い。

 最近の芸能界での例としては、宇多田ヒカルと倉木麻衣が上げられる。二人は、ほぼ同時期にデビューした。二人とも、新しい音楽性で、新しいマスコミ露出方法でのデビューであった。当時は倉木麻衣の方が人気があったが、私は宇多田ヒカルを評価していた。なぜなら、ほんの少しではあるが、彼女の方がデビューが早かったからである。倉木麻衣は宇多田ヒカルの二番煎じなのである。どんなことであろうと、一番に発表した者が歴史に名を残すのである。

今まで歴史上、多くの発明・発見がなされてきた。しかし、なぜか、同時期に違う人が発見するのだ。そして、一人は発見者として歴史に名を残し、他方は歴史の闇に埋もれるのである。その差は、ただ一つ。どちらが早く先に発表したか、だ。なぜ、同時期に同じ発見をするのか不明だが、理由として考えられるのは、蓄積された知識・技術が、ある一瞬に、爆発・昇華して次の段階へと進むからだと思われる。2足歩行ロボットにしてもそうだ。ホンダとソニーは別々に研究してきた。だが、発表はほぼ同時期であった。おそらく、蓄積した技術が同時期に爆発したのだろう。

 歴史をひもとくと、古くは、電話の発明、飛行機の発明、などがある。電話の発明では、2組が同時に発明した。一人はグラハム・ベルであり、現在のAT&Tの前身を作った。ベルが特許申請をしたわずか2時間後、エリシャ・グレイという人が電話の特許を出しにきました。しかし、当然、特許の権利はベルにあり、エリシャ・グレイは世に埋もれていった。

ガウスに負けた悲劇の数学者親子
 数学の王者といえば、ガウスである。彼が7歳の時に発見したものとして有名なのが、1、2、3、4、・・・99、100の和の計算方法だ。彼は、(1+100)X 100÷2 と計算したのだった。
 その彼の功績の1つに、非ユークリッド幾何学の発見がある。非ユークリッド幾何学というのは、アインシュタインが一般相対性理論で用いて一躍有名になったものだ。 ユークリッド幾何学というのは、平面の幾何学で、いわゆる普通の数学。非ユークリッド幾何学というのは、曲面の幾何学である。

 さて、ガウスと同時期に、W・ボヤイという数学者がいた。彼らは親友であったが、ガウスは世に名を残した大天才。一方、W・ボヤイは趣味で数学を研究する高校教師であり、趣味の数学にのめり込みすぎ、人生をメチャクチャにしてしまった。
 そのW・ボヤイの息子にJ・ボヤイという天才が生まれた。J・ボヤイは、いつの間にか父ボヤイと同じ数学の研究を始め、非ユークリッド幾何学を発見した。その発見の途中経過を父ボヤイに知らせると、父は息子に次のような手紙を送った。

「大発見というものは早く発表しなければいけない。それは第一、アイデアというものは伝わりやすく、人に盗られる恐れがあり、第2に新事実というものは春の野のスミレのように時期が来ると諸所に一時に開くことがある。科学では発見の栄誉は第一に名乗り上げたものにだけ来るものだ。」

 2年後、子ボヤイの非ユークリッド幾何学発見の論文を本にまとめ、1831年6月31日付けの郵便で、父ボヤイはガウスの元に送った。ところが、ガウスはもっと以前に非ユークリッド幾何学を発見していたのであった。ただ、ガウス一人が「自分が発見した」と言っただけでは効力はない。1831年5月にガウスは非ユークリッド幾何学発見の要旨の手紙を研究仲間に送っていたのである。つまり、世に名を残したのはガウスであったのだ。
 ガウスが自分の功績を奪ったと考えた子ボヤイは、人間不信となって、性格がゆがんでしまい、不幸な一生を終えた。
(正確には、ガウスもボヤイも非ユークリッド幾何学の前段階を作っただけであり、非ユークリッド幾何学の発見者はロバチェフスキーである)

余談
 私は、素人ながら、2足歩行ロボットの倒立振り子に関するアイデアを1つ持っており、自分で解明したいと思って数学の本をちょいちょい見てはいる。しかし、どう考えても、その知識レベルに到達するには5〜10年かかりそうであり、その間に誰か発表してしまいそうでである。(いや、正確には、その知識レベルには、私は一生到達できないでしょう。)また、既に誰か発表しているかもしれないので、近いうちにここに書こうと思っている。

ナウルのその後
 以前の徒然を見返していて、3月1日の徒然で、「ナウルが行方不明」という記事が目に付いた。今、どうなってるのかな?と調べてみた。(旅に出るならナウル
 マネーロンダリングをやって、アメリカににらまれて、国が破産して、難民が暴動を起して、大統領がアメリカに亡命後、病死。
 だ、そうです。国葬には日本政府の使者も派遣されたらしい。しかし、国に将来がないことには、変りはなさそうです。また、一ヶ月位たってから、見てみましょう。

2003/03/25(火)

反戦として、ここに、バグダットの一市民の日記サイトを掲載。(英語だよ)

バグダット市民日記「Where is Raed?」

 だが、今日25日の日経新聞にフランスの哲学者アンドレ・グリュックスマンが、「人権・平和を唱えるフランスがなぜ自国民抑圧の中ロと組むのか」と提言している。確かに、日本でも「人権派」を名乗る人々は、人権抑圧に触れそうな日米の事件を非難はするが、中国やロシアの人権抑圧には全く反応しない。彼ら「人権派」は、言論の自由がある国に対してのみ批判の声を上げているのである。
 日本の「人権派」は、言論の自由がない国に対しては、人権問題を批判する気はまったくないようだ。そして、今までのイラクでの人権侵害、弾圧、自国民への化学兵器使用に関しては、全く批判していない。(批判はしているかもしれないが、表に目に見える行動はしていない)。もう少し前には、ルワンダで数十万人が虐殺されたが、彼ら「人権派」、マスコミ(、そして私)も、軽い興味は示したが、それだけだった。彼らは、ヒットラーが出現して大虐殺を行っても批判せず、アメリカが攻撃すればアメリカを批判するのだろうか。いつも疑問に思う。
 しかし、戦争は駄目だ。この二律背反に、なぜマスコミ・言論人は答を出してくれないのだろう。答はないのかもしれないが、出そうという気もないようだ。

2003/03/24(月)

明日、日銀金融政策決定「緊急」会合、開催予定。しかし、それでも、一旦上昇後、下落のはず。今でも、今週金曜日に、7800円を割る可能性は高いと思う。

データ処理に疲れました。今日、Visual Basicの本を買ってきて勉強。

今日の購入本
「江戸と北京」講談社学術文庫 ロバート・フォーチュン
 江戸時代に日本にやってきた外国人の記録日記。

 昨日夕方6時から9時頃、テレビ朝日で放映していた未来都市江戸-時空の花園-が面白くて、この本を購入。前々から読みたいと思っていた本。観察旅行日記だから、平易な文章で、一日で読める。
 番組内で紹介していた変化朝顔に興味を覚え、育ててみたくなった。

 この番組を見て思ったのは、日本は江戸時代から文化の進んだ都市であり、世界一を誇れる部分も多々あったこと。その原動力は二つ。「好奇心」と「細かな生真面目さ」である。この2点が、日本の発展に貢献してきた。外国人はもちろん日本人でさえ、明治維新の結果、日本は歴史的発展を遂げたを思っているようだが、江戸時代から日本は世界と伍していたのである。
 ついでに、歴史上の事件で、誤解されていることを、もう一つ。ペルーの黒船来航は、関東地方一体に大騒動を巻き起こしたと思っている人が多いようだが、事実は異なる。当時すでに、黒船は日本近海に頻繁に出没しており、恐れる人はいなかった。逆に、日本人特有の「大きな好奇心」で黒船見学に大勢の人が訪れ、船室に入り込んで見学する人さえいたらしい。よく言えば「好奇心」、悪く言えば「野次馬根性」である。

 現代に戻って考えると、ブッシュ政権が、イラク占領政策を日本を手本にすると考えるのは、宮沢元総理が言うように正気の沙汰ではない。間違っている。第二次世界大戦前の日本は、世界に対抗できるくらいの力を持っていたのである。もっとも、「できるくらいの力」であり、実際に世界に対抗できる力は持っていなかった。
 1920年頃は、世界を回っていた輸送用袋の半分は、日本のある商社の名前が刻まれていたのである。その名は、鈴木商店。当時、三菱商事を越えた存在であり、世界の海を支配する、とさえ言われた。結局は、1930年代のバブル崩壊の荒波を受け、倒産するのであるが、その名残は今でも残っている。当時、ロンドン支店長であった岩井氏が起した会社が、日商岩井の前身なのだ。また、神戸製鋼なども鈴木商店の傘下だったはず。
 
「ミスマガジン2001」でグランプリを獲得し、タレントデビューした加藤未央(19)が1浪の末、東京農大応用生物科学部バイオサイエンス学科に合格した。
私も、ミスマガジンコンテスト候補者の中では一番良かったと思っていたが、後で色々な写真を見て、タレントとしての輝きを感じず、すっかり忘れていた。言わば、菊川玲タイプ。まあまあ知識は持っているが、タレント・女優としての知恵はないかな。
 それより、幹細胞を研究できるのは東京農大バイオサイエンス学科だけか? いや、そこらじゅうの大学で研究してるけど・・・。今の流行だからね。補助金がたくさん下りるからね。

 今日は、思いつくまま、書いたので、文がメチャクチャ。読みにくくて御免なさい。では。

2003/03/23(日)

昨日は、20時間、チャートを見てたので、目が変。漫画も明日の晩まで休みます。
 ブレイクアウト売買も、結構、損をすることが判明。金曜日に掲載した表の一部が間違っており、利益が水増しされてましたので、削除しました。22日ブレイクアウトでも損をすることが分かり、色々思案中。

今日も12時間、コンピューターと、にらめっこ。遠くへの焦点が合わない。目がどんどん悪くなりそう。日経平均では、うまく行くアルゴリズムを発見。しかし、これが、ホンダや武田薬品などの株式や、商品、為替、債券など、他の場合もうまく行くかは不明。明日からは、それらで計算する予定。
 しかし、商品、為替の10年以上の日足データは、どこにあるんだろう?

あるシステムが、うまく一銘柄だけに当てはまって儲かったからといって、他銘柄では、かならずしも儲からないことが多い。恣意的に操れば、すべてのチャートは正弦曲線と合致する、とも言われている。

日経平均 日経平均 損益
1991年5月 25913 1991年5月 買戻し 25790 122 0.5
1991年9月 23583 1991年11月 売戻し 24715 1133 4.8
1992年1月 21123 1992年1月 買戻し 22136 -1013 -4.8
1992年2月 20637 1992年2月 買戻し 21431 -794 -3.8
1992年3月 20485 1992年5月 買戻し 17931 2554 12.5
1992年8月 15024 1992年8月 買戻し 15984 -960 -6.4
1992年8月 17184 1992年9月 売戻し 17757 573 3.3
1992年11月 17629 1992年12月 売戻し 17209 -421 -2.4
1993年1月 16679 1993年1月 買戻し 16843 -164 -1.0
1993年3月 17420 1993年4月 売戻し 19557 2137 12.3
1993年6月 20045 1993年7月 買戻し 19978 67 0.3
1994年9月 19993 1994年10月 買戻し 19923 69 0.3
1995年1月 18822 1995年3月 買戻し 16700 2122 11.3
1995年4月 16849 1995年5月 売戻し 16699 -151 -0.9
1995年5月 15583 1995年7月 買戻し 15379 203 1.3
1995年10月 17565 1995年11月 買戻し 18053 -488 -2.8
1995年11月 18461 1996年1月 売戻し 20088 1627 8.8
1996年2月 19984 1996年3月 買戻し 20305 -321 -1.6
1996年3月 21158 1996年5月 売戻し 21679 521 2.5
1996年7月 21588 1996年8月 買戻し 21164 423 2.0
1996年9月 21399 1996年10月 売戻し 21031 -368 -1.7
1996年10月 21605 1996年10月 売戻し 21207 -398 -1.8
1996年10月 20632 1996年11月 買戻し 21145 -513 -2.5
1996年12月 20387 1997年1月 買戻し 18448 1940 9.5
1997年3月 17781 1997年3月 買戻し 18417 -636 -3.6
1997年4月 17616 1997年4月 買戻し 18183 -568 -3.2
1997年4月 18751 1997年6月 売戻し 20223 1472 7.8
1997年7月 19847 1997年7月 買戻し 20323 -476 -2.4
1997年8月 19495 1997年11月 買戻し 16642 2853 14.6
1998年1月 16818 1998年2月 売戻し 16627 -191 -1.1
1998年4月 15931 1998年5月 買戻し 15667 265 1.7
1998年7月 15974 1998年8月 売戻し 15943 -31 -0.2
1998年8月 15310 1998年9月 買戻し 15228 82 0.5
1998年11月 14743 1998年12月 売戻し 14535 -208 -1.4
1998年12月 13964 1999年1月 買戻し 13915 50 0.4
1999年3月 14642 1999年5月 売戻し 16701 2058 14.1
1999年6月 17302 1999年7月 売戻し 17812 511 3.0
1999年9月 17057 1999年9月 買戻し 17727 -670 -3.9
1999年11月 18229 1999年12月 売戻し 18339 109 0.6
2000年3月 20204 2000年4月 売戻し 20171 -33 -0.2
2000年4月 18765 2000年6月 買戻し 16961 1804 9.6
2000年7月 16289 2000年8月 買戻し 16213 76 0.5
2000年12月 14172 2001年1月 買戻し 13992 180 1.3
2001年4月 13869 2001年5月 売戻し 13794 -75 -0.5
2001年6月 13213 2001年8月 買戻し 12226 987 7.5
2001年11月 11053 2001年11月 売戻し 10570 -483 -4.4
2002年1月 10170 2002年2月 買戻し 10193 -23 -0.2
2002年2月 10460 2002年3月 売戻し 11346 886 8.5
2002年6月 11250 2002年7月 買戻し 10864 386 3.4
2002年10月 8968 2002年11月 買戻し 8825 143 1.6
2003年1月 8256 2003年2月 買戻し 8561 -306 -3.7
2003年3月 8236

2003/03/21(金)

3月20日午前11時40分(日本時間)、ついに第2時湾岸戦争開始。
 今回、2種類の反戦運動がある。一つは、いつもどおりの労働組合、左翼系市民団体主催のデモ行進。もう一つが、宇多田ヒカルをはじめとした芸能人による新しい反戦。今回の戦争では、思想に関係なく、右派のマスコミであっても反戦を前面に打ち出しているところが多い。日本の戦後がやっと終わったかもしれない。
 昨日のワールドビジネスサテライトでは、世界で最も危険な人物アンケートは、ブッシュ大統領が45%、金正日が40%、フセインが10%という結果であった。

ブレイクアウト売買(続き)
 先日の表を見ていて気づいたが、3回連続して損を出したら、次は必ず利益が出ている。しかも、かなりの儲け。91年は一度もありませんが、92年は、その2回で大部分(2回だけの売買なら、利益率は30%。日経225先物なら、400%)を稼ぎ出しています。これって、「必ず」ではないだろうけど、かなり高い確率で勝てるのかもしれません。
 理由は簡単でしょう。「保ち合いが長く続いたら、その後は大きく上下に振れる。」ということだけ。
 年に1回あるかないかですが、年1回でも、大もうけできると分かったら、すごくありませんか?
 今後は、この方法で売買していこうかと思っています。最近、ここを見ている人は20人前後なのですが、その人らはチョーお得。どうです? 絶対、勝てると思いませんか?(絶対は禁句ですけど・・・) これは、今、ここを見ている少数の人の心の中に秘めておいてください。だって、みんなが知ったら、その逆を行く人が出てきて、この理屈は通らなくなります。

 というわけで、近々、日経先物と商品先物に手を出そうと思っていますが、最初に買うのは、架空売買で3回損を出した後の予定。

嘘でした
ブレイクアウト売買を去年からのデータで試してみたら、「4回連続の損はない」というのは嘘でした。下表参照。

日経平均 日経平均 損益 合計
2002/1/16 10170 2002/2/14 買戻し 10040 130 1.3 130
2002/2/22 10303 2002/3/22 売戻し 11346 1043 10.1 1173
2002/4/12 11007 2002/4/16 買戻し 11236 -229 -2.1 944
2002/4/22 11635 2002/5/7 売戻し 11385 -250 -2.1 694
2002/5/17 11812 2002/6/4 売戻し 11679 -133 -1.1 561
2002/6/12 11365 2002/7/3 買戻し 10772 593 5.2 1154
2002/7/22 10060 2002/8/9 買戻し 10014 46 0.5 1200
2002/8/26 10043 2002/8/26 売戻し 9817 -226 -2.3 974
2002/9/3 9439 2002/9/17 買戻し 9566 -127 -1.3 847
2002/10/3 8969 2002/10/18 買戻し 9088 -119 -1.3 728
2002/11/12 8430 2002/11/25 買戻し 8839 -409 -4.9 319
2002/11/28 9100 2002/12/11 売戻し 8752 -348 -3.8 -29
2002/12/18 8355 2002/12/26 買戻し 8679 -324 -3.9 -353
2003/1/29 8378 2003/2/12 買戻し 8596 -218 -2.6 -571
2003/3/7 8266

儲ける方法と、投資顧問
 もし、あなたが「絶対」に儲かる方法を知っていたら、どうします? 人に教えますか? いいえ、絶対しゃべってはいけません。
 逆に、絶対儲かる方法があるのなら、その人は、ウォーレン・バフェットやビル・ゲイツなどの億万長者になれます。そんな人はいません。だから、投資顧問会社が儲かる方法を知っているのなら、自分で儲けろ、ということになります。しかし、投資顧問会社の意見は、尊重すべきものも多いですし、相場の空気も分かるので、参考にはしています。

2003/03/20(木)

リンクを大々的に更新。「大リンク集」とまでは行かないが、かなり充実。今後数日は手を加える予定。

昨日の「ブレイクアウト売買」の文。ちょっと修正してます。秘密を公開。(といっても、それほどの秘密でもないけど)。
 先物の勉強を少し始めました。

今日、大同生命のトップが持ち合い解消について「都長銀株の売却は検討しているが、実際には、まだ着手していない」と語った。
 え〜、持ち合い解消まだ大量に残ってるの? 減損処理したの?まだ? せっかく4月から需給改善と思ったのに、冷や水を浴びせかけられた。

日本バイリーン
日本バイリーンの情報を探してたら、以下のような記事があった。つい3日前の情報でした。それで、ここ2〜3日上がってたのね。

『3月17日、03年3月期の連結経常利益が従来予想を3億円上回る、前期比88%増の19億2000万円になりそうだと発表。北米で自動車関連事業が好調で、アジアでは衣料関連の持ち分法適用会社の業績が回復しており、海外での好調が寄与した。年間配当は2円から4円に増配する。』

昨日からADSLモア12Mに変更。電話局から3kmの所に住んでいるのですが、実行下り速度2.5Mでした。今まで、「エイヤッ」であったのが、今は「エイッ」という感じ。しかし、それより問題なのは、プログラムをたくさん入れすぎて、コンピューターの反応が遅くなってきたこと。そろそろ、OS再インストールか。

2003/03/19(水)

殺人ウイルス
 殺人ウイルスは、麻疹(はしか)や、おたふく風邪のパラミクソウイルスである可能性が高まった。ともに、一回かかれば2度とかからない(ことが多い)病気。ただし、おたふくかぜの場合、副作用が強くて、成人の一割は不妊になったりする。もしかして、中国の少子化政策の一環?(冗談です)

 日本にも近いうちに上陸してパニックの可能性大。日本人全員がマスクを買いに走る。ただし、言っておきたいのは、外科用などのマスクでないと意味がない。マスクと言えば、不織布。世界の不織布製造上位30社の表を見ると、日本では、日本バイリーン旭化成東洋紡の順。キワモノとしては、60円近辺のユニチカにも注目。(株式売買は自己責任でね)

(日本政府は香港・中国・シンガポールへの渡航自粛を出すべき。バクダットより危険。イラクへは行った人だけが被害に合うだろうが、ウイルスでは日本人1億人全体が被害に合う可能性あり)

ブレイクアウト売買
ブレイクアウト売買を、考えてみた。直近20日高値を上回ったら買い、直近10日安値を下回ったら売り、というトレンドフォロー。古い日経平均のデータで試した。結果は下の表。全体でみて絶対に負けはしないが、10%前後の儲けじゃねえ。ただし、日経225や商品先物で売買すると、おそらく100%前後の儲けになるだろうけど。先物は、う〜ん。ちょっと考えてみるか。課題として、アルゴリズムのさらなる改善と、プログラムの勉強、先物の勉強、かな。

日経平均 日経平均 損益 年間合計
1991/2/6 24050 1991/3/26 売戻し 26366 2316 9.6
1991/3/28 25812 1991/4/3 買戻し 26471 -659 -2.6
1991/5/15 25994 1991/5/31 買戻し 25789 205 0.8
1991/6/6 25227 1991/7/26 買戻し 23598 1629 6.5
1991/7/31 23956 1991/8/12 売戻し 23372 -584 -2.4
1991/8/19 22540 1991/9/6 買戻し 22620 -80 -0.4
1991/9/17 23134 1991/10/14 売戻し 23861 727 3.1
1991/10/18 24746 1991/11/7 売戻し 24716 -30 -0.1
1991/11/14 24221 1991/12/16 買戻し 22758 1463 6.0
1991/12/30 22996 1992/1/13 売戻し 21452 -1544 -6.7 3443
1992/1/17 21452 1992/1/31 買戻し 21794 -342 -1.6
1992/2/17 20638 1992/2/27 買戻し 21596 -958 -4.6
1992/3/12 20485 1992/5/6 買戻し 17916 2569 12.5
1992/5/8 18449 1992/5/27 売戻し 18034 -415 -2.2
1992/6/8 17648 1992/7/2 買戻し 16649 999 5.7
1992/7/14 17201 1992/7/20 売戻し 16271 -930 -5.4
1992/7/22 15641 1992/8/6 買戻し 16084 -443 -2.8
1992/8/10 15024 1992/8/21 買戻し 15882 -858 -5.7
1992/8/21 16138 1992/9/29 売戻し 17758 1620 10.0
1992/10/1 17396 1992/11/20 買戻し 17022 374 2.1
1992/11/26 17306 1992/12/28 売戻し 17209 -97 -0.6
1992/12/30 17135 1993/1/28 買戻し 16841 294 1.7 1813

2003/03/18(火)

国連中心主義は理想でなく、幻想だったし、今も未来も幻想。
 国連を無視した行動を怒っている人が多そうだが、国連中心主義というのは幻想である。

 まず、国連安保理は常任理事国の拒否権という制度自体が、反民主主義である。
 第2に、今までも、国連と関係なく起きた侵攻は多い。古くは、仏・米のベトナム戦争や、ソ連のアフガニスタン侵攻である。また、フランスのアルジェリア植民地では、非人道的行為が蔓延し、日本の太平洋戦争戦犯など真っ青な残虐非道が行われた。今でも、フランスは賠償などはしていない。最近では、グラナダ侵攻やパナマ侵攻などは、国連とは全く関係なく、アメリカの安全保障問題から宣戦布告さえなく、勝手に行われた。
 第3に、国連がきちんと稼動し始めたと言われているのは、冷戦が終わった90年からである。
 第4に、国際法というのは、運用の面から見ると、弱い国が不当な侵略をうけないような抵抗権として使っているだけで、昔から今まで、強い国は国際法を無視して行動してきた。そして、未来においても、国際法は強い国を縛りはしないだろう。

追記
日米安保条約を読んだら、第一条で、日米安保は国連憲章に基づく、とあった。今は逆だね。日米安保の方が重要みたい。

殺人風邪発生
 中国・香港・ベトナム・シンガポール・タイ、カナダ、ドイツ、スイスで殺人的な風邪が発生しているらしい。ただし、初期症状が、38度以上の発熱と、咳などの呼吸器症状の2つだけとのこと。そんなもの、隣近所に転がっている。
 もともと中国南部というのは、家畜としての鳥と、人間が密接に関わっている所である。それゆえ、昔から、A香港型インフルエンザなどの発生源となってきた。WHO(世界保健機構)やCDCなども、この地域をたえず監視してきており、世界中の製薬会社は、毎年のインフルエンザの流行を中国南部で調査してきた。おそらく、今回もそこから発生したのだろう。
 で、株式の面から見てみる。厚生省は会見で、上記地域への旅行自粛を呼びかけた。そのため、、旅行業界、航空機業界は駄目。戦争とのダブルパンチで、弱り目に祟り目、ってところ。やはり、注目株は製薬業界。ファイザーが他社企業買収の認可を昨晩受けたということもあり、製薬業界は注目すべきだろう。あと、検査関係も良いかもしれない。一年ほど前には、医科学研究所などが市場をにぎわしていたしねえ。

火事直前騒動は、いまだに臭いで吐き気がするほど。目には見えないが、微小なススが、こびり付いているようだ。家中の壁と床と天井と家具をぞうきんで何度も拭いたので、臭いはやや軽減。しかし、まだまだ拭かないと駄目のようだ。

2003/03/17(月)

金正日の独り言
 あれ〜、安保理無視してアメリカがイラク攻撃みたい。仏独露が反対してるのに強行かよ。次はウチ(北朝鮮)か〜。う〜ん、どうしよう。
 イラク戦争は数週間で終わるだろうし、その後、勢いにのってウチに来るかもしれん。アメリカは中国とロシアの言うこと聞かないかもなあ。だけど、韓国政府の言うことは聞くだろうから大丈夫かも。日本がどういう反応を示すか不明だが、拉致問題さえ解決すれば、なんとかなるはず。拉致被害者問題は大きなカードになりそうだから、慎重に使って、ここぞという時にきってやろう。ただ、今から思えば、拉致なんて認めるんじゃなかった。弱いところ見せたら、やっぱ駄目だ。強い態度でやらんと、あかんな。

 アメリカが攻めてこないようにするには、どうすればいいだろう? ミサイル実験すると逆効果かも。それよりは、核兵器保有宣言しちゃおうっと。だけど、まだ核兵器が大きすぎてミサイルに搭載できないんだよなあ。どうしよう・・・。そうだ。漁船で日本に運んでいって、日本のどこかのアパートに隠しといてやろうっと。日本にあるかもしれないし、ないかもしれないし、という状態だと、日本中がびびって、アメリカも手を出してこないだろう。

 とにかく、イラク戦争始まったら、やっかいだなあ。あっという間に戦争終わるだろうから。イラク戦争開始と同時に、ウチ(北朝鮮)は、弾道ミサイル発射か、核再処理施設稼動か、核兵器保有宣言か、何かしないとマズイよなあ。どうしようかなあ・・・。

そういうわけで、イラク戦争が始まれば、戦争は買い、となるだろうが、北朝鮮が一段と強硬姿勢をとるかもしれないので、売りかも。

今日の株式東京市場は、すごい逆ザヤであった。今日のブルベア劇場はそこから。

3月14日の徒然に東芝のことを書いたが、買うのは4月1日頃がメド?(株式売買は自己責任でね)

昨晩、中華スープ作っていたら眠ってしまい、ふと目を覚ますと、こげくさい。家中に煙が充満している。飛び起きて、ガスレンジへ。具と鍋の底が真っ黒でした。数リットルの水を入れてあったんですが、全部蒸発し、もうちょっとで火事になるところだった。冷や汗もの。スープは上湯(一番だし)しか取れなかったし、後始末が大変だし、散々です。しかし、何が一番困るかというと、家から臭いが抜けないこと。こげた臭いが消えるのには、数週間かかりそうである。

2003/03/15(土)

「人間の盾」は、死んで初めて効果がある?
今現在、多くの日本人がイラクへ行き、人間の盾になろうとしている。私は、彼らの行為に共感できるし、その勇気は称えられるべきである。私も、一瞬、人間の盾としてイラクに行きたくなる。だが、状況から判断すると、結局は自己満足にしかなりそうもない。
 アメリカは、人間の盾があろうがなかろうが爆撃を加える。当然、アメリカは前もって攻撃目標を予告はするだろう。爆撃される直前になって施設から退去するというのなら、人間の盾になる意味がない。それでも施設から退去しない場合、退去しない本人が悪いという論調になるだろうし、逆にイラク政府に責任をかぶせるようにマスコミは報道するはずだ。また、アメリカ世論にとって、9.11という現実の前には、人間の盾など怖くはない。日本政府に最も強く反戦を訴えた緒方貞子さんでさえ、「9.11という衝撃を受ければ、アメリカの過剰反応も分からないことではない」とおっしゃってた。9.11を知らない日本人が、反米の気持ちだけで動くと大局を見誤る。
 もっとも、人間の盾として世論に訴えれる方法が、ただ一つある。それは、日本人が身をもって死ぬことだ。戦争でイラク人が何万人死んだとしても、日本人にとっては(湾岸戦争の時と同じく)遠いゲームを見ているような感覚であろう。しかし、日本人が死んだとなれば、日本で大々的な百万人規模の反戦デモが起きるかもしれない。
 だが、死んで得るものは反戦デモのみ。結局は、戦争が起き、多くのイラク人が死ぬ。反戦デモが大々的に広まる頃には戦争は終わっているだろう。起きるか起きないか分からない大規模反戦デモのためだけに命を落とすのは、それこそ犬死ではないだろうか。それよりは、歯を食いしばって生きて、終戦後のイラク人のために命を捧げよう。
毎日新聞コラム

2003/03/14(金)

東芝「製品」復活? 今が買い時かも
今日、ZDNNを見ていたら、東芝のワイヤレスTV「FACE」の記事があった。のほほんと見ていて、ふと、ひらめいた。最近の東芝の商品って、イケテナイ?
 私が去年買ったHDD付きDVDレコーダー(今は旧型)は東芝。また、最近発売の新型HDD付きDVDレコーダーのうち、最も興味をそそるのも東芝製品。
 家のブラウン管テレビが、1ヶ月ほど前に映りが悪くなったとき、ワイヤレス液晶テレビが欲しくて、色々調べたのだが、一番良かったのが、東芝のFACE。結局、古いテレビの調子が元に戻ったので、購入は中止したが、東芝製品「FACE」を買う予定であった。

 東芝の今のコンセプトは、パソコンの家電への取り込み、のようだ。実際に、新型DVDレコーダー「RD-X4」はパソコンを使って操作性が向上している。しかし、パソコンの周辺機器、という位置づけではない。パソコンを道具として使っているのだ。逆に、マイクロソフトやインテルは、家電をパソコンへ取り込もうとしている。しかし、サービスパックやパッチを当てないと危険なパソコンは、完全性を求める家電製品を取り込むことはできそうにない。今年始めのCES(Consumer Electronics Show:消費者向け電子機器の展示会)で、ソニー社長の安藤国威氏は「これからはテレビ復権の時代。ブロードバンド時代となった今,家庭の中心となるのはパソコンではなくテレビ」と述べた。東芝は、情報家電の雄となりつつある。
 白物家電の分社化といった機構改革が最近は目立つが、最も重要な「商品力」をも、東芝は身につけ始めたようだ。情報家電の分野で、今、最も優れているのは東芝かもしれない。最近、目立った製品がないソニーよりは、東芝の方が、製品、株ともに断然お勧めと思う。東芝の株価は、かなりの底値圏である。今、仕込んでおいても悪くないかもしれない。(これは、私の「鼻」でお勧めするものであり、読者の感想は、また別物かもしれません。また、株式売買等は自己責任にてお願いします)

 ちなみに、今、最も駄目な企業はNEC。数ヶ月前のNTTドコモのNEC製携帯電話は回収騒ぎがあったし、先日の空港マヒのコンピューターはNEC製で、ミスを見つけていたのに黙っていたという犯罪的行為を行った。(被害を受けた乗客が集団訴訟を起こしたら、巨額の賠償金を支払わなければならないという、訴訟リスクをNECは、今、かかえている)

58%という数字
 アメリカ世論調査で、国連無用と考える者、イラクをすぐに攻撃せよと考える者、の割合が共に58%。非常に高い。
 自由党小沢氏をはじめ国連崇拝論があるが、拒否権を5カ国だけが持つという不平等が国連にはある。だが、それは、ある意味正しかった。なぜなら、国際政治は、力のある国がリードしているし、それを歴史が証明しているし。
 だが、最も国力のあるアメリカが国連を無視すれば、新しいパワーゲームが始まる。第二次世界大戦後50年がたったが、人間は変わっていないようだ。
 「力」が勝つか、「理想」が勝つか。私は、おそらく力が勝つと思う。なぜなら、フレンチポテトがフリーダムポテトに変名するくらいだから、理性ある理想はアメリカには存在しない。
 日本は、アメリカのおこぼれをあずかって生きていくのだろうか。

今日、確定申告に行ってきた。税務署員と侃々諤々の議論の末、かなりの税金が返ってくると分かり、ハッピー。ところが、ハンコを忘れたため出せず、明日郵送することに。

2003/03/13(木)

今日、ある金儲けの手段を思いついた。しかし、高度な金融とプログラムの知識が必要だなあ、と数時間考えた後、あきらめる。捕らぬ狸の皮算用をすると、売上高数億〜数十億円、売上高利益率30〜60%を見込めそうなアイデアだった。だが、誰かが考えついて、既に実行していそうな気はする。

2003/03/12(水)

日経平均反発
3月7、10日の徒然で指摘したとおり、本日反転。次は、4月1〜5日が底値と見ている。北朝鮮のテポドン2発射もまた不安定要因だが、それほど市場に衝撃はないだろう。明日の風は、今晩のNY次第なんだが、NYは今、メチャクチャ下げてる。ただし、CMEの日経225は7850円止まりだから、明日の日経平均は、なんとかなるかも。
 それより注目すべきは、ヨーロッパ。指標FTSE100, DAXが一日で5%も下げてる。指標の5%というのは、すごい。アメリカや日本より、ヨーロッパの方が経済は深刻。なぜなら、EU崩壊の足音が聞こえてきているから(理由は後日、書きます)。

「100年デフレ」の本を著した水野和夫さんが、今日のe株ネットで、日経平均6000円説を唱えている。7000円は近所のおばちゃん的にはOKだろうが、6000円となると隣の主婦も騒ぎ出すんだろうか。というか、6000円は悪魔の世界。想像もつかない。一億総失業の時代?

2003/03/11(火)

カーマニアは車を人間として認識する
 今日の毎日インタラクティブ・DIGITALトゥディに、「カーマニアは自動車を顔として認識する?」という記事があった。内容は、下記のとおり。

『自動車マニアは、人の顔を認識するのと同じように車のモデルを識別している。自動車好きの人のグループは、車も人の顔も脳内の特定の同じ部位の活動が活発となっていることが分かった。一方、興味のない人のグループは別の部位の活動がみられ、認識の仕方が違っていた。また自動車好きの人は車も人の顔も全体的にとらえて認識速度が速く、興味のない人は車については部分部分でとらえ、識別に時間がかかっていた。
 人が非常に好きなもの見る際に、顔を見るのと同じメカニズムで認識していることを示唆する結果だ』

 だが、カーマニアの端くれの私の考えはちょっと違う。正しくは、「カーマニアは自動車を人として認識する」。つまり、「人の顔」としてでなく、「人そのもの」として認識するのだ。前から見た車を顔や胸として、横から見た車は、横顔や横から見た人間全体のライン。リアラインは足。後ろから見た車はオシリ。などなど。  さらに、車の性能は、人間の能力として見る。ハンドリングがどうの、エンジンがどうの、サスペンションがどうの。つまり、仕事ができて、趣味が良くて、ジョークが面白くて・・・。
 その車の由来も重要だ。スカイラインの歴代ラインナップとか。レビンの何代目がいいとか。スバルの前身が中島飛行機だとか、ホンダは本田宗一郎やレースだとか。つまり、その人の先祖がお殿さまだとか、有名人の娘だとか、などである。
 チューンナップは、お化粧。最近はやりのレストアは、美容整形か。

 ちなみに同様に考えると、現在の日産のイメージは、外人スタイリスト・ゴーン氏がやってきて、きれいなファッションで着飾るようになったが、仕事をしなくなった、と見る。つまり、車のデザインは良くなったが、かつての日産のイメージ「性能重視」というのが薄れてしまった。性能重視の私としては、あまり買いたいとは思わない。

以上、漫画「イニシャルD」が好きで、「藤原とうふ店」と書かれた自動車で峠を攻めてみたいコイーバの意見でした。

2003/03/10(月)

日経平均、20年ぶり8000円割れ。
 私(コイーバ)が今、注目しているプラザ投資の伊東さんが、今晩のビジネスTODAYに急遽、電話出演。伊東さんは、ドイツの武者さん亡き後の当たり屋チャーチストであり、今回の下げも早くから予言していた。(最近の武者さんは、日経平均底値8500円説を唱え、かつての神通力?も半減)

 伊東さんの予想: 17日〜20日に8300円まで戻し、3月28日〜4月4日に7700円で大底、その後反転、上昇。

 私の予想: 今日か明日火曜日が下値。(私は株価を予想することは嫌いだし、無益と考えているのだが、7790円がここ数日の下値と予想)。その後、戻す。だが、勢い弱く、4月1日頃、大底。(下値予想はアミダくじの世界なのでしないが、7700円は割るのでは?) 
 (上記の予想の後、よく考えてみた。3月期末に日経平均が7500円になってたら、銀行はお終いじゃない? だから、銀行への公的資金強制注入があるのでは? という結論に・・・)

 (私の予想は、3/7徒然・ブルベア劇場を参照あれ)
 (3/5の徒然で、「3/10が大底と予想」と書いたのは、8197円を下回らないと仮定して書いた話であり、株価予想は外れましたが、時期は合っているはずです)

北川・三重県知事、立つ鳥跡と清める
伊勢自動車道の一志嬉野インターチェンジを造った第三セクター「三重中部総合開発」(会長=北川正恭・三重県知事)が10日、津地裁に自己破産を申請した。
 北川氏は今期で知事をやめることを表明しており、最後の後始末をしているのではないだろうか。
 日本全国の多くの自治体が財政逼迫であることは言うまでもないが、バブル期にタケノコのごとく作った第三セクターには、隠れ負債が山のように残っている。実質債務超過の第三セクターも多いと聞く。その隠れ負債が表に出ると、ことごとく破産自治体と化す。今は、みんな、臭いものに蓋、状態なのである。
 さて、北川氏は三重県に事後管理予算を導入したり、シャープ工場を誘致したりして、種 SEED をまいた。今後数年は、成果を実らせ収穫できるのだろう。北川氏は辞任間際だからこそ、陰に隠れている借金を表に出し、責任を一手に引き受けて辞めるのではないだろうか。数年は借金で苦しむだろうが、三重県民は民活で生き残れ、その後はバラ色の人生が待っているのかもしれない。

(大阪府は第三セクターを連結会計に組み入れると、実質は財政破綻している。もう後戻りできないから、大田知事は早く借金を表に出して、府民にショックを与えるべきではないだろうか。)

先日、キャノンの研究所食堂で飯を食べたが、いまひとつであった。う〜ん、金持ってるんだから、もうちょっと飯に金かけろよ。

2003/03/07(金)

日経平均下値のメド
いよいよ、日経平均が下値を切りました。
安値をつける目安をもう一度考えてみます。過去を紐解きましょう。

(1)2002年10月10日安値8197円
1982年12月上旬8026円、下旬7772円、1983年1月上旬8210円、下旬7803円。この2ヶ月間7772円〜8210円の間で「もたつき」をし、
その後、1984年1月の10235円まで急上昇しています。つまり、安値8197円は7772円〜8210円の間にあります。

(2)2001年9月21日安値9382円、2002年2月6日安値9420円
上記の1983年1月〜1984年1月までの一年間の急上昇の間に、2回もたついている期間があります。1回目もたつき:83年5月8719円〜83年6月8445円。
2回目もたつき:83年10月9232円〜9563円。
つまり、安値9382円、9420円は83年10月のもたつき9232円〜9563円の間にあります。

(3)2001年3月15日安値11433円
1984年7月9703円から1985年7月13040円まで急上昇していますが、1984年11月〜12月まで11162円〜11577円で、もたついています。

(4)1992年8月18日安値14194円
1986年に12881円〜15859円まで急上昇し、14194円近辺では「もたつき」は、ありません。
つまり、(1)〜(3)までの事は、たまたま当たったというだけかもしれません。
しかし、75%の確率では当たっているので、今後の75%予測を考えてみましょう。

1982年10月〜12月の日経平均チャートを見ます。
ポイントとなる値は6849円、7199円、7414円、そして7772円と8026円。
8026円は10月10日安値8197円から近すぎるので私の独断と偏見により無視します。
よって、底値は6849円〜7414円の間にくると70%予測、保険として7414円〜7772円の間にくると30%予測。
(1)〜(3)を見ると、6849+(7414-6849)X 0.45〜0.6 = 7100〜7200円辺りがポイントでしょうか。


NYダウ下値のメド
私は「NYダウは10月10日は底値とはならないだろう」と思いますが、その理由は簡単です。
7月24日に7532ドルの安値をつけた時の出来高は27億株でした。
10月10日に7197ドルの安値をつけた時の出来高は20億株でした。
10月10日に新安値をつけたのに、7月24日より出来高が少ないのです。だから底値ではないと思います。

底値をつけるのは、多くの人がパニック的に売らなければならない(セリング・クライマックス)のです。
よって、次回NYダウが大底をつけたことを確認するためには、27億株以上の出来高が必要でしょう。

ただし、目安は勉強しますが、私は「株価予想は無駄。当たるも外れるも八卦」と考えています。
(今日のネタは、某掲示板で去年10月頃に書いたものを加筆訂正したものです)


(2005年3月24日・追記)
「NYダウは02年10月10日が下値ではない」と上記で書いたが、ここ2年間においては10月10日が下値となった。
逆ヘッド&ショルダーのチャートの場合、最初の逆ショルダーが出来高最大になることが多いのかもしれない。(今後の研究課題)
ちなみに、03年3月12日のNYダウ出来高は16億株であった。

(05年3月16日・駄日記のチャート参照)

2003/03/05(水)

「戦争は絶対イヤ、だけど、北朝鮮が核兵器を持つのもイヤ。」は破局への道

日本人みんな、「戦争も核兵器もイヤ」という感覚だろうね。私もそう。だけど、のんびりと対岸の火事(イラク)を見ている間に、隣の家の中にガスが充満しているのかも。私がよく読んでいるヘラルド・トリビューンの日本語訳のサイトに、下記のような興味深い記事があった。

『軍事攻撃はあまりに恐ろしい、と言って北が核増殖するのを黙って見ているわけにも行かない、となるってえと、どーすりゃイイのさ? とどのつまり、その近隣諸国(日韓)は、米国にゲタを預けようとするのさ。北と話し合ってくれ、と。
 皮肉なことに、この状態の重大さを、韓国も日本もまるで分かっていない。それは一つには、ブッシュ大統領が北に軍事攻撃かけるほどアホじゃない、と日韓が考えているからだが。それは間違いだぜよ。』


 私(コイーバ)も、確かに、なんとかなるさ、と北朝鮮を眺めていた。そして、ブッシュが日本と韓国を犠牲にしてまで、朝鮮戦争は起こさないさ。と、考えていた。
 しかし、重大なことが2つ。
 第一点は、核ミサイル攻撃からアメリカ自身を守るためには、同盟国の日本や韓国がどうなろうとかまわない、ということ。これは、アメリカに限らず、すべての国がそうであろう。日本政府・日本国民としても、日本国壊滅を防ぐためには、アメリカ・韓国がちょっとくらい被害にあっても、かまやしない(そうならないように努力はするが、最後は自分を守る)。また、そういう政府でないと駄目である。同じように、アメリカ政府・国民も考えるんじゃないだろうか。今は、そのようには考えていないだろう。だが、今後、そう考えるアメリカ人が増えたら・・・。どう転ぶか分からない。
 お〜い、金正日、世論というのは怖いんだぞう。右から左に急に針がふれるんだ。その辺りを考えて、挑発行動をとってくれ〜。
 
 第2点は、ホワイトハウスの行動を宗教活動として考えると、その危険性が見えてくること。ブッシュ大統領の一日は聖書朗読から始まるとのこと。また、ライス大統領補佐官は、父親が牧師であり、キリスト教の強い影響を受けている。その他、閣僚たちはキリスト教との関連が深い。ホワイトハウスを政府としてではなく、キリスト教原理主義団体としてみたら、アメリカ政府の行動が分かってくる。対イラク戦争へ駆り立てる原因にしても、石油だ、イスラエルだ、テロだ、と色々言われているが、どれも間違っているのでは? ブッシュ大統領がイラクを攻撃する理由はただ一つ「フセインは悪だから」。
 この世に、絶対悪、絶対善なんて存在しない。私は、ヒットラーでさえ絶対悪とは思っていない。だって、ヒットラーを選んだのはドイツ国民だから。ヒットラーは最初はきちんと民主主義手続きを踏んで、トップに選ばれたのだ。

 もし本当に、ブッシュ大統領が、聖書を善、フセイン・金正日を「悪」だと思っているのなら、大事だよ。だって、「悪」というのは、交渉する相手ではなく、必ず消滅させなければならない相手なのだから。


予想通り、NYが下値を切ってきた。よし。日経平均は今日5日水曜日から来週月曜日が大底。

2003/03/04(火)

ソニーの次世代DVDレコーダー発売、から見えるIT支配戦略
1)なぜ、現行でなく、次世代DVDに力を入れるのか
2)将来、テレビの前にある「箱」
3)プレーステーション3の骨格
4)ITの覇権を狙う

 ソニーが次世代DVDレコーダーのBlue-Rayを4月に発売すると発表した。現行DVDでなく、次世代に力を入れるのは、なぜ?という意見が多そうだ。だが、ここからソニーの将来の戦略が見えてくる。
 まず、現行のDVDレコーダーには2種類あり、一つは松下・東芝陣営。もう一つはパイオニア・ソニー陣営である。そして、AV機器のVTR代替商品としては、松下・東芝陣営が優勢である。(パソコン周辺機器としては、ソニー・パイオニア陣営のDVDレコーダーが有利)。私が所有しているのも、東芝のHDDつきDVDレコーダーだ。
 (私は去年の5月にワールドカップ録画用に買った。まだ、その頃は松下・東芝とソニー・パイオニアのどちらのタイプが優勢になるか不明であった。なぜ、東芝のにしたのか、というと、松下・東芝タイプの方が普及しそうであったからである。そして、予測は当たった)

 つまり、ソニーはVTR代替商品としてのDVDレコーダーで敗北濃厚なのである。そして、そのことは、家電メーカーのソニーとしては会社を揺るがすほどの事態となる恐れがある。想像してみよう。将来、家族が集まるリビングルームには、情報家電の中枢が集中するはずである。だが、ソニーの商品としては何がある? 
 液晶テレビはシャープや三星電気に出遅れた(3月9日の日経新聞には、ソニーが薄型テレビを市場占有率30%まで拡販とあったが、基幹部品のパネルを外部調達するとのことなので、コスト的に不可能な目標である)。
 VTR代替としてのDVDレコーダーでは松下・東芝陣営に負けそうである。情報関連のパソコンではデル・コンピューターやマイクロソフトに握られている。携帯電話のソニー・エリクソン連合は、弱小連合である。ほとんど、他社製品に占められる恐れがある。

 ただし、ただ一つ、ソニーが圧倒的勢力を保っているモノがある。それが、ゲーム機器のプレーステーションだ。そして、プレーステーションをソニーの一番の戦略商品として見ると、今回の次世代DVDレコーダーの発売の趣旨が分かってくる。

全家庭のテレビの前にある「箱」としての、プレーステーション3
 まず言っておきたいのは、私は、ゲーム機は約20年前の任天堂ゲームウォッチ以後は買ったことがなく、ゲームとは全く関係ない生活を送ってきたということである。また、今後もゲームには興味がない。それなのに、なぜ、プレーステーション3(以下、PS3と略す)に注目しているのだろうか。それは、PS3が情報の中心として働く「箱」になりうるからである。
 日本ではなじみがないが、アメリカではCATVが発達し、そのチューナーとして、テレビの前には「箱」がある。これをセットトップボックス(以下、STBと略す)という。家族の集まるリビングルームの中心にあるSTBは、情報家電の中心となりうる。そして、この中心の「箱」を自社製品で独占できた企業(自社規格を採用できた企業)は、家中の全ての情報家電を支配し、ロイヤリティーを徴収することができる。そのため、世界中の企業が、アメリカCATVのSTBを独占しようと、十数年しのぎをけずってきた。だが、いまだに決定的なモノはできていない。(家電側の戦略例()()、PC側の戦略例

 ソニーは、この「箱」をPS3で占拠しようとしているのだ。その結果、すべての情報家電を支配するつもりなのだ。(一時期、マイクロソフトが独占しそうになったが、現在の主流は家電メーカーである)(参考:ソニーとマイクロソフトの戦い(1) (2)

家庭用ゲーム機プレーステーションの次世代機であるPS3の技術が話題になり始めた。おそらく、発売は2005年2月5日、2005年5月2日、2005年12月05日、2006年2月6日のいずれかであろう。(語呂合わせからの予想)
今、話題となっているPS3に採用されるであろう技術はグリッドコンピューターである。グリッドコンピューターとはコンピューター(パソコンなど何でもよい)をつないで、相互に機能補完し、高速で動かす技術である。(キーワード3分解説。ITPro詳説(1) (2))ADSLや光通信といったブロードバンドの常時接続により、他の家庭のPS3と共同作業するのだ。

ゲームだけなら私はPS3を買う気はない。だが、もしPS3に以下のような機能がついていたら買うかもしれない。
1.次世代DVDレコーダーであるBlue-Ray
2.300〜500Gの大容量ハードディスク
3.コンピューターとして使えるキーボードなどの端末(オプションで)
4.ワイヤレス・ブロードバンドによる家庭内AV・PC機器との連絡
5.3次元映像
6.グリッドコンピューター
(この6項目は、2ヶ月前に考え、メモしていたネタである。以下の文章も、その時に書いて放置していたものを加筆した)

1.次世代DVDレコーダーBlue-Ray
 今回の次世代DVDレコーダーの発売は、PS3への機能搭載を見越したものだと思われる。早期に量産し、安価な製造技術をみつけようとしているのだろう。
 ただし、私は次世代DVDのBlu-Rayにも不満がある。それは、録音時間が2時間であること。私としては2.5時間にしてほしかった。今、東芝のHD付きDVDレコーダーをもっているが、微妙に使いにくい。それは、2時間を越える番組のとき。例えば、ワールドカップで延長、PK戦にまでなったサッカーの試合。2時間を越えるミュージカル・オペラなど。これらの番組は、画質の良さと長時間との2つが要求されるが、現在のDVDでは両立していない。
 昔、ソニーがCDの録音時間を決める時、指揮者のカラヤンに相談して時間をきめたという。だが、今はそのようなことを考慮する開発者はいないのだろうか。
コンテンツが分かる現ソニー取締役会議長・大賀典雄が現場にいたということもあるかもしれない。そして、今は、コンテンツが分かる人間がDVD規格を決めるグループには入っていないのだろう。
 ここで気になることを一つ。PS3に搭載する予定のCPUはIBMと東芝とソニー3社の共同開発である。しかし、次世代DVDレコーダーとして、東芝はBlue-Ray方式を採用していない。Blue-Ray方式が席巻したら、現行DVDレコーダーの勝者の東芝はどうするんだろう。

2.大容量ハードディスク
 2点から必要である。第一点、HDD付きDVDレコーダーとして使うため。第2点、グリッドコンピューターとしての必要性。
 グリッドコンピューターにも大きな問題がある。それは、ストレージ容量、つまりハードディスク容量である。世界最速スパコンの「地球シミュレーター」や、WinMXの次のP2Pソフト「Winny」で既に顕在化している問題ではあるが、情報を共有するということは、ストレージ容量を無駄に消費するということである。
ここ数年HDDは飛躍的に研究開発が進み、HDD容量が1〜2年で2倍というスピードで増えてきた。2003年1月現在、100G内蔵HDDが約1万5千円である。よって、2005年には、400〜600Gが約一万5千円になっているであろうから、PS3には無理してでも500Gのハードディスクを積むのが妥当だろうか。
この問題を解決するためには、安価な大容量ストレージ(2005年頃発売の機械が5年間機能を保つには、500G〜1Tバイト必要)を大量に供給することである。よって、日立がIBMからHD事業を買収し、今後ストレージサービスに力を入れていくのは、戦略上間違っていないと思われる。

3.キーボード
 PS3にはLinuxをOSとして積むという噂である(PS2の場合は・・・)。(Linuxの技術的・社会的位置づけ)。Linuxもまた、今年(サーバーではもちろん、電子政府や家庭用パソコンでも)ブレークするといわれている技術である。これにより、マイクロソフトのWindowsの呪縛から開放される可能性がある。そして、パソコンを含め、すべての電気機器はソニー・東芝・IBMの呪縛にとらわれるようになるだろう。2005年にはパソコンでもLinuxが普及しているであろうから(最近、Linuxの上でマイクロソフトOfficeが動かせるようになった)、PS3にキーボードを付属すれば、パソコンの代わりとして使える。つまり、パソコンは誰も買わなくなる。デルコンピューターは倒産?

4.無線LAN
 プレーステーションをどこに置くのか。今、多くの家庭では、テレビの下のラックに置いている。しかし、2003年今年には薄型テレビが爆発的に普及し始めるはずである。つまり、テレビの下には奥行きのあるラックは必要なくなる。
となると、家庭用ゲーム機やHD・DVDレコーダーはどこにおけば良いのだろうか。縦置きにして、スペースを無駄にしないようにするはずである。このように考えると、PS3はテレビの近くには置けない可能性がある。だから、ワイヤレス・ブロードバンドによる無線LANも標準装備する必要がある。現在のPS2が縦置き可能なのも、新時代を先取りしているとも言える。

5.3次元映像(立体テレビ)
液晶の薄型テレビでは、韓国サムソン・LG電子が勝ち、日本企業の敗北の予感が漂っている。しかし、今、日本企業が力を入れていることがある。それは、立体テレビ。立体映像は昔からあったが、赤・青のメガネをかける必要があった。だが、シャープや三洋はメガネなしに見れる立体テレビを開発中である。今春、シャープはに立体画像を表示できる液晶つきの携帯電話を発売する予定。また、本日3月4日、立体表示市場の創出を目指す業界団体が設立された。
 立体テレビが普及すれば、日本企業は再び覇権を握ることができるだろう。ただし、気になることが一つ。今年中に開始される地上波デジタルテレビは、立体映像にどのように対応するのだろう。デジタルこそ、立体映像に役に立つのだが。

6.グリッドコンピューター
 技術的なことは、上記のリンクを見てもらいたいが、各家庭のPS3を結ぶブロードバンドについて気になることがあった。ソニー系インターネット・プロバイダーのSCNが、2003年1月から光ファイバーの設置無料・3ヶ月無料キャンペーンを始めたのだ。これはグリッドコンピューターとしてPS3を使うための基盤整備ではないだろうか。


以上、PS3におけるソニーの戦略予想でした。Blue-Rayは、PS3のための一歩なのだろう。

(3月9日 追記) たまたま、3月4日の記事で、興味深いコラムがあった→テレビゲーム業界を一変させるソニーのチップ

北朝鮮ミサイル 災害派遣で対処 防衛庁長官 救援活動を優先
石破防衛庁長官は、北朝鮮ミサイルが日本に落ちたら、自衛隊は災害出動すると話した。タカ派の長官が、こんな発言をするとは意外。というより、論外。わざとじゃないか? 神浦さんの意見(3月4日)
日本のハト派よ、防衛を臭いものとして蓋をするな。パウエル長官を見習って、日本の防衛政策を乗っ取れ。

今日見つけた、cool女性:
高橋マリ子。kissmintのCMに出てました。
昔、キューピーハーフのCMに出ていた子なのね。成長してて気づかなかった。

あと、カラーアピールの蠍スカーレットのCMに出てくる子って、誰? 誰か教えてちょうだい。

2003/03/03(月)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は病気ではない?
 
問題点は4つ。
 1)非常に多くの人が持っているのでは?
 2)病気か?体質か?
 3)治療する必要はないのでは?
 4)飲酒は安眠を妨げる

 居眠り運転手は睡眠時無呼吸症候群(SAS)であったようだ。だが、睡眠時無呼吸症候群って何?。字のとおり「症候(症状)」を持つ病気の「群れ」である。病名というより、そういう「症状そのもの」をさす。
 例えとしては、腹痛症候群(そんなものはないが・・・)を上げれば良いのではないだろうか。腹痛という「症状そのもの」を指すのだ。腹痛の原因として、胃潰瘍や虫垂炎、大腸癌、肝炎、腎臓結石などがある。または、体質的に胃腸が弱いだけであり、時々、腹が痛いだけかもしれない。そして重要な問題なのは、この「腹痛という体質」なのだ。西洋医学的には原因は何もない。腹痛症候群が、「病気でなく体質」という人がいるのだ。(私がそうなのである。2〜3ヶ月に一回、立っていられない程の腹痛に襲われる。だが、数分〜数十分たつと、なんともなくケロッとして激しい運動も可能だ。よく似た体格の痩せた人に話を聞くと、そういった症状を持つ人は多い。腹痛と下痢、これが、ガリガリに痩せた人の体質なのだ)。

 睡眠時無呼吸症候群。この症候群の一番の問題は、病気というより、そのような「体質」の人が多いのではないかということだ。数日前の新聞によれば、70年代生まれの日本人の90%はアレルギー体質を持っているそうだ。(私にも当てはまる)。アレルギーといっても、花粉症やアトピー、食物アレルギー、シックハウス症候群など様々ある。しかし、アレルギー症状が軽度の人は、自分が病気を持っているとは考えていないのではないだろうか。「そういう体質なのだ」と考えているはずだ。だが、重度のアレルギー症状の人は、症状が苦痛でもあり、社会生活に影響を及ぼすことさえある。彼らはアレルギーは病気だと考えているだろう。
 じゃあ、病気と体質の境目は? 「症状が苦痛であるという自覚」と「社会生活に影響がある」という2点だ。これらは主観的なものだ。他人からは分からない。本人のみが、病気か体質かを判断できる。(今回の事故では、社会的影響により、「病気」と判断できる)

(以下は、私個人の憶測である。)
 私の周りにも、自分は睡眠時無呼吸症候群ではないかという人は多い。私の父は痩せていたが、睡眠中に息が止まっていることが多かった。私もそうかもしれないが、他人にはなんとも言われてないのでよく分からん。(それより、私は寝言が多いらしい。突然、起き上がって無意味なことをしゃべり、また寝る、とのこと。あやしすぎる・・・)つまり、睡眠時無呼吸症候群の人は非常に多いのではないか、ということだ。もしかしたら、日本人の1/3くらいはそうかもしれない。睡眠中のことなので、家族に指摘されなければ誰も分からない。

 また、SASであると分かったとして、「それがどうした」ということだ。苦痛もなく、社会生活に問題がないのに、なぜ、治療しなきゃならない? webを見ると、治療はCPAPという方法のみのようだ。外科的治療もあるようだが、重症でなければ、体にメスを入れる必要があるだろうか。外科手術というリスクをとって解決すべきリターンがあるのだろうか。また、CPAPは一部の人にしか効果はないようだ。治療する必要がない人が多いという点と、治療法は効果がないという点が課題となるだろう。

今後、JRや、その他の旅客・貨物運送業者は、すべての運転手に睡眠時無呼吸症候群の検査を実施するだろう。だが、多くの運転手が睡眠時無呼吸症候群と診断されるのではなかろうか。そうなったとき、運転禁止を言い渡すのだろうか。治療を強制さすのだろうか。そして、治らないとき、どうするのだろう。

飲酒は睡眠に逆効果
 もう一点、居眠り運転の重要な原因があった。それは、運転手が睡眠の3時間前に飲酒をしていたことである。酒を飲めばよく眠れる、と勘違いしている人が日本人には非常に多い。そして、酒は良いが、睡眠薬は一度飲むと、飲まないと眠れなくなる、と誤解している人もまた多い。だが、事実は異なる。つい先日のことだが、厚生省が不眠症の注意点を国民に呼びかけた。その呼びかけの中で、酒は睡眠には逆効果だと発表している。しかし、それを知っている人はほとんどいないだろう。薬は怖いが、酒は大丈夫。この誤解が日本人の不眠症の原因にもなっている。

 だが、私を含め、多くの人は体験として正解を知っているのではないだろうか。大量飲酒をして寝た時、私は必ず3時間後に目を覚ます。そして、目が覚めれば、あまり眠くなくなり、その後の睡眠は逆に浅い眠りになっとなってしまう。翌日は頭がすっきりせず、一日中ボーっとした状態となる。これは私だけではないだろう。飲酒は睡眠には逆効果なのだ。みなさんも、同じような体験をしたはずだ。これにはマスコミにも原因があるのではないだろうか。この際だから、マスコミも寝酒は睡眠の妨げになると大々的に宣伝してほしいものだ。堺正章と、みのもんた、特にこの2人には不眠症の正しい解決法を解説してほしいものである。

(3月5日 追記)
新幹線運転手は、重度の睡眠時無呼吸症候群であることが分かった。貨物列車運転手の別の居眠り事故も発覚。二人とも100kgの肥満体質と分かった。今後、運転手には体重管理が必要なようだ。スチュワーデスみたい。二人とも、体重を減らせば治るかもしれないが、もし治癒しなければ、どうするんだろう)

昨晩、数年ぶりにジョギングをした。最近、腰痛が生じ、体力の低下というより、筋肉の故障が一般生活で起きる危険性をヒシヒシと感じたためだ。15分だけ走ったのだが、あやうく肉離れを起こすところであった。若い頃は、学校で1、2位を争うスピードを誇っていたのに、今や・・・。いやあ、こりゃあ、やばい。無理をせず、がんばらないと。

大学の同級生が結婚ラッシュだ。招待状が届く、届く。まあ、この歳になれば、結婚してないほうがおかしいかも。だが、高校時代のクラブの同級生は、なぜか結婚してないほうが多い。まあ、最近まで浪人とか、いまだ大学院生という輩がいることも原因の一つではあるのだが。

徒然とブルベア劇場、両方を毎日書くのは難しい。しかし、劇場は毎日描きたいし・・・。

2003/03/02(日)

新幹線の安全性は証明された
 先日、新幹線の運転手の居眠り事件が「発覚」した。マスコミや風見鶏の扇大臣からは非難ごうごうである。しかし、ちょっと待ってほしい。そりゃ、居眠りをした運転手はJR社内で処分を受けるべきだし、彼は2度と運転をしてはならない。しかし、彼を無意味に非難したり、人間性や世代について社会的に分析したり、JRの体質を非難するのは全くのナンセンスではないだろうか。
 新幹線を運転しているのは人間である。そして、人間には必ずミスがつきものだ。世間はなぜ、新幹線運転手に完全性を求めるのだろうか。
 我々は人間であるからして、絶えずミスを繰り返している。「私は、重大なミスはしたことない」という人がいるかもしれない。だが、あなたも小さなミスは絶えず繰り返しているだろう。統計的には、300の小さなミスがあれば、30の中規模のミスがおき、1つの重大なミスが起きるといわれている。あなた自身は重大なミスをしていないかもしれない。だが、300人が小さなミスを1回ずつしたとすれば、誰か1人は重大なミスをすることになる。
 新幹線運転手にしろ、原発の安全にしろ、世間は完全性を求めすぎている。そのようなことは絶対ありえない。もっとも、日本人の求める完全性が、日本製品の高品質を生み出したのは確かなことではある。そして、今後も完全性を求めることは間違いではない。だが、物事が不完全であることを認めるのも必要である。物事が完全でなく、人間もまた完全でないことを前提に、その対処法をみつけておくべきである。

 冒頭、私は、「居眠り事件が『発覚』」と書いた。おそらく、今までも運転手の居眠りはあっただろう。ただ、多くの運転手は、様々な警報音ですぐに起き、何事もないかのごとく運転してきただけ(のはず)である。今回は運転手がなかなか起きなかったため、「発覚」したのである。だが、私は、一瞬、居眠りしたであろう運転手だけを責めるつもりは全くない。彼らは責めを負うべきではあるが、人間である以上、そのようなミスは必ず存在する。必要なのは、運転手が居眠りした時に、どう対処すべきかである。
 その対処法は、すでにある。ATC(自動列車制御装置)であり、その装置により、新幹線は無事に停止できた。乗客の不満と社会の不安を呼び起こしはしたが、新幹線運行システム自体には問題はなかった。いや、逆に、新幹線の「安全性」という名声を高めたのではないだろうか。
 
「運転手が居眠りしても安全な新幹線」
 このキャッチコピーは、不謹慎だと言う人がいるかもしれない。だが、必ず存在する人間の不完全性を、システムが補強する。これこそ理想の危機管理である。昨日、航空管制システムがダウンし、日本の空が麻痺状態となった。機械もまた不完全であることの一例だろう。だが、人間の不完全性と、機械の不完全性を補強しあって、完全性を100%に近づけるように努力する。これこそが、正しい危機管理ではないだろうか。
 ただし、どのようにしようと、完全性が100%にはなりえないのが、人の世である。残りの0.0000001%は、経済性との兼ね合いであり、あきらめも必要である。もっとも、乗客に「あきらめろ」とは言えないので、世間に対して、きっちりと釈明することがJR西日本の取るべき正しい対処法であろう。(居眠り運転手は2度と居眠りをしないだろうから、運転手として復帰してもよいかもしれない。だが、世間に釈明するという観点から見ると、彼は2度と運転すべきではない)。「世間」というのは、相手が潔く平身低頭すれば、許すものである。(その対極にあったのが雪印であった)

中国高速鉄道は新幹線に決まり?
「運転手が居眠りしても安全な新幹線」が証明され、新幹線システムの安全性は名声を高めたと思われる。このことは、近いうちに(今春という噂もある)決定されるであろう中国高速鉄道の選択に影響を与えるだろう。現在、中国政府は、日本の新幹線とドイツの常伝導リニアモーターカーの間で揺れている。(日本のリニアモーターカーは「超伝導方式」なので御注意を)。運行システムの細かさでは、日本の新幹線が断然有利であったが、今回、安全性という点でも注目に値するものとなった。おそらく、今年中に、中国大陸で新幹線が走ることが決定されるであろう。(もっとも、日本メーカーは中国に技術移転「しすぎない」ことに注意が必要のようではある)

(3/3追記)一番の問題は、北京ー上海間の距離にあるようだ。その距離は1500kmである。東京ー大阪間は500kmなので、乗車時間は3時間ほとだ。だが、1500kmとなると、5〜7時間かかる。これは苦痛だ。しかし、飛行機は一回500人しか運べないという問題もあるので、新幹線の大量輸送力も魅力ではある。

北京ー上海高速鉄道の進展と行方

2003/03/01(土)

実話寓話
 周りを海に囲まれた、ある小さな島に、まじめな人々がつつましく、しかし、幸せに暮らしておりました。ある時、島の外から海を渡って、見知らぬ人がやってきて言いました。「この島の土は、すばらしい。この土を売れば、みな、お金持ちになれるぞ」。
 島の人たちは驚き、喜びました。人々は、せっせと島の土を掘り起こし、島の外へと運び、売って、島民全員が大金持ちになりました。金持ちになった島民たちは働くのをやめ、どうしても必要な働く人は島の外から呼び寄せ、日々を遊んで暮らしました。水も、ガスも、電気も、すべてタダです。税金も納める必要がありません。暇つぶしに、ギャンブルをしたり、自動車で島の中をドライブしたりしました。
 ある時、島の酋長が気づきました。「売る土がなくなったら、どうしよう」。酋長は村の代表者を集め相談した結果、島の外の大きな町にホテルを建て、その賃貸料で暮らしていくことにしました。もし、島を出なければならなくなったら、そのビルに島民全員が移り住めばよいのです。酋長は、すばらしいアイデアだと思いました。ビルが建ちました。しかし、いつ島民たちが大挙して押しかけるか分からないビルに、誰も入りたがりません。
 次の手を考えました。遠く離れたグアムという名の島にホテルを建て、出っ歯で黄色い顔のメガネをかけた飛行機乗りに経営を任せました。しかし、その収入も、たかがしれていました。また、アフガニスタンという名の国から逃れてきた人々を受け入れて、お金をもらおうとしましたが、言葉が通じないので、うまくいきませんでした。

 ついに、すべての土を掘りつくす日がやってきました。島の中は穴だらけ。もう何も売るものがありません。お金もありません。でも、働かなくなった島民達は何もしません。しかし、島民達は酋長や村の代表者達に対して怒り始めました。「なぜ、酋長は我々島民を豊かにしない?」
 島民達は分裂し、互いをののしりだしました。最初は、口だけでしたが、ついには武器を手にとり攻撃するようになりました。
 
 で、その後、どうなったかって?
 誰も分かりません。
 島と外界をつなげていた、たった一本の電話も使えなくなったからです。うわさでは、酋長の家が焼け落ちたそうです。しかし、今も、島の中のことを知っている人は誰もいません。
 おしまい。

中部太平洋のナウルが「消息不明」に=誰が指導者かも分からず
旅に出るならナウル
ちなにみ、この↑人、すごい旅行バカです。あこがれます。バックパッカーの鑑。

2003/01/16(木)

中国・韓国における「神社」とは
1月14日、小泉首相が靖国神社を参拝した。
その是非や靖国神社固有の特殊性については、ここでは論じない。今回は「神社」というものについて語りたい。東アジア諸国の「神社」という受け止め方について日本人は知っておくべきであろう。
 われわれは、大晦日にお寺へ行って鐘の音と聞き、正月に神社へ行ってお参りをする。七五三には神社へ行き、工事を始める前は神主さんにお払いをしてもらう。結婚すればキリスト教会で式をあげ(お寺や神社の場合もあるが)、盆にはお寺さんにお経を上げてもらう。クリスマスやバレンタインデーにはキリスト教を祝う。つまり、日本人は宗教に関しては無節操であり、融通無碍でもある。また、寛容とも言える。とにかく、日本人にとって宗教は「従うべき教え」ではなく、文化や生活習慣なのである。
 だが、日本以外の全ての国(と断言してもよい)では、宗教は「服従すべき教え」である。だから、日本人一億人全員が正月に神社へお参りすることは、日本文化を詳しく知らない他国の人にとっては、大和(やまと)の神を信じる非常に信心深い日本人、という印象を受けるのである。つまり、日本人は大和の神を「信じている」と、一般外国人には思われているのだ。
 上記のことを考慮すると、小泉首相はA級戦犯を「信じている」と諸外国の一般人には思われているのである。そりゃ外国が反発するのも当然だよね。もっとも、中韓政府関係者は「神社」と「靖国神社」の違いを分かっているだろう。しかし、東アジアの一般国民にとっては、天皇も神社も靖国神社も憎むべきものと思っているようだ。
 天皇制というのは1500年以上綿々と続く日本文化そのものであり、数百年続く神社(伊勢神宮や近隣の神社など)も日本文化である。しかし、靖国神社はたった130年の歴史しかなく、戦前は軍国主義と結びついており、現在でさえ「軍人勅諭」という碑があったり、兵器が陳列している軍事神社である。その違いを分かっている人は、東アジアでは少ないのではないだろうか。
 もっとも、項羽は数十万人を一晩で虐殺したのに地元では崇められてるし、小ブッシュ大統領がうっかり口をすべらした「キリスト十字軍」はイスラム教徒たちを虐殺しまくったけどね。

2003/01/14(火)

「女性は左から撮った方が、写真うつりが良い」というのは本当か?
結論を先にいうと、多くの人にとってはであり、一部の人にとっては本当。
以下のことは、私の個人的な考えだから御注意を。

 まず、「写真うつりが良い」という定義から考えていこう。「きれい」ということは、肌がきれい、しみがない、色白ということもあるかもしれないが、逆に、左側の顔の方がシミが多いかもしれない。自動車の助手席によく乗る人や、会社の席が窓際で左顔に太陽光線があたる人は、左側にシミができやすい。つまり、皮膚表面の状態について左右は関係なさそうである。そうではなく、「きれい」というのは顔の輪郭を指しているということではなかろうか。
 では、顔の輪郭とはどのように作られるのだろうか。皮膚の下には脂肪と筋肉がある。それらが関係していると思われる。
 10年前、バイクで交通事故をおこした後のビートたけしの顔を例としてあげよう。彼は、顔面神経を損傷し、顔の片方の筋肉が麻痺していた。今でも若干、後遺症が残っており、麻痺した側の顔はおだやかな感じがし、笑ったように見える。

 多くの人は、右利きである。その「利き」というのは、手、口、目、耳、足などがある。右手利きの人は多いだろうが、小さい頃は左利きだったが、矯正して右利きにした人もいたかもしれない。そのような人は、どちらの手の握力が強く、どちらの肩がこってるかで分かるだろう。顔についての「利き」は「目」「口」がある。つまり、写真を撮るとき右目でレンズをのぞくか、左目でのぞくか。食べる時、右の奥歯で噛み砕くか、左で噛むか。このような習慣を数十年続けると、体がゆがんでくる。若い20代の頃は、まだ分からないかもしれない。しかし、40、50歳になってくると、左右に顕著なゆがみが生じるようになる。今、立って、自然な顔で鏡を見れば、左右不対象であるのがよく分かるだろう(利き顔の方へ首が傾き、肩がこることが多い)。分からないなら、カメラで真正面から写真を撮って(光は左右対称に当たるように注意)、顔の真ん中で縦に切り、見比べてみればよい。どちらが、きれいに見えるだろうか。

 モデル出身の伊東美咲で試してみた。左顔の方が柔和な顔に見える。しかし、現代流行の「美」という面でみると、右顔の方が良い人が多いのではないだろうか。今の流行は「ほっそりした顔」である。伊東美咲も利き顔は右であろう。目や口が右利きなので、右顔の筋肉をよく動かすため脂肪が少なく、ほっそりした顔に見えるのである。左顔の筋肉は右顔に比べ使わないため、左顔は脂肪が多い。だから、柔和だが、ふっくらした顔に見えるのである。また、利き顔の口の端が筋肉の発達のため、利き顔(多くの人は右顔)の方が自然と笑い顔になる可能性がある。ただし、「えくぼ」は左顔(利き顔の反対)にできやすい。
 男に関しても、きりっとした顔を見せた方がよいので、利き顔(多くの人は右)を撮った方がよいだろう。ただし、ヤクザ屋さんや、捜査4課の刑事さんは、反対側の方が良いかもしれない。TPOで使い分ければよい。(ビートたけしは事故前は、刑事のように厳しすぎる顔をしていたが、事故後、筋肉が動かなくなり、柔和に見えるようになった)

 「左から写真をとった方がきれい」という迷信は、昔、ふくよかな人が美人といわれた名残だろう。昔は、日本人全体が貧しく、痩せていた。そのため、たくさんの食料を食べれる裕福な家の娘にあこがれたからだと思われる。左顔(利き顔の反対側)は脂肪が多く、ふくよかに見える。だから、病気で痩せ細った人を撮る時は、利き顔の反対側(多くの人は左顔)から撮ったほうが良いかもしれない。

結論。
「健康的な女性は、筋肉の発達した利き顔(多くの人は右顔)を向けると、ほっそりと見え、写真うつりが良い」
(伊東美咲も右側から撮った方が良いが、癒し系なら左顔?)       

         

2003/01/13(月)

あけましておめでとうございます。年末は旅行、年始は仕事で大忙しであったため、まったく更新ができませんでした。

2002/12/21(土)

マーケットは今、2つの暗黙の了解の下に動いている。一つは、超大型倒産。もう一つは、イラク侵攻。あるかどうかの段階は、ここ数日で終わった。今は、「ある」という限りなく100%に近い事実が横たわっている。超大型倒産は、ゼネコンが熊谷組とハザマや大京。金融がUやMの少なくともどちらか一つ。流通はダイエーや西武百貨店(可能性は低いが)。このうちのいくつかが倒産しないと、頭の上の雲がとれない。また、銀行が国か企業の下に完全に入らないと、誰も安心して株を買えないだろう。
イラク侵攻も事実としてマーケットが織り込み始めた。ある軍事アナリストによると、地上部隊のイラク国内進撃は1月下旬から2月の初めで決定のようだ。だが、ここでもう一つの問題が地球の反対側で起き出した。それは、ベネズエラのゼネスト。アメリカは多くの原油をベネズエラから輸入しているが、ベネズエラでは完全に原油の輸出が止まっているらしい。石油王ブッシュとしては、こちらにも考慮する必要がでてきた。よって今後は、安保理の対応とベネズエラのゼネストの2つが、イラク侵攻に影響を与えると思われる。色々考えると、株価は1月31日前後がポイントか。ただし、それまでに大型倒産により、日本の不安が取り除かれている必要があるが・・・。

このように考えると、マーケットというのは冷酷な仕組みだなと、感じる。そこには正義はない。(人それぞれの「正義」という問題もあるが)強い者の言うとおりに動くだけである。国民より強い企業、企業より強い銀行、銀行より強い政府、政府より強い政治家、政治家より強い国民。時と場合によって、誰が強いかは変わってくる。そして、その強い者の意見が通る。(そごう百貨店の倒産は、銀行が強いように見えて、実は政府や政治家、ところが土壇場で国民の意志が最も強かった。)
国内でさえ、この状態であるのだから、国際マーケットでは、もっとシビアである。

2002/12/20(金)

昨晩の日経CNBCのスクォークボックスを見ていたら、アメリカ人へのアンケート調査があった。株式番組だから、共和党支持者や資産家層でインターネットに興味のある者が多いということに注意しなければならない。しかし、ある程度の参考にはなるだろう。
質問は、「脅威であるのは北朝鮮か、イラクか」であった。結果は、「北朝鮮が脅威63%、イラクが脅威37%」となった。これは興味深いことだ。ブッシュ大統領をはじめホワイトハウスはイラクの脅威を重視している。しかし、一般国民は北朝鮮の方がはるかに脅威だ、と感じているのだ。最近ニュースに流れた記事によると、朝鮮戦争が起きると数万人のアメリカ人が死ぬから、ブッシュ大統領は北朝鮮に対してはイラクより軟らかい対応をしているそうだ。今の時代、数万人死ねば、ブッシュの再選はありえない。しかし、アメリカはいちおう民主主義の国であり、政府の方針は風見鶏のごとく国民の意見に左右される。アメリカ国民が戦争で数万人のアメリカ人が死ぬ損失と、テロの恐怖を考えた場合、どちらを選択するであろうか。中間選挙の結果を見ると、アメリカ人はテロに極度の恐怖を覚えているようだ。「杞憂」が実際に起き、すべてにヒステリックに反応している。
また、昨日決まった韓国新大統領・盧武鉉(ノムヒョン)は戦争絶対反対であろう。だが、アメリカという国は国際協調という言葉を知らない国である。最近、ニクソンショックについてのテレビ番組を見たが、あのニクソンショックほど自分勝手な政策はない、ということを知り、アメリカの独善は昔からあったのだな、と思った。
残るは、日本と中国である。資本主義の国に変わりつつある中国と、戦争反対が主体の日本。どのような反応をするであろうか。

命題:隣国にヒットラーがいる場合、軍隊をもたない戦争禁止国(日本は軍隊あるよ)であってもヒットラーを抹殺する権限を有するか。
私は、まだ答えを出せていない。一つ目の問題は、戦争禁止国が戦争をすべきかどうか。二つ目は金正日がヒットラーがどうか。3つ目は、誰が「彼はヒットラーだ」と決めるのか。アメリカは自分勝手に「彼はヒットラーだ」と決め付けてるし。
この命題を書いたら知人に指摘されましたが、「単に危険なヒットラー」ではなく、「数十万人の無抵抗の人を大量虐殺(ジェノサイド)をしているヒットラー」です。隣で大量虐殺が起き、対話で解決できない場合でも、あくまで話し合いを続けるのか。続けるべきかもしれないし、武力に訴えるべきかもしれないし。どっちが正しいかは、人それぞれだし、私は分からない。
また、湾岸戦争の時、圧倒的兵力によってアメリカ軍はほとんどの死者を出さずに、豆鉄砲を持ったイラク兵士数千人〜数万人を殺害した。それは、「あり」なのだろうか。極端な例を出すと、竹槍を持った兵士を機関銃で撃ちまくるというのは、ありなのだろうか(日本の本土決戦がそうなる可能性だった)。
色々な問題はあるが、今現在、多くの日本人が今までの価値観を微妙に変化させているのは事実である。

2002/12/18(水)

新装開店
「ブルベア日記」が当分のメインか。今のところ、ネタはたくさんあるので、当分は毎日更新できる。

2002/12/13(金)

新装試験開店
「日記」はやめた。「日記」は株の予想などをしていたわけだが、株取引上で大きな問題があった。私は、株取引は信念をもって行動すべきだと思っているが、その信念というのは1秒後には変換すべき時があるとも思っている。ここに日記として文字として記すことによって、その信念に偏って凝り固まる時があった。最近、株取引というのは心理学だなと、つくづく感じている。
今後は、「ブルベア日記」と「徒然」をメインにHPを再開しようと思う。気が向いたら「小説」も書くかもしれない。毎日更新しないかもしれないが、じわじわ続けていくつもりだ。

2002/02/28(木)

新型マーチ:デザインも機能も利益率もかなり良いのだが、あのCMなんとかならんか? デザイン総責任者のヒゲのおじさんが出てくるのはおかしい。そりゃ、ブルーバード・シルフィのCMでは、日産リバイバルプランが始まった直後だったので新しい改革の風を感じたものです。また、購買層が中年男性だったため、ヒゲのおじさんのCMはマッチしていました。しかし、マーチの購買層は若い女性でしょ。それなら、トヨタ・ヴィッツのようなCMにすべきだった。それでも、マーチには期待する。この車が失敗したら、日産は足元(系列・下請け)から崩れていくだろう。

昨日、松山千春がテレビ朝日のワイドショーに出演し、鈴木宗男議員の弁明をしたらしい。内容を見てはいないので正確には言えないが、松山千春の言うことの多くは賛成できる。まず、20年来の付き合いがあるから友人を弁護するのは当然であろう。松山千春は芸能界のドンという立場にあり、歌手というよりは、他の芸能人を皮肉ることが芸風であった。そして、これが重要なことなのだが、その芸風をマス(大衆・マスコミ)が支持していたことである。良く言えば大衆の共感に敏感であり、悪く言えばポピュリニストであった。マスの力を背に芸能界に力を行使し、彼に批判された人間は、黙って彼の言うことを聞くだけであった。だが今回の事件で、彼はマスの怖さを感じることになるだろう。彼の芸風が変わるかもしれない。もしそうなったら、彼の面白みが減り、芸能人としての商品価値が下がる可能性もある。
 しかし問題は、「友好の家」建設入札問題で松山が一般公募の資料を持ち出して、鈴木氏の関与を否定したことである。今までは、松山千春が否定すれば大衆はそれに納得してきた。だが、これは政治問題であり、犯罪の可能性もある。その事実の真偽に一芸能人がとやかく言うことではないだろう。もっとも、マスコミは彼を責めることはできない。彼と同じように事件の真偽を自分勝手に述べ、テレビ裁判を行ってきたのだから。

2002/02/15(月)

芸能界一見
モーニング娘。の数回のメンバーチェンジの後、オヤジ年代の私には、誰が誰だか分からなくなってしまった。辻と加護の顔が未だに区別できない。モーニング娘。の人気も下降局面に入ったようである。一番輝いていたのは、去年夏の頃であったろうか。
 最近の注目株は、日立テレビやパソコンのCMに出ている伊東美咲や、長谷川京子などである。しかし、突然出てきた長谷川京子って誰?
 一方、「癒し系」という言葉が下火になりつつある。癒し系代表である井川遥は周辺問題もあるようだが、少し人気が落ちつつある。
 hitomiはデビュー直後のCandy girlの頃から注目していたが、彼女はシドニーオリンピックがピークであった。オリンピックの後は、オーラがなくなり、ファッションも奇抜になり、変な方向へ走っていってしまった。
 だが相変わらず、藤原紀香は30才を越えているのに元気であり、オーラが出まくっている。

2002/02/24(日)

兜町の多くは「先週の上昇は政策期待によるものだ。チャートを見ても底は打った」と言う。しかし、PKOによる先物主導ははっきりしており、なぜ「底打ち」と言えるのか不思議。兜町はマーケットを見ていても、実体(庶民感覚)を見てないのではないか?ドイツの武者さんは、3月危機説。だが、武者さんが言っているように、一番の不確定要素は小泉首相の経済オンチ。そして、内閣支持率。

ダイエー・長谷工・大京・藤和の債権放棄が出てきた。ダイエーはアメリカのKマートのように、一旦潰したほうが、すっきりするんじゃないだろうか。債権放棄となると、消費者が黙ってないぞ。週明けから、ダイエーの消費者離れが進む恐れあり。
 長谷工・大京・藤和は2回目の債権放棄。私的整理の債権放棄基準では、債権放棄は難しくなったのではなかったのか?債権放棄して上手くいくのならいいのだが、今のマンションブームに期待しすぎの感もあり、3回目の債権放棄の可能性もある。
週明け国会で、鈴木問題で騒いでいる間に債権放棄をするつもりかも。兜町の人は「ムネオ問題どころじゃない」と言うが、今さら国会で話し合っても何も始まらんと思う。必要なのは、小泉首相の行動だけでしょ。
60兆円(できれば100兆円)銀行強制注入して、額面割れ企業全て法的整理を実行すべきと思うのだが、素人考えなのか?
「月曜日が山」と昨日は書いたが、意外と政策期待で27日まで上昇し、11000円まで引っ張るかも。その後、テレビ・ワイドショーの経済無知コメンテーターの反発で迷走し、東京暴落。 

2002/02/20(水)

鈴木・田中の参考人招致は面白く、かつ永田町的には衝撃的だった。はっきりいって、鈴木議員の不正自体は気にしていない。よくあることだろう。しかし、彼が北方領土返還で力を持っていることには注意が必要である。そして、彼が2島先行返還論者であることに。政府や国民の意思でなく、一議員の意思でロシア交渉が進んでいることに危惧を覚える。だから、今回、鈴木宗男が潰れることには賛成である。
 だが、鈴木ムネオは顔が駄目だね。彼の人生が表に出ている。そして、坂田利夫と同じように、殴られ役という顔をしている。国民から見て、いじめたくなる顔なんだろうね。その点では、かわいそう。

2002/02/19(火)

今日の日経新聞のマーケット総合ページの「大機小機」に理論のみの(マクロ)インフレターゲッド論者の話がのっていた。最近、テレビをみていて一番これを感じるのは、枡添要一である。デフレはどうすれば終わるか、という質問にいつも「小泉首相がデフレ終結宣言をして・・・」という話をする。宣言だけでGDPデフレーターが変わるのだったら、来年はGDP10%増という宣言でもなんでもしてもらいたい。学者さんが、そのようないい加減なことをいうのもどうかと思われる。
 それだけデフレ克服の難しさを表しているのだろうが、私が最近考えているのは、国債増発による長期金利上昇という劇薬しか残っていないのではないか、ということである。

産地偽造問題と中国産農産物セーフガード
今日は、ゴボウの産地偽造問題が明るみにでて、香川の牛肉偽造会社が倒産した。雪印も依然として倒産の可能性が残っている。おそらく、ほとんどの会社が産地偽造を日常的に行っていたのだろう。家の近くのスーパーでは、いまだに産地表示をしていない商品が並んでいる。
 倒産した香川の牛肉加工会社は三越のテナントとして入っていたのだが、その後釜に日本ハムと伊藤ハムが入った。ここに丸大ハムが入っていないのが気になる点ではある。しかし、日本ハムと伊藤ハムも牛肉偽造をしていたのではなかろうか。今は、まだ発覚していないだけではないだろうか。こうなると、すべての膿を出し切らないといけないだろう。農林水産省は伊丹十三監督の「スーパーの女」を見てやり直して欲しいものだ。

2002/02/18(月)

しまった。「千と千尋の神隠し」が金熊賞を受賞してしまった。そろそろ見に行こうと思っていたのに、ベルリン映画祭大賞受賞という先入観で見てしまう。いやあ、これで興行収入1000億円も、来年のアカデミー賞も夢ではないかもしれない。
 もっとも、私が何に驚かされたかというと、キリスト教という一神教の国に八百万神の映画が受け入れられたことである。そして、フランスばかりでなく、ドイツでも日本文化が理解されたことだ。ただし、前回のベルリン映画祭での受賞作品が「武士道残酷物語」。なんか、日本をステレオタイプに見ているような気がしないでもない。公開上映では大絶賛だったらしいが、ヨーロッパ人は何に感動し、何を楽しんだのだろう。遅ればせながら、見に行くとしよう。

2002/02/17(日)

フランス没落とアメリカ超大国への道
先日のオリンピック、フィギアスケート不正審判騒動は、収まるところをしらない。ついにブッシュ大統領まで乗り出してきて、政治問題となってしまった。これは将来、禍根を残すことになるだろう。オリンピック開催地の政治力によって結果が変わったという問題である。
 そもそも、世界のスポーツ界は様々な政治力にさらされている。IOC委員長のサマランチ自体が最も賢い政治家であり、各競技連盟理事会も魑魅魍魎の世界である。オリンピックの創設者はフランス人ということもあり、世界スポーツ界でフランスを初めヨーロッパ各国は大きな影響力を誇ってきた。日本のお家芸である柔道でさえ、日本よりフランス協会の方が力があり、カラー道着の着用もフランスに押し切られた。複合スキーの萩原が金メダルをとった後も、ルールが変わった。産業界を見ても、ISOルールがヨーロッパで決められ、スタンダードとなっている。多かれ少なかれ同じようなことが世界スポーツ界では起きていたのである。アジアの大国、日本も影響力をもてたはずなのだが、日本スポーツ界トップはアジアのために「ずる賢く働かなかった」ため、アジア各国は日本に味方しなかった。
 フィギアスケートやスノーボード、新体操、体操など主観的採点競技の多くは、ことさら裏事情が垣間見える。そして、各国は多かれ少なかれ不満を抱えてきた。しかし、サマランチ会長をはじめヨーロッパスポーツ界トップ達の絶大な政治力で、その不満を押さえつけてきた。だが、冷戦後、アメリカが唯一の超大国となり、その力はアメリカでは通用しなくなった。情報が世界中を駆け回る現在、アメリカのマスコミが最も力を持つようになり、それを支持するアメリカ国民のマスの力が凌駕した。さらには、その声を自分の支持率に結び付けようとするブッシュ大統領の「神の一声」さえ流れた。そして、玉虫色の決着となった。フランスが負けたのである。
 今後は、スポーツ界にもマスとしての大衆の声、つまりはアメリカ・マスコミの声が強い影響をもつようになるだろう。フランスの伝統・ブランドの力の終焉が始まるターニング・ポイントとなるのではないだろうか。

2002/02/14(木)

日産株価急騰中
日産リバイバルプラン(NRP)が終了し、日産180(ワンエイティ)が始まった。シルエイティ(漫画Initial Dより)のように、くっつけて言うと、リバエイティみたいなものか。私はリバイバルプラン完了よりは販売実績を重視したい。1月販売実績は日産自動車3台『キューブ』『セレナワゴン』『ウイングロード』がベスト10入り。
私の感性(好み)で売れそうな車をピックアップして予想
ホンダのモビリオ:駄目。おそらくトヨタのヒット車「bB」は、ホンダがモーターショーに出展した「モビリオ」のコンセプトカーを真似したもの。モビリオは訴える力が中途半端。bBのようにマニア向けにしたらよかったのに。
ホンダのThat's :普通。まあまあ。男性向けのスタイル、CM。販売実績ベスト8くらいには行くかな。
日産の新型マーチ(mm):すばらしい。コンセプトカーしか見てないのだが、かわいくてスタイリッシュ。3月の販売実績ベスト3には入るだろう。しかし、フィットと比べると、ユーティリティーの面で弱点となる。フィットはスモールカーのランドマークとなってしまった。3月の販売結果は4月6日頃発表なので、その直前に日産株を買うのも手かもしれない。
今日の週刊文春を見たら、あさひ銀行自己資本比率1%切っていた。やはり倒産か。それより、こうである証券がヤバイらしい。近いうちに視察の予定。

2002/02/13(水)

本日、ひそかに復活。
パシュトゥー語を勉強してみようと思って、本を注文。本日届く。
「パシュトー語 基礎1500語」縄田鉄男・編/大学書林・発行
アラビア文字が難しい。まるでパズル。これは不可能かも。

2001/10/28(日)

今、えらい大変なことになっています。金融緩和の過剰流動性により、NYダウ上昇し、非常に大きな含み損が発生。そろそろ損切りを考えなければならないほどです。もしかしたら、株をやめなければダメかもしれない。そういうわけで、何も書く気がおきない。日本マーケット見ても意味がない。NYダウが9000ドル近くまで下がったら、再開します。

2001/10/24(水)

阪神・野村監督退任?
日本テレビ系列のニュースで、野村沙知代のマルサ査察隠しのテープが流れた。これで、サッチー逮捕は確実的となった。それは野村監督の去就問題に影響を与えずにはいられない。単なる逮捕でなく、トップニュースとしてのサッチーの肉声テープは社会問題と化した。読売系列がこれを流したことは、巨人は野村監督にやめてもらいたいと思っているのかもしれない。長嶋監督が辞任したので、野村監督もやめろと、ナベツネが直々に指令を出したのかも。3年連続最下位であるのに、野村監督が居座り続けることは、非常に不満を感じていたが、これでやっと辞めてくれるかもしれない。一方、阪神球団機関紙のディリースポーツのHPを見たが、まだ反応は何もなかった。

2001/10/23(火)は、株価上昇で、含み損となり、憂鬱。書く気力がない。

2001/10/22(月)

みなさん、風邪を引いたときはどうされますか? 私は37度位なら何もしない。その前に体温さえ測らない。38度を越えたら、布団にくるまり大量の汗をかいて熱を下げる。医者には行かない。過去に一回だけ39.5度の熱が出て、さすがに危険なので医者に行ったが、それ以外は家で静養する。
 ところがアメリカでは、風邪をひいたら、どんなに軽くても医者に行かなければならなくなった。単なる風邪ではなく、炭疽菌による症状かもしれない。今は寒気がしただけで医者に行く羽目になっているのだろう。その影響がアメリカを後々、苦しめることになると思われる。昨今、日本はもとよりアメリカでも、医療費の増大が大きな問題となっている。アメリカの健康保険は任意保険であり、病院一つかかるのにでも厳しい条件がつけられている。当然のこと今までは、単なる風邪などで金のかかる検査をしても保険が下りない。だから、医者も風邪で精密検査などしない。
 しかし、この炭疽菌騒ぎで、風邪を引いた全員が医者に行くようになった。そして、医者は多くの患者に炭疽菌検出を含めた精密検査をしなければならなくなった。それにかかる医療費は、どれほど大きくなるであろうか。まだ、誰も計算していないようだが、想像を絶する巨額に上るであろう。つまり、アメリカの富が無駄な検査に費やされるようになるのである。炭疽菌、天然痘ワクチンを大量に作るだけでも、数百、数千億円の巨額が必要なのである。アメリカの富は新たな産業ではなく、無駄になるであろう医療に浪費されるのである。その行き着く先は、おのずと見えてこよう。

エコノミストの日垣さん敢闘言、最近どんどんマニアックになっている。まあ、読んでて面白いからいいけど、エコノミストの1ページ目にもってくる内容じゃないよね。エコノミストの最終ページか、噂の真相の1ページ目にもってくるべきじゃないかな〜。内容は右左偏らず、鋭く斜めに切っているからいいんだけどね。

2001/10/21(日)

自民党の山崎拓幹事長は自衛隊の海外派遣に関して、イージス艦の派遣も選択肢の一つとする意向を示した。同時に「イージス艦の性能の高さに着目して反対意見がある。性能に一定の制限を加えることも一案ではないかと個人的に考えている」と表明した。(日経新聞HP)
 
PKO派遣の時、機関銃1丁2丁論があった。その時と同じような議論をしている。格好つけるために、イージス艦を派遣はするが、いくつかの武器を使えないようにして行くらしい。自衛隊員がかわいそう。宝の持ち腐れ。
 はっきり言って、私は対テロ法案は大反対であった。しかし、いざ決まってしまったものはしょうがない。以前なら「憲法違反で艦船は出せません」と釈明できたのに、今はどんな船でも出さないと外国に顔向けできない。イージス艦だろうが、戦艦大和だろうが(今はないが)、出すしかない。それをびびって、武器を使えないようにしてから出動、とはふざけている。自分達の作った法律の影響を軽くみているんじゃないだろうか。法律は運用するためにあるのであって、格好つけて、ただ単に作るためにあるのではない。すべての武器を使えるようにしてから、イージス艦を派遣すべきだろう。そして、武器・弾薬も運ばないと駄目だ。それだけの覚悟を決めて作った法律なのだろうから。

流れでは、戦争終結は早そうな「感じ」がしている。雰囲気は早期終結であり、それを元にマーケットも動いているのだろう。しかし、 カブール攻略は11月以降だというし、過度の空爆が逆効果をきたしているという噂もあるし、11月16日の戦争終結の目処で、NYは底割れか大幅上昇かに分かれそう。アメリカでは炭疽菌騒動は続いているし・・・。まあ、今の流れは早期終結で大幅上昇ですね〜。

2001/10/20(土)

「逆格付け」野村證券3月分一部だけ完成。公開。
 相対的格付け(TOPIX比較)では1.3。つまり、「高値安値ともに1ランク以上外しているが、2ランクまでは外していない」という結果でした。だが、最近の相場は下がり調子だから、「高値は当たったが、安値が2ランク以上外れた」とも読める。前者か後者かまでは分析していません。
 絶対的格付け(TOPIX無視)では0.8。一本調子に下がったから、「高値を1ランク、安値を2ランク以上外した」っていう所でしょうか。
 しかし、そこで力尽きた。面倒すぎる。オートマ化は30%くらいしかできていない。95%をめざすため、今日、散財してDelphiソフトを買ってきた。今からプログラム研究に入る予定。なんか大事になってきた。あ〜、もう止めようかな。
 インターネット・エクスプローラーのウインドー4つと、マイ・ドキュメントと、メモ帳を開いてただけなのに、メモリ不足になった。いったい、Windows Meはどれだけメモリ食うんだ。

昨晩のNYはちょっと上がってしまった。予想外れ。高安値まちまちだが、マインドがやはり強かった。

多発テロの後、パレスチナ問題・カシミール問題が動き出し、火薬の臭いが漂いだした。イスラエルは超強気である。パレスチナをテロ呼ばわりする。確かにパレスチナはテロを起こしているが、イスラエルのパレスチナ要人暗殺も(白色)テロである。パレスチナ問題が拡大し(イラクも注意)、戦争に発展すれば、原油価格上昇。その結果、消費者信頼感指数下落、消費支出低下、アメリカ経済破綻、となる。イスラエルの動向は依然注目すべきだが、シャロン首相はパレスチナ人を人間と見ていないのじゃないかな。

食欲の秋。先日、百貨店で焼いた秋刀魚を買ってきたが、まずい。近くのスーパーでおいしそうなのを選んで、焼いて大根おろしと醤油で食べました。私は秋刀魚の骨まで食べるくせがあり、新鮮なのをよく焼かないと食べれないのです。また昨日ラジオで、おいしい焼き芋の話をしていたのでおもわず買ってきて焼きました。今、片手にイモを持ちながらタイピングしています。うまい。

2001/10/18(木)

本日、再開。メモリを3倍、ハードディスクを4倍に増強し、プログラムとデータを分離しました。それでも、なぜか不安定。WindowsXPを買わすために、WindowsMeは壊れやすく作ってあるという噂だが、本当にMeは駄目ですね。

今日、狂牛病騒ぎ以来初めて、吉野家に行ったが、ガラガラであった。先日、東京と殺場で、狂牛病感染疑いの牛が出た。結局は陰性であり、問題なかったのだが、日本全国にショックが走った。
 しかし、私にとってショックだったのは、狂牛病を再発見したことに対する人々と株式市場の反応であった。そんなに流行していないフランスで、2万頭に1頭が狂牛病だったのだから、450万頭いる日本でも少なくとも数十頭は狂牛病に感染しているはずなのだ。だから、必ず今後も狂牛病は日本国内で発見されるはずなのだ。だが、狂牛病はもう発見されないはずだ、と考えていた株式市場に驚いた。私はてっきり株式市場は狂牛病は数十頭いることを株価に織り込んでいるものと思っていた。だが、違ったようだ。18日今日から全ての牛に検査が義務付けられた。そして近い将来、必ず狂牛病の牛は発見される。その時、人々は再びパニックを起こすのだろうか。

 武部農水大臣がニュースに出まくり、キャスターの質問に「分からない」「心配だったら、食べないで」という、いい加減な答えを繰り返したおかげで、我々は「農水大臣はきちんと答えてはいないが、嘘はついていない」と考えるようになった。だから、次に農水大臣が「いい加減な答え」ではなく「明確な安全宣言」を出せば、その安全宣言を信じるようになっていたはずである。そして、ついに安全宣言が出た。だが、今日のニュースにおける答弁もつたないものであった。
 さらに、東京の病院に狂牛病の牛を食したことが原因で起きる新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の10代女性患者がいることが本日判明した。数週間後に彼女の確定診断が出るのだが、もし狂牛病が原因であったら、第2のエイズ事件となるであろう。

2001/10/12(金)

サウジ王家のアルワリド王子は、10/11、NY市長の案内でテロ現場を訪問、見学した。「許し難い犯罪だ。誠心誠意ニューヨークの人々とともに立つ」。そう述べて封筒に入れた小切手を手渡すと、市長はありがたく受け取った。ところが、直後に王子が報道陣に出した声明には「凶悪な攻撃を招いたのは何か。米国はイスラエル側に偏した中東政策を見直し、パレスチナ側に歩み寄った公平なスタンスを取るべきだ」とあった。
 この記事について考えてみよう。
 実際、アメリカは脇が甘く、テロリストにつけいる隙を与えてしまったのは事実である。そして、その「隙」の一つに、アメリカのパレスチナに対する不当な態度が上げられることも確固たるものだ。しかし、それについてNYで言うのは外交上まずいし、WTCテロ犠牲者のことを思うと大変失礼であり、犠牲者の心情を逆撫ですることである。NY市長が憤慨し、小切手をつき返したのは当然の行為であった。
 これは、中国問題についても言える。私の意見は中国・韓国に太平洋戦争について何度でも謝罪すべきである、というものだ。その一番の理由は、謝ることによって対等の立場になれるからである。だが、政治家の南京大虐殺否定発言などにより、日本人は中国に行くたびに彼らに戦争中のことを謝らなければならない。真摯に謝り、対等の立場になってから、色々と中国に注文をつけることができるのである。太平洋戦争後、日本は戦争は一度もしていない。しかし、中国はソ連やベトナムへの侵略戦争を行い、核兵器を開発してきた。それについて、日本は文句を言うべきなのである。しかし、言えない。なぜなら、歴史修正主義の政治家が心無い意見をいうからである。彼らの言葉が、日本の立場を逆に弱くしているのだ。
 先日、小泉首相が中国へ半日だけ訪問を果たした。そして、盧溝橋にも訪れ、村山談話への賛意も語った。良いことだったと思う。しかし、翌日の新聞を見ると、中国当局者の意見として、「中国は日本が何回謝罪しようと、まだまだ謝罪を求める」というものがあった。これを読むと(私は何回でも中国に謝るべきだとは思うが)その謝罪行為を政治問題に使う中国当局が嫌になる。だが、太平洋戦争の呪縛からは、あと50年は逃れられないだろう。日本はあと50年は謝り続けなければならないだろう。しかし、中国が日本の謝罪行為そのものを政治問題にできないように、逆に、日本は積極的に中国に謝り、そして、中国に文句をドンドンつけるべきだと思っている。

最近、コンピューターの調子が悪い。30分くらいの操作でフリーズすることがたびたびである。この日記が突然止まったら、コンピューターが壊れたのだな、と思ってください。

2001/10/11(木)

小泉首相は「神学論争はやめたい。この武器はいいけど、この武器はいけないとか、(防護対象が)10メートルならいいが、50メートル離れていたらダメだとかいうのはもうやめよう」と主張。「現場の指揮官に判断を与えるために、枠組みだけはしっかり作っておくのが大事だ」などと述べた。確かに、10メートル・50メートル論や、機関銃何丁論はもうやめたほうが良い。しかし、現場の指揮官が適当に判断するというのはどうか。責任を小泉首相ではなく、現場指揮官の押し付けている。自衛隊員がかわいそうである。国家の責任が数十人を指揮する指揮官にあるという不思議な話である。
 不良債権にしろ、外交にしろ、安全保障にしろ、小泉首相には法律論争はできず、お経のように感じるため、神学論争となるのだろう。今国会は雇用・経済国会となるはずだったのに、どこ行った?不良債権なんとかしろ。
 今日は銀行株上がったが、銀行株の下落はまだ続くだろう。

2001/10/10(水)

どこかの馬鹿なA議員が「爆弾もって突っ込んでくるのに対して、バズーカ砲を持ってなければならない」と言ってました。軍事問題を全く知らないからこんなことを言うのでしょうね。映画の見過ぎ。人間に対してバズーカ砲など当たるものか。たとえ車でも、突然目の前に現れた車に当てられるはずがない。取り出して、組み立てて、砲弾を入れて、照準を合わせる前に、車は飛び込んできます。機関銃を持っていけば十分である。機関銃があれば、防弾ガラスも車体も貫通できるし、機関銃はPKO法案の時も持っていってOKということになっています。
 その前提条件として聞きたいのだけど、陣地を作るのか?たえず銃を難民の方へ向けながら、難民救援をするつもりなのか?右手で頬を殴りながら、左手でアメを与えているようなものである。だいたい、「バズーカ砲」という言い方からしておかしいし、誰が発射命令を出すのだ。もし自分が、自衛隊の現地司令官であったら、そんな命令は恐くて出せません。バズーカ砲をぶっ放したら、それこそ戦争である。ただし、戦争をしに行きたいのなら何発でもぶっ放していいし、小泉さんは自衛隊員は死ぬかもしれないと、言っていた。自衛隊員に死者がでたら、どんな重火器でもジャンジャン持っていこう、という話になりますからね。

今日も、逆格付けのオートマ化で奮闘中。マクロやVBAまでやりだした。

2001/10/9(火)

炭疽菌患者がフロリダの新聞社ビルで発生した。2つの理由が考えられる。
1)パキスタンへ行った特派員が体に付着して帰った。
もともと、トルコ‐パキスタン間は炭疽ベルトと言われ、年間数百人の患者を数える。感染経路によって症状は異なる。しかしながら、95%以上は皮膚炭疽である。皮膚炭疽では特徴的な病巣を形成し、腸炭疽と肺炭疽の場合、初期に「風邪様」の症状を呈するのみで特徴的な臨床症状はない。ヒトからヒトへの感染はない。アメリカの死亡患者の場合は、鼻腔内から炭疽菌を採取したというから、おそらくは空気感染だろう。だから、残り5%の珍しい感染経路である。テロリストは空気にまくので、空気感染はテロの危険性はある。ただ、アメリカのバッファローも感染源の可能性がある。とにかく、感染が人為的でなく偶発的とわかれば、問題はない。
2)生物兵器テロの場合
今回の感染はアメリカ版「松本サリン事件」である。つまり、これは実験段階であろう。イラクからもらった(?)炭疽菌が本当に効果があるのか、どれくらいの量を撒けばよいのかをテロリストが試したのだと思われる。次は、どこへ撒くのであろうか?FRB、ホワイトハウス、NYSE、プレーオフ球場など影響のある所、人の集まる所へ撒くものと思われる。次に起こりうるアメリカ版「東京地下鉄サリン事件」に注意が必要である。次のテロがおこるまで数日〜数週間あると思われるが、タリバンの敗色が濃厚になれば、明日にでも撒くであろう。リスクヘッジのため、NYダウワラントをプットでいくらかは持っておくべきだと私は考える。また私は、テロがなかろうとダウは9000ドルを割る運命にあったと思っている。

ビンラディンの逮捕
ラムズフェルト国防長官が言ったように、アメリカはビンラディンを拘束、殺す意図はないはずである。幸いなことに、タリバンはビンラディンのアメリカ引渡しを拒否してくれた。もし、アメリカへ引き渡されたら、ビンラディンは殉教者になり、それこそ世界中でテロが勃発する。一番良いのは、北部同盟にビンラディンを処刑させ、過去を清算してから平和な世の中を作ることである。だから、タリバンを内部崩壊させ、平和を作るための空爆は賛成。しかし、報復のための空爆、必要以上の空爆は反対。タリバン内部の動揺を誘えたので、もう十分じゃないかな。これ以上の空爆は反対。
 徹底抗戦を決めたタリバンは、カブールの住民に灯火管制を行うよう通達したらしい。その考えからしておかしい。アメリカ軍にとって、灯火管制は全く意味がないものなんだけどね。
 テレビを見てたら、9月14日に言っていたとおり、パキスタンクーデターの危険性が出てきた。核兵器がビンラディンの手に渡るのです。怖いですね〜。

土曜日に手作業で逆格付けを作ろうとしたら、時間がかかりすぎたため断念し、セミ・オートマ化を目指すことにしました。そのために、日曜日から過去の株式データ1G分を読み込んでいたら、火曜の朝8時まで40時間かかり、ホームページ更新ができませんでした。
 今、<勝手「株式格付け」逆格付け>のオートメーション化をはかっています。しかし、20%位しかオートマ化できていない。

2001/10/6(土)

高橋尚子、7日に帰国が早まったらしい。早めに明治乳業買っておいてよかった。スポーツ記者の皆さん、マスコミの皆さん、バームを話題に取り上げてください。お願いします。

深田恭子の最新シングルが出るらしい。あ、私は別に深田恭子のファンじゃないです。彼女は昔はかわいかったけど、最近は今ひとつ顔がよくない(オーラがないということ)。私が注目しているのは、そのシングルのリズムです。作曲者の小西康陽さんのファンだからです。知っている人は知っているけど、小西康陽は「慎吾ママのおはロック」の作曲者であり、
pizzicato5というデュオの一人。pizzicato5は最近解散したので残念です。結構テレビのBGMとして番組中に流れることがあるし、この人、CMにも曲作ったりしてるのかな。小西さんの曲には60〜70年代のアメリカ音楽の雰囲気があって好きなんです。もともと、60年代のアメリカンポップがちょっと好きなもので。しかし、今回の深田恭子の最新シングルのリズムは今ひとつで、あまり好きにはなれない。ただ、耳に残る音楽であることはいつも通りです。小西さん、もう一回表に出てきて〜。

新コーナー、「逆格付け」のデータ打ち込みしてます。徐々にできています。まずは、野村證券から始めているので、「詳細」というところを押して見てみてください。
「ブルベア劇場はどうなった?」すみません、まったく進んでいません。当分無理です。

2001/10/5(金)

今日は、逆格付けのデータを打ち込み中なので、休みます。

2001/10/4(木)

ロシア黒海でテリアビブ発、シベリア航空、空中爆発、墜落。ユダヤ人が多数の乗っていたらしい。
まだ不明ですが、テロの可能性が高いのではないでしょうか。コンピューターに飛びついたら、FTSE、DAX、GLOBEXともに影響受けていなかった。NYダウも22時35分現在は上がっている。みんな対岸の火事なんでしょうね。
 「イスラエル空港をでた飛行機がテロにあった」という意味は非常に大きい。イスラエルは70年代にパレスチナのハイジャックが頻発したため、世界で一番安全管理に厳しいところのはず。しかし、それでもテロを防げなかった。
 おそらく、予測だが、金属探知機に掛からないプラスチックC4爆弾を使っていた可能性がある。爆弾探知犬は少ないので、全部の荷物を見て回ることはできない。だから、今後もこれは防ぎようがない。アメリカの空港でどんなに検査を厳重にしても、数分間の空港審査では全ての爆弾を見つけることはできない。
 では、今後我々は海外に行く時、どのようにすればよいのか。今、一番安全なのが、インドネシア航空だろう。インドネシアは世界最多のイスラム教徒がいる国である。だから、安全なはず。国内にイスラム問題をかかえているところは危ない。チェチェン問題のロシア、ウイグル自治区問題の中国、当然アメリカ、イスラエルなどなど。あと、イスラエルを通ってやってきた飛行機も危ないだろう。これでまた、潰れる航空会社が出そうである。
 その後、ウクライナ軍ミサイル誤射の可能性あり、との報道。なんじゃ、そりゃ〜。

英経済誌エコノミスト系の調査機関エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が発表した報告「新世界無秩序」によると、米国への軍事協力を表明したことでパキスタンのムシャラフ大統領が来年以降も権力を維持できるチャンスが約50%になったとの見方を示した。米軍の攻撃が多数の民間人死者を出した場合、パキスタン軍内の戦闘的グループがイスラム教徒の抗議デモを利用してムシャラフ大統領追放に動く可能性もあると指摘。同大統領暗殺の可能性が高まっているとも述べている。
 9/14、20日の徒然にも書いたが、パキスタンクーデターが起きれば、売り一色。タリバン勢力がアメリカ軍の背後をつけるようになるし、クーデターはタリバン勢力が核兵器をもつことを意味する。すべての資金をワラント・プットにして、大バクチの予定。

2001/10/3(水)

饅頭恐い
有名な落語の一つに「まんじゅう恐い」というものがある。「恐いものは何だ?」と聞かれて「饅頭」という変な男がいた。いたずら好きな友達が早速饅頭を買ってきて眠る男の枕元に置いて様子を伺うと、「恐い恐い〜」という泣き声が聞こるが、友達が襖を開けると男は嬉し涙を流さんばかりに饅頭を頬張っていたという話である。
 今回はその逆バージョンを見ているようだ。昨日、農水相、厚生労働相をはじめ、多くの国会議員が牛肉が安全であることをアピールするために、牛肉試食会を行った。しかし、農水省の職員食堂からは牛肉のメニューが消えたらしい。風評被害と言っているが、本当に「風評」なのだろうか。人に感染してから発病するまでの潜伏期間は数年から数十年といわれており、これから発病した人間が出てくるのではなかろうか。ある実験では、たった1gの小脳を与えるだけで、その動物は感染する危険性がらしい。現在、日本では牛の解体は背骨と一緒に立て切りにしている。つまり、異常プリオンを多く含んだ骨髄が肉の表面についていることになる。表面は食べないので安全とは思うが、確率的には、極く少量ではあるが、我々の口にも異常プリオンが入る危険性があることになる。
 だが、農水省は事実を隠して、「牛肉は安全だ」とお題目を唱えるばかりである。昨日の農水省の450万頭の検査結果はすべてシロであったが、目で見た結果、異常な行動をとる牛がいなかったというだけである。ヨーロッパでは、正常に見える牛でも、精密検査では狂牛病であった牛が何百頭といた。厚生省が今月末から出荷される全ての牛に精密検査をするらしいので、それに期待しよう。
 皮肉なことに「安全だ、安全だ」とお題目を強く唱えるほど、何かを隠しており、そのために「安全」と言っているのではないかと疑ってしまう。「安全なものは何だ?」と聞かれて「牛肉」と答え、「安全だ安全だ〜」という大声が隣の部屋から聞こえるが、襖を開けると牛肉をゴミ箱に捨てていたという落語ができそうである。

追記:昨日、アメリカで鹿の狂牛病が伝播する危険がある、と発表があった。鹿も牛もヒズメを持った動物なので、アメリカ産牛も狂牛病の危険があることになる。吉野家は確かアメリカ産牛を使っていたはずである。不安だ。

ついに、イスラエル・パレスチナ和平が崩れた。唯一の安心材料は、ブッシュ大統領が「パレスチナの国家建設を最終目標にする」と語ったこと。イスラエルへ「やりすぎるな」というメッセージになるだろう。

2001/10/2(火)

戦争が始まる、始まる、という噂ばかり。ブッシュも準備OKと言ってるけど、いつ始まるのだろうか。
 今回の戦争について、アメリカ人は短期に終了。日本人は長期にわたる、とみているらしい。これには、あるバイアスが入っている。アメリカでは戦争を長引かせれば長引かせるほど、テロの不安は募り、景気回復は遅れる。一方、日本人にとっては、日本でもテロの危険性はあるものの、やはり対岸の火事であり、それよりは不良債権処理の方が大事である。今回のテロ前までのアメリカの論調は、(1)ニューエコノミーは続く(2)2001年後半には回復(3)2002年初頭には回復、というものであった。過去の栄光に引きずられたバイアスが入っている。アメリカ崇拝主義の現在、そのバイアスがそのまま日本に情報として入ってきている。モーニング・サテライトのNY中継を見るより(相場の空気を見るため、これはこれで重要ですが)、アメリカの外から純粋な気持ちで見る方が正しい視点で見れるではないだろうか。
 逆に考えると、日本経済は外国からどう見られているのだろう。外国人の目には、不良債権問題は日本の頭上にかかる暗雲に映っているのだろうか。

2001/10/1(月)

アフガニスタン人は誰と戦うのか。
明日、目が覚めた頃には空爆が始まっているかもしれない。パウエル国務長官の慎重姿勢により、世界ばかりでなく、アフガン国内もアメリカに優位になってきつつある。アフガニスタン人は平和を求めており、タリバンの圧制を嫌悪しているため、アフガン人は北部同盟に寝返ってきている。一方、外国からきたアラブ人は、平和よりアメリカ打倒を求めている。もし、アメリカが戦闘ではなく、戦争に勝ちたければ、アフガン人にアラブ人を攻撃させるように仕向ければよい。そのためにはアメリカの空爆は必要最小限に留めるべきである。

昨日、アフガンとパレスチナのリンクの話を書いたが、今日パレスチナで爆弾テロ発生。最近おとなしかった過激派が活動開始。ますます、パレスチナから目が離せない。タイムリミットまで、あと24時間。

沖縄県は1日、起立不能症の乳牛2頭が県内で見つかり、動物衛生研究所に検査を依頼した、と発表した。県は「狂牛病ではない」とみている。
 いよいよ、狂牛病が本格的になりつつある。それほど狂牛病が流行していないフランスでさえ、2万頭に1頭が検査の結果狂牛病であった。日本には450万頭の牛がいるので、単純に計算して、100〜200頭の牛が狂牛病であったという結果になるはずである。検査結果で50頭以上の牛が感染していると発表されれば、パニックは大々的なものになる。検査結果発表まで2ヶ月くらいかかるだろう。そのころに、水産株や紀文フードなどを買うのがよいだろう。

2001/9/30(日)

アメリカの誤算
いよいよ、戦闘が始まるという噂が流れてきた。キティーホークの再帰港、再出発をみると、第一段階の準備が終わったことが分かる。ここ2日以内に戦闘がある可能性は高い。
 だが、ここでアメリカに誤算が生じつつある。それはイスラエルの勘違いである。アフガン空爆は、イスラエル・パレスチナ問題の動向を無視することはできない。イスラエルの後ろにはアメリカがいると中東諸国からは思われているから(実際、アメリカの援助金の3割はイスラエルに投下されているのであるが・・・)、イスラエルの人権侵害を中東諸国は注視している。アメリカのダブルスタンダードに注目しているのだ。
 しかし、イスラエルは29日夜、アラファト議長に停戦まで「48時間」の猶予を与えることを決めた。アラファト議長がテロ容疑者の摘発など必要な措置をとらず、銃撃などが続いた場合、停戦を放棄し、イスラエル軍による自治区への先制攻撃を再開するらしい。アメリカの軍事行動という強い姿勢をイスラエルが勘違いし、自分達も同様に強硬手段がとれると思っているのである。
 ここで、株価に対しての問題が生じてくる。アメリカがアフガン攻撃を行えば、おそらくダウは上昇するだろう。しかし、同時期にイスラエル軍の大規模パレスチナ侵攻が生じた時、原油価格は急騰し、ダウは暴落するはずである。ここで、コールかプットか。悩むところであるが、数日間はコールで大丈夫だろう、と私は思っている。

2001/9/29(土)

一億総無責任時代へ
 最近の大臣の流行語に「官僚が駄目だ」というのがある。武部勤農相が29日の記者会見で、狂牛病について「官僚から必要な情報が上がってこない」と農水省の体制を強く批判したらしい。どこかで聞いたことのある言葉だと思ったら、田中真紀子大臣の常套句であった。田中大臣の化けの皮が剥がれれまで、約4ヶ月。この人には、外務省改革を期待して応援してきたが、外交では予想通りの音痴ぶりを発揮してきた。田中批判をした人に、非難電話が殺到したのが懐かしいくらいだ。期待はずれに終わった田中大臣の最も悪い所は、官僚批判をしてきたことだろう。おかげで、農水大臣まで官僚批判を始めた。武部大臣は農水族で、もともと官僚べったりの人だったはずだ。それなのに、自分の発言は棚に上げて、官僚批判を始めている。
 大臣の無責任体質は今に始まったことではないが、このような時であるからこそ、それが目に付く。小泉首相は100日以上たったけど、結局何もできていないし、先日の工程表など一年以上前から言われていることである。石原行革大臣は他省庁の批判ばかりで全くなにも行革は進んでいない。政府はもとより枡添代議士などは、日銀批判を繰り返す。(日銀は当座預金12兆円の大金融緩和をしたが、効果がないことが証明された。)柳沢金融大臣は過去の自分の責任を問われるのが怖いのか、公的資金再投入を否定する。財務大臣・アイドル塩爺はどこへ行ったのか、まったく顔が見えない。
 そもそも、大蔵大臣の無責任他人事の極みを作ったのは、宮沢さんだった。何があっても、あの人のコメントは他人事であった。「は〜、たいへんですな〜」などなど。結局、不良債権処理は誰が責任をもってやっているのか不明である。
 誰か新しい人が出てこないだろうか。今、我々が求めているのは、責任を自分でとって改革できる人である。ゴーン社長が「赤字だったら、辞任する」と言ったように、「不良債権処理を3年でできなかったら辞任する」という人はいないのだろうか。それまで我々は、あと何年待たなければならないのだろう。

2001/9/28(金)

9月危機
「危機」はテロの形でやってきた。だが、この前も3月危機というのがなかったっけ。この前のニュースステーションで、住友総研の霧島さんが来年の2月危機を唱えてた。危機が何回やってくるのだろう。そもそも、「危機」とはいったい何をさしているのか。1929年クラスの大恐慌を指しているのなら、今の金融・財政政策を考えると、そんなものは起きない。だが、危機を感じていない政府をみると、日本経済は危機にある。

小泉首相は精神論しかできない人と分かってきた。今回の護衛艦派遣もアメリカからは必要ないと言われるし、護衛艦がついていく予定(日本が勝手に予定にしただけだけど)だった空母キティホークは横須賀に帰ってくるし、法律が国会を通る前に米国に約束するし。
 不良債権は3年で処理すると言ったのに、7年かかるというし、さらには不良債権増額しそうだし。結局、何もやってない。橋本前首相の方が良かったんじゃないか?

NYメッツ:メッツお家芸の「ミラクルメッツ」再び? 半月前発売のNUMBER(スポーツ雑誌)を見てたら、「メッツはがんばっているが優勝は無理だろう。したら脱帽」と書いてあった。一ヶ月前は誰も優勝など考えてなかったですからね〜。明日から首位ブレーブスとの三連戦。全勝すればメッツ首位。

芸能人独り言:この前の日曜日EZ!TVを見ていたら、富永愛が出てた。壮健美茶のCMにでてる子です。スーパーモデルと書いてあったけど、まだ世界の中ではスーパーじゃないよ。だけど、いい顔(美人という意味じゃなくて、オーラがあるということ)してるから今からも伸びるだろう。今、世界のモデルの流行は痩せてる子ですしね。
 太平かつみ・さゆり(漫才コンビ):奥さんのお陰で売れてたが、奥さんの顔が柔和になってきた。だが、かつみの顔がしっかりしてきたので、このコンビはまだ大丈夫でしょう。

2001/9/27(木)

狂牛病
農水省やっちゃいました。予想してたけど、一番最悪のパターンをたどりつつあります。風評被害が最悪です。エイズより酷いパターンです。エイズの時は、まだ原因が「はっきりとは」分かってなかったのです。しかし、今回は狂牛病が人に感染すると「はっきりと」分かっていました。将来的には、刑事告訴になるでしょう。

本日、ジュンク堂で本を買いこむ。衝動買い。財布が軽くなった(涙)。
円の支配者、リチャード・A・ヴェルナー :かなり前から話題の本
文明の衝突、サミュエル・ハンチントン :これも、かなり前から話題の本
戦争論、クラウゼヴィッツ、芙蓉書房出版 :名著(らしい)。某漫画家の本じゃないよ。
経済人口学、大淵寛・森岡仁、新評論 :日本の将来を考えるために、おもわず・・・。
世界経済史、入江節次郎、ミネルヴァ書房 :19世紀後半のイギリスに注目中。現在の日本との比較ができるかも。

 あと、エコノミストと会社四季報も買いました。今週忙しくて、買う暇なくて。

夕刊フジを見てたら、NYテロを予言したという元日本人傭兵が、新幹線に爆弾のスーツケース持ち込むテロを起こす可能性がある、と示唆。そりゃ、可能性はある。だが現実問題として、自由な移動の制限や警察要員の不足、簡便な検査方法の未整備から、不可能である。我々は、自分はテロに遭遇しない、交通事故にも会わないという前提のもとに生活している。(最近はのぞみグリーン車には経営TOPのサロンと化しているらしい。大丈夫か、ほんまに)

HPや新聞見てたら、みんな「攻撃開始はいつか?」というのばかり。だから、湾岸戦争とは違うって。ベトナム戦争をイメージしなさい、って言うねん。米国当局者も「大規模攻勢はない」と言ってるんだから。

2001/9/26(水)

日本経済と阪神タイガース
 今日の近鉄のサヨナラ満塁ホームランによる優勝はすごいものでした。「感動した」(この文句はアッカのCMに使われてますね。感動なんかどうでもよいから不良債権処理進めてくれ。)今、関西では優勝特番を深夜までやってます。何回見てもシビレますね。(明日朝早いのだけど起きれるだろうか)
 さて、サヨナラホームランを打ったのは北川選手でした。彼はもともと阪神の捕手だったのです。阪神では名前は売れてましたが、全国区になるほどではなく、野村監督が息子をゴリ押シしたため、今年近鉄に出されました。なぜか阪神を出ると活躍する選手が多いのです。一番最初に頭に浮かぶのは新庄です。彼は今アメリカで優勝争いをしています。北川選手も出されてよかったね、と思います。私は阪神ファンですが、今の野村監督は嫌いなので、早くやめて欲しいものです。息子を阪神に連れてきたのが間違いでしたね。他の選手には厳しいのに、息子には褒めるばかり。そりゃ、選手もやる気がなくなります。
 ただ、阪神のフロントがダメなのは確かなことです。ファンがたくさんいることに安住して、やることなすこと裏目になることばかり。先日など、阪神批判特集を組んだスポーツ新聞を出入り禁止にしてました。昔、私がまだ生まれていない頃は、阪神は強く、巨人と双璧だったらしいです。そして、ファンもたくさんいたのです。だが、ここ数十年はまったく駄目。前回の優勝の時、「次の優勝は20世紀中にはないだろう」という話をしたものですが、これでは21世紀中も優勝は見込めません。その原因は、昔の思い出と、ファンの多さに安住する営業努力不足です。
 「昔は強かった」「客がたくさん入っているから大丈夫」どこかで聞いたようなセリフです。「昔の日本経済はしっかりしていた」「45年移動平均線では大丈夫」「日本の経済はこんなに弱いはずはない」などなど。今の阪神球団と日本経済の言い訳は同じではないでしょうか。先日、45年移動平均線を切り、「次の50年移動平均線8843円が底か」という記事が日経にでてますが、話の種にはなっても相場の予測には役に立たないでしょう。
 逆に、50年間の移動平均線が意味をなさないということは、50年間の相場観が役に立たなくなったということではないでしょうか。

あいかわらず、アフガン内戦をベトナム戦争やソ連侵攻と比べる人が多い。だが、ベトナム戦争の時はソ連がゲリラに武器を供給したし、アフガンソ連侵攻の時はアメリカがゲリラに武器を供給した。しかし、今回はタリバンは孤立無援である。いかなる武器輸出国もタリバンに武器は与えていない。昔の話を無分別に繰り返すのもどうかと思われる。

2001/9/25(火)

近頃のマスコミは、いつ戦争開始か?という話題ばかりである。戦争がどのような形態をとるかは不明だが、アメリカとイスラエル以外の国では、アメリカのアフガン参戦は否定的な意見が多い。
 私も、今までは空爆は反対であった。タリバン兵士は洞窟などに避難し、被害をこうむるのは弱い一般大衆であろう。おそらく、空爆、国境閉鎖により、数百万人が主に餓死で死亡すると思われる。だが、私はこの週末にアフガン情勢を調べた結果、数百万人の犠牲があっても、圧倒的なアメリカ軍の力によりアフガンに平和をもたらすべきだと考えを変えた。ソ連侵攻後の数十年間、イラン、パキスタンなどの隣接国による軍事援助により内戦が続いた。なぜなら、イランもパキスタンもタジキスタンも力が拮抗し、圧倒的な力をもった勢力がアフガニスタンを全土統一しなかったからである。いわば、日本の戦国時代とおなじである。そして、アフガンでは今から関が原の合戦がおきるである。おそらくは、多くの人々が死亡するであろう。だが、アフガニスタンの徳川幕府を作り、刀狩りを行い、安定的な平和を作らなければならない。それには、アメリカの力が必要である。アメリカ参戦反対という人はいるが、パキスタン・イラン戦争関与に反対という人はいない。今までパキスタンが戦争に関与してきたのだ。だが、パキスタンでは平和をもたらせない。このまま、放置したら、内戦はさらに数十年続くであろう。そして、数百万人が死ぬであろう。
 一年余の激しい戦闘か、さらに数十年続くであろう内戦か。どちらをとるか、不幸な究極の選択である。アメリカ参戦は復讐の意味合いが強いと思われる。しかし、アフガンに平和をもたらすにはこの方法しかない。タリバンは昨日、国連事務所を接収し、貧しい人に配るはずであった1400トンもの食糧を押収した。タリバンにとって、一般大衆は革命のための道具である。タリバンは大衆の命を奪うだけである。タリバン政府を倒し、アフガニスタン人に平和な生活の暮らしかたを教えることができる苦渋の選択となろう。
 しかし、自衛隊の戦時中の海外派遣は反対である。もし、自衛隊護衛艦が護衛するキティホークにテロが起きたとしよう。その時、護衛艦は憲法上、キティホークを守って戦うことはできない。逃げるしかないのである。そのようなことをしたら、それこそ世界中の笑いものである。または、自衛官が弾を撃たずに命を投げ出して米軍の替りに犠牲になるかである。もし戦闘になったら、帰国後憲法違反で訴えられるのは、現場の自衛官である。そのような状態で自衛隊を出動させるのは反対である。
 小泉首相は直感で動く、彼には理屈がない。靖国神社の時もそうであった。この際、参拝問題の是非は横においておこう。私が問題としているのは、外交上の大問題になるのが早くから分かっていたのに、無分別に15日参拝を唱えたことである。経済に関して一応は小泉支持だが、外交・安全保障問題では彼の浅はかさが見て取れる。小沢支持ではないが、自由党党首の方がよっぽど真っ当な意見を言っている。
 さらに、より日本にとって重要なのは、アフガン内戦終結後PKOとして行き、復興を助けることである。人々が宗教にすがる時というのは、困った時、つまり貧困なのであるから。

2001/9/24(月)は休みます。
今日は、アフガニスタンの勉強をしてました。
軍事 http://www.kamiura.com/index.html
アフガン全般 http://www.mine.ne.jp/a-rans/afghan/index.html
国際政治 http://tanakanews.com/index.html

2001/9/23(日)

ここ数日のテレビを見ていると、皆がみんな、アメリカの作戦は失敗するという話ばかりである。しかし、ここで少し考えてもらいたい。多くの人は、過去のソ連軍アフガン侵攻を思い出して、そのように書いているのだろう。だが、アメリカ軍がソ連軍の失敗から何も学ばないわけはない。こう言っちゃなんだが、アメリカ軍は頭脳・ソフト面でも世界一である。10年前の湾岸戦争で、誰があのような圧倒的な勝利を想定できただろうか。死者は100人くらいであり、その半分位はアメリカ軍自体の誤射や爆発などによるもので、イラク軍に殺された者は少数であった。今回の戦争でも、アメリカ軍は我々に新しい戦争の仕方を教えてくれるはずである。少なくとも、ソ連軍のように戦車とトラックを何百台も連ねるような戦闘ではないと思われる。つまり、アフガンにおいてアメリカ軍は勝利をおさめる可能性は高いだろう。
 だが、それは戦術的勝利であり、戦略的勝利については不確かなものである。下手をすれば、アメリカは100年の国家戦略として失敗するかもしれない。日本で駐留米軍の門の前には、米軍の機関銃と自衛隊員の構える銃が我々の方へ向いている。今は問題はないだろう。しかし、もし戦争長期化によりベトナム戦争化した時、日本国民に向けて発射されるのだろうか。さらに、ここ数年のアメリカは海外の資金に頼って成長を遂げてきた。その資金がアメリカの株式から海外に逃げ出している。そして、ドル安になれば、さらに、資金が逃避する。日本の銀行も米ドル債券を売却するかもしれない。そうなれば、アメリカは戦争には勝っても、国家戦略としては敗北となる。

2001/9/22(土)

ありがとうございます。1000HIT。次は一万HITめざします。

新しい戦争はすでに始まっている
 米UAV(無人偵察機)タリバン撃墜というニュースが先程、流れた。我々は誤解していたのではなかろうか。戦争と言うと、湾岸戦争と同様のトマホークや大規模爆撃を思い出す。しかし、実は戦争は始まっているのではないだろうか。どのようなタイプのUAVが落とされたのか不明だが、特殊部隊がすでにアフガンに潜入しており、敵を探すために放ったと言う考えもある。新しい戦争が始まっているのかもしれない。ここ数日は軍事面の勉強をしており、面白いHPをみつけた。
http://www.kamiura.com/index.html
 我々素人は戦争というと変に興奮してしまうが、やはり専門家は意見が違う。確かによく考えてみると、ニュースを見ると、政治的にも軍隊配備からみても、イラクでも戦争が起きそうである。最近は原油価格の低下が見られる。しかし、第2次湾岸戦争が起きると、マーケットに与える衝撃はもっと大きいものになるだろう。

5年後にはインフレ?
 デフレが最終局面に入りつつある、というのは皆さんも感じつつあるのではなかろうか。今からデフレはさらに、きつくなるのだが、その次をみた戦略をたてる企業が出てきた。有名なのは藤田田氏のマック。彼の財務省発行日銀券の話は面白いものである。数年以内に日本全国津々浦々に、マック店舗の急激な拡大を目指していると言う。
 次に上げられるのは、2004年までに国内販売店210ヶ所増加(計2500ヶ所)を目指しているホンダがある。ホンダはデフレ、インフレ2正面作戦をとっている。まずデフレ対策に、東南アジアからのバイク逆輸入を近く始める。逆輸入はホンダの得意技であり、アメリカからシビック・フェリオなどを日本に輸入している。バイクの逆輸入により、値段は低下し、ブランドの他に価格で他社を圧倒できる。それに脅威を感じた他2社のバイクメーカーは提携を発表した。そして、将来のインフレ対策に、早期の店舗拡大を開始した。バブル直後のホンダは経営不安がささやかれていた。その記憶はまだ新しいだろう。だから、今回の店舗拡大はおそらく成功するはずである。これにより、トヨタにはまだ及ばないものの、ある程度の迎撃態勢は整えられた。さらなる、2強体制が進むだろう。勝ち組は、次なる手をうっている。
 このように書いてきて、何を言いたいかというと、現在の株価のホンダは絶好の仕込み場ということ。もう少し下がりはするだろうが、一時期の経営不安の乗り越えてきたホンダは打たれ強いであろう。さて、問題は、どこで反騰するか、である。

2001/9/21(金)

鹿が狂牛病?
 昨晩、関西ローカルテレビのスミッコのニュースでやってた話について、おやっ、と思う事がありました。
 昨日、ある高校のグラウンドに突然、鹿がやってきて暴れだしました。スチールのかなり頑丈なフェンスを突き破り、グラウンド中を駆け回り、フェンスに自分から衝突していました。最後はネットにからまり、動けなくなったところを捕獲したのですが、その5分後突然死んだそうです。理由は不明です。
 このニュースを見て、思い出したのが狂牛病。素人なので詳しいことは分からないのですが、狂牛病はヒズメのある動物には伝染性がある、と書かれていた記憶があります。昔は、狂牛病というよりは、羊の病気「狂羊病?」としての方が有名だったのですが、近頃は牛への感染の方が有名になってしまいました。もしかしたら、暴れ死んだ鹿も狂牛病だったのかもしれません。おそらく、現在保健所で死体検査中でしょう。結果が出るには数週間かかるでしょうが、もし狂牛病なら、ニュースになり人々に衝撃を与えることとなるでしょう。ただ、その頃は戦争に突入していて、皆がコンバット・テレビゲームの観戦に夢中となり、気に留めないかもしれません。

他の株関連の多くのホームページを見ると、「米国の報復は是か非か」について、多くの方が意見を述べておられます。これまでの「徒然」をみても分かるように、私の意見は以下のようなものです。
 米国は報復をすべきである。そして、日本が米国を支援するのも正しい。しかし結局は、問題は解決せず、「正義」を無制限に使って新たな敵を作り、大衆を殺すだけに終わる。
 賛成と反対、この2つに微妙なバランスをとっています。なぜなら、「絶対的な限りなき正義」はないのですから。

2001/9/20(木)

核抑止論の終焉
 昨日この表題は「パキスタンクーデターと核抑止論」の予定であった。しかし、昨日のニュースで「核抑止論の終焉」に変えた。昨日のニュースとは、アメリカが戦術核を使う可能性を検討中、という事である。9/16ラムズフェルト国防長官が「核兵器の使用、排除せず」と発言した。いちおう言っておくと、戦略核ではなく戦術核である。広島と長崎の原爆は「戦略」である。今回は、もっと小型の戦術核を使うようである。軍事上は、戦術核の与える放射能被害は小さいかもしれない。しかし、どんなに小さくても「核を使う」という意味は歴史に残る大きいものである。それにより核抑止論は終焉を迎える。
 核兵器は使わないことに最大の意義があった。日本の核武装論も「使わない」ことが条件であった。しかし、そのタブーがなくなる。ビンラディンであろうと、アメリカであろうと、もし一回でも「核」「放射能」と名の付くモノを使ったら、核兵器戦争の幕開けである。一番の心配は放射能テロだ。それが起きれば、アメリカは核兵器使用をいとわないだろう。
 先日、「次のテロは小型爆弾じゃないだろうか」と私は言っていたが、17日の夕刊Fジを見てたら、ウラン購入計画があったと書いてある。また、生物・化学兵器をアフガンで実験した形跡があるという。小型爆弾だったら一日で後処理ができるが、放射能物質は飛行機内にも持ち込み可能だし、それをNYSEの前に撒いたら一週間〜1ヶ月は清掃に時間がかかる。核テロをしたらアフガンに戦術核が落ちるのは確実なので、核テロの可能性は低いが、生物兵器使用の可能性がある。だが、狂信者の行動を理屈で考えることはできないから怖い。
 では次に、先日話していた、パキスタンクーデターの意味するものとは何か。クーデターにより権力を握るのは親タリバン派である。親タリバン政権は2つの有利な点がある。一つは、アフガン攻撃中の多国籍軍を背後から突くことができる。もう一点は、核兵器を有していることである。タリバン・パキスタン連合軍が核兵器をもつことにより、核抑止論が働く。その結果、アメリカはもう手を出すことはできなくなるのである。あとはタリバンのやり放題。まさに、恐怖である。ありえないとは思うが、最悪のパターンを考えておくことは間違ってはいない。

シアトル・マリナーズ地区優勝。NYメッツ3連勝。新庄も5番で3安打。東地区首位のブレーブスは3連敗。ゲーム差5.0。ブレーブスは明日もフィリーズと試合があるが、メッツは明日は休みで、明後日からブレーブス3連戦。迷信的だが、NYメッツ優勝の可能性は高い。理由は、NYがテロにあったこと。日本では、根本GM急死によるダイエー優勝、阪神大震災後のオリックス優勝と、魂が乗り移るのか不明だが、なぜか優勝している。NYメッツのNYPD、FDNY(NY消防局)の帽子も影響を与えているかもしれない。

2001/9/19(水)

アジアの理解と世界に恥じない自衛隊の派遣の仕方
(今回のテーマで、以下に書くことについての反論は受け付けません)

 「高貴なる鷲」作戦がまもなく始まろうとしている。そのため、今、国会は自衛隊派遣で大揺れである(国会開会してないのもどうかと思うが)。そして、右派は憲法改正してでも自衛隊派遣。左派は絶対反対。あいも変わらずの論戦をしている(国会開会してないから、正確には論戦してないんだが)。50年たっても、このイデオロギーは変わっていない。あと100年たっても同様の論戦をしているのだろうか。私にとっては、どっちもどっちである。過去のアジア侵略を否定し、歴史修正主義を唱える右派。「軍隊」という言葉、銃というものに触れようともしない左派。いつまで不毛な論争を続けるのだろうか。
 印象的なのが、PKO派遣の時、重機関銃は1丁か2丁かで国会が紛糾したことである。それのどこに、平和があるのだ。5丁持って行ったら戦争になり、1丁なら平和なのだろうか。その1丁で自衛官は死んで、英霊として祭られるのだろうか。
 そうではない。防御(軍事)と交渉(外交)のバランスがとれて、初めて平和になるのである。

 ではまず、右派に対しての論破からいこう。
 右派の人々は植民地時代を懐かしみ、被害を受けた人々の苦しみを感じようとはしない。感じてはいるのかもしれない。しかし、それが被害国には伝わっていない。
「南京大虐殺はなかった」「慰安婦問題はない」「朝鮮・台湾には良いこともした」「大東亜共栄圏はアジアのためだった」
 正当なる歴史学者はそんなことは言わない。だが、もし本当に虐殺がなかったというのなら、日本政府自らが乗り出して調べるべきである。なぜ、公式調査をしないのか。それが不思議でならない。その上で本当になかったのなら、私も謝らない。小泉首相は自ら公式調査をするべきだ。しかし、その公式調査をしないのは事実が分かっているからである。そのため、被害国は右派の政治家の心無い言葉にいつまでも注意を払わなければならない。もし、日本人全体が素直に反省していたら、歴史問題は50年も引きずらなかったはずである。
 近頃、ある逆説的な考えが頭に浮かんでいる。実は歴史修正主義者たちは、真の平和主義者なのではないだろうか。彼らが素直に謝っていれば、今ごろはドイツのように自衛隊を海外に派遣することはできていただろう。ドイツの真摯な謝罪は隣国の恐れを取り除き、ドイツ軍の海外派遣を認めている。一方、日本はいつまでも過去をひきずり、隣国に監視され、靖国参拝一つで外交問題になり「ダメ」と怒られ(一種の内国干渉だよね)、軍隊の海外派遣ができていないのである。
 結論として右派は、隣国との外交を軽視し、軍事力を重視しているのである。

 次に、左派に反論しよう。
 まず、彼らの一番の矛盾点は、「戦後日本が平和であった」という事実そのものである。その平和が、彼らが最も嫌う核兵器によってなされていたのである。日本は戦後50年間、核の傘のもとにあったのである。ただ、平和憲法が戦後平和に影響を与えたのは確かなことではある。しかし実は、「平和」は一国だけでは成立しないのである。アメリカが平和を認め、隣国が攻めてこない。この前提により平和は成立する。
 スイスは永久中立国で平和な国だったが、ナチスには財政面で協力した。コスタリカは軍隊を全く持たない平和な国だが、アメリカの保護が間接的にある。つまり、絶対的平和はないのだ。他国との交渉により平和が持続するのである。さらに、中国や韓国はベトナムに軍隊を送り込んでいる。そのことについて、日本政府は何も言っていない。
 結論として左派は、隣国と正面から向き合わず、逃避した外交をしているのである。

 では、新しいバランスのとれた隣国との接し方とは何か。
 今回のテロ撲滅作戦は国際的警察行動に近いと、私は考える。だから、警察官を派遣するのが筋である。日本はPKOに警察官を派遣してきた。しかし、警察官では手におえない相手なので、軍隊の出動となるのである。おそらく、欧米各国はこのように考えているはずである。だから、応分の負担を日本に求めてきているのだ。
 ここからが問題なのだが、突然政府は新しい法律を作ろうとしている。重要なのは、ここがボタンの掛け違いという点である。今回、テロ撲滅に協力することはGDP大国としての義務である。韓国・中国とも協力できる問題である。彼ら両国にとっても重要なはずだ。だから、小泉首相はホットラインでトップの江沢民と金大統領と電話会談をし、日本ができる事、しようとしている事について理解を求めるべきなのだ。隣国と意思の疎通、相互理解に努めるべきなのである。そして、「日中韓3国で一緒に戦いましょう」と言えばよいのだ。「日本が軍事行動を起こす時は、韓国と一緒、中国と一緒(中国とは時と場合によるが)にしますよ」と言えば、問題ないのである。できれば「テロ撲滅に対して日中韓3国合同軍を作りましょう」と勧誘すればもっと良い。そうすれば、すんなりと問題は進んでいくはずである。
 私は、今回の強行突破で、隣国がなおさら不信感を抱かないか不安である。そして、欧米各国からは感謝されないという、湾岸戦争の屈辱的な二の舞にならないだろうか。

 そんな思考ができる政治家は右派にも左派にもいないだろうな〜。・・・。

NHKテレビは19日夕のニュース速報で、日本政府が米国の同時多発テロ事件の見舞金として1000万ドルの提供を決定すると報じた。
 何を考えているんだ、全然進歩がない。そりゃ、そのお金をアメリカ赤十字やNY消防局へ行って、セレモニーをやって、アメリカ人にアピールするなら大賛成。だけど、おそらくアメリカ政府の財布に入るんだろうなあ〜。そして、軍需産業のマクダネル・ダクラス社などへ流れるんだよ。金をかけず、日本が貢献し、感謝される行動を取らなきゃダメ。

厚生労働省が狂牛病検査に本腰を入れ始めた。食肉処理予定の100万頭全てに検査するとの事。???ということは、先日の農水省の450万頭検査は神経症状の出た牛だけということか。それは検査じゃな〜〜〜い。神経症状の出た牛かどうか、素人の酪農農家がする予定だったみたい。そうだよな、450万頭の検査が20日くらいで終わるわけないよな。最初の農水省検査発表の時、20日は早すぎると感じたんだが、新しい検査法でも発明されたのかと思ってた。まあ、厚生省が乗り出してきたので、パニックはある程度は防げるでしょうね。

今から振り返ると、オーム真理教の生物・化学テロというのは歴史の転換点であったなあ、と思っています。あの時から、聖戦という名の大量虐殺がタブーとなくなったんですね。今、この考えを文字にしたら、なんか身をもって実感した感じがして、本当に怖くなりました。

2001/9/18(火)

日本マーケットは底値が近い、という雰囲気である。しかし、日本経済そのものに大きな不安要因が二つある。一つはあさひ銀行、二つ目はマイカルである。あさひ銀行問題については、エコノミスト今週号に特集があるので省く。ただ私には大和銀行が金融持ち株会社になったことは、「ボロを脱いで新品の服に着替え、自分の肉を削って他人に与えている」ようにしか見えない。
 マイカルの問題は何かというと、本当に民事再生法が適用できるのか、である。
 まず、第一勧銀と喧嘩別れしたので国内銀行の支援は仰げない。第2に、米銀行は米リセッション入りの自己資本比率大幅低下で他まで手が回らない。第3に、ウオールマートはテロ騒ぎの消費需要低下で緊急事態に突入の可能性ある。第4に、マイカルの経営陣は変わっておらず(四方さんがやめただけ)、旧体制の流れのままである。買収する側としては、旧経営陣には経営は任せたくない。これが会社更生法なら、すんなりと行ったのだろうが、経営陣の自己保身で民事再生法になったことが後々響いてくるかもしれない。
 民事再生法が失敗したら、破産しか道は残されていない。すると連鎖倒産を含め、3万人の失業者が生じる。だいたい、失業者6万人で0.1%失業率が上昇するので、その瞬間に0.05%上がることになる。
 あさひ銀とマイカルの2社のさらなる破綻は500〜1000円分の衝撃があるのではないだろうか。

RCCが不良債権の簿価買取りを検討中とのこと。これは必要だとは思うんだが、厳しく査定した銀行ほど損であり、甘い査定ほど高く買い取ってもらえるのは変な話じゃないだろうか。

ボラティリティー
一年前、一ヶ月古い経済誌を元に次の投資戦略を練ることができた。
数ヶ月前、一週間古い経済誌を元に次の投資戦略を練った。
数週間前、経済誌の発売日から数日は、その情報が役に立った。
しかし、9月12日以降、経済誌は輪転機を回している間にネタが古くなる。
 エコノミストを読むと、その予想が発売日の2日前に破られている。今週号のオール投資はテロなど全く書いてないし(今週号は買わなかった)、近日発売の会社四季報はただの枕と化す(買う予定はない)。1日前の日経新聞は薄汚れた油紙となった。
 ボラティリティーの急激な上昇がみられる。株、為替、債権すべてでそうである。99年後半から00年末までドル円は安定していた。日本株式は90年代はボックス相場にあった。それが、終了したのだ。
 皆が一万円が底とか、8000円が底というのは、今までのボックス相場を元にしている。しかしバブルの頃、誰が一万円になると思っただろうか。過去のチャートからは、5万円も夢ではなかったのだ。(だけど、私は8000円が底と思っている)
 今、上下どちらに振れるかは不明だが、ボラティリティーの上昇により、為替、株、債権ともに未知の部分に突入するのであろう。
(ディーラーは腕の見せ所。私、零細個人投資家は「2001年未知への旅」に出ます)

今日の東京の爆弾騒ぎで思ったのだが、もし、証券取引所で爆弾騒ぎがあったら、取引停止なのだろうか。今なら、取引所に電話一本かけるだけで、取引停止、再び暴落となる。いたずらでそんな馬鹿をする奴がいるかもしれない。なんて脆いシステムの上で暮らしているのだろう。
タリバンのただ一つの逃げ道はビンラディンの殉死。彼は英雄になる。アメリカは何もできなくなる。

テロ騒ぎで、すっかり忘れてしまっていたが、えひめ丸引き上げどうなったんだろう。マスコミ、ちゃんと見とけよ。アメリカ軍は、これ幸いと思ってるんだろうなあ。

2001/9/17(月)

兵器展示会
 「プレデター」という映画をご存知だろうか。アーノルド・シュワルツネッガーが主演の映画である。東南アジアのジャングルで、一人の宇宙人と戦う話である。その宇宙人は特殊な眼をしていて、人間の発する熱(赤外線)を検知して一人ずつ殺していくのだが、最後はシュワちゃんに殺されるというものだ。
 さて、湾岸戦争末期にある最新ハイテク兵器が開発された。それは、赤外線探知機などを備えた無人飛行機を上空に飛ばし、その飛行機からの画面をみながら、上官はIT武装した歩兵に伝えて敵を撃退していくというものである。
このシステムは歩兵の戦い方を変えるかもしれない、と書かれてあった。しかし、実戦配備される直前に戦争は終わった。試す機会がなかったのである。
 ところが、今回の戦争で新しいシステムを試すことができるようになった。歩兵部隊の技術将校はワクワクしているのではないだろうか。そのために、アメリカは地上戦、特にゲリラ戦に自信をもっているのかもしれない。
 湾岸戦争の時は飛行機や戦車のハイテク兵器を世界に披露することができた。その映像はテレビゲームのようだと言われた。今回は、歩兵のハイテク兵器を披露するのだろうか。そして、我々は映画パトリオット・ゲーム(「今、そこにある危機」だったかも。忘れた)のような、血の流れない赤外線映像を目にするかもしれない。

十字軍対ジハード
 ブッシュ大統領は敬虔なクリスチャンらしい。そのため、ホワイトハウスでは閣議前にお祈りがあるという。(ミネタ運輸長官もクリスチャンなんか?仏教徒やったら、どうしてるんやろな) 一方、アフガンでは今日、聖職者会議が開かれるという。
 なんか、話聞いてたら、宗教戦争のように思えてきた。アメリカ軍も「イエス・キリストのご加護を」と叫びながら戦争するのだろうか。

テロは必然であった
面白いサイトがIRネットに載ってた。
ヘブライの館http://rerundata.hypermart.net/ura/hexagon/index.html
2F第1章で白人ユダヤ教徒は偽ユダヤ人。第7章にアメリカのユダヤの影響。第8章で戦争富国論。第9章で今回の戦争を予言しています。
3Fの湾岸戦争の裏舞台も面白い。これは、必ず読むべき
http://rerundata.hypermart.net/ura/hexagon/floors/floorA3F.html
今回のテロは必然的に起きたと分かる。ビンラディンの気持ちが分からないでもない。なぜなら、WTCで死んだ以上の人数がこれからアメリカ軍の花火によって殺されるのだから。
戦争は必ず大規模、長期間になると確信できる。そして、アメリカは大儲け。日本外務省はまだ、戦争は起きないなどとふざけた事を言ってるが、ほんまに外務省解体したれ。
日本はお金を出したら絶対駄目。日本が得をする方法なら構いませんが、お金だけは駄目です。

上記のことを岡さんにメールで送ったら、デカデカとHP宣伝してくれた。ありがとうございます。個人サイトの中で、カブト町境界人は私にとっては5本指に入るサイトです。

スキャナCanoscanを買ったら、手相占いが付いてきた。私は特殊な手相をしてるのだが、さっそくやってみる。結果は子供の頃、見てもらったとおりだった。運命線で「お金に不自由することはないでしょう」と出た。確かにお金に不自由はしていないが、貯まらない。稼いだ金は株に消え、通帳も株式口座も残高が増えない。

2001/9/16(日)

米軍は嘘発見器を持っていくべき
ブッシュ大統領「報復は大規模かつ継続的なものになるだろう」と発言。大規模とは地上軍投入、継続的とは長期戦ということ。おそらく、パウエル長官は湾岸戦争を頭に描いているはず。しかし田岡さんによると、アフガンは山が多く、今までイギリスは3回、ソ連が1回アフガン侵略したが、いずれも失敗したとのこと。泥沼化は必至。重要なのは撤退する勇気。それがなければ、次の民主党政権まで(5年後?)戦争は続く。そうなれば、ロシアのチェチェン戦争と同じで、首都でテロ頻発。また、アメリカの構想としては、CIAを通して反タリバン勢力「北部同盟」に武器・情報供給し、彼らを水先案内人としてアフガン攻撃だったかもしれない。しかし、北部同盟の最高指導者のマスード氏9日死亡で組織内バラバラかも。さらには、ゲリラと民間人をどのように区別するのか。家族を殺された民間人もゲリラになる。嘘発見器を持っていって、一人ずつかけないと判別できない。

サンデープロジェクト見てたら、WTCで働いていたのは大部分がユダヤ系だとのこと。なるほど、そうだったのか。ナットク。

軍事アナリスト
近頃、軍事アナリストをテレビで見ることが多くなった。あるテレビ見てて、違うチャンネルに変えたら、また同じ人物がハシゴで出てる。仕事いっぱい来たんだろうねえ。中立的かつ著名な人物としては、小川和久、江畑謙介、田岡俊次の3氏。あと、公共調査会という、如何にも、といった名前の人がでてきたね。自衛隊OBは信用できない。ある高官OBが昔テレビで情報操作をしようと大嘘をついていた。江畑さん、軍事誌ジェーン日本通信員やってるから、この人が一番格が上だろうか。小川さんはジャーナリスト週刊現代出身、話が分かりやすい。田岡さん、朝日新聞の編集委員だけど、あの絶対的平和主義アサヒでよく編集委員やってられるね。まあ実態として朝日はかなり軍事も詳しいのだが、読者がただ単に軍事嫌いなだけです。だけど、田岡さん軍事マニア過ぎ。嬉々として専門用語を早口で連発。何を言ってるか、よう分からん。

アマゾン・ドットコム
みんな忘れているだろうけど、ネット最大企業です。今まで黒字を出したことないけど、なぜか営業存続中。ネットの最大の拠り所は、自由でグローバリズムな社会。しかし、今後は自由より安全保障が重要。また、このテロ騒ぎでアメリカ物流メチャメチャ、というより完全停止。だから、アマゾンはまったく動いていない。どうなるんだ? アマゾンが潰れるとネットバブルはアク抜けするけどね。

マイカル破綻でみずほHD上昇
 第一勧銀首脳も予想外の株価上昇。企業潰して株価が上がるなら、ジャンジャン潰したる。ワッハッハッハッ。(銀行首脳より)
 だけど、マイカル要注意先債権で数パーセントしか引当金積んでなかったんやて? どんだけあるんや不良債権。金融庁審査もあてにならん。

2001/9/15(土)

外交力と軍事力
 国家間の接し方には、外交と軍事があります。そして、この両方が必要であり、バランスが取れていなければなりません。ところが、アメリカはブッシュ新政権になってから、外交軽視になりました。温暖化会議、ミサイル防衛問題などを見れば分かります。イスラエルに武器を渡すが、中東問題を「外交」の面では軽視しました。その結果が今回の事件にいくらか影響を与えたかもしれません(もっとも、計画自体は数年かけているはずなのでブッシュとは関係ないと思いますが)。
 今回の事件、2001/9/11というのは軍事史(外交史と建築史も)が大きく塗り替えられた日となりました。11日は核抑止論が瀕死の重傷を負った日なのです。アメリカは世界最多の核があっても致命的な攻撃を受けました。ミサイル防衛も予算の無駄と分かりました。21世紀は「ならず者国家」ではなく、単なる「ならず者」が世界を揺り動かすのではないでしょうか。日本はアメリカの核の傘の下に入っていますが、これについても考えなくてはなりません。「核を持って初めて日本の自主独立を獲得できる」という人がいます。しかし、核神話そのものが壊れたので、核武装論も意味がなくなりました。核の傘にいても安全でないことは分かりました。
 現在の日本には軍事力はありません。(費用だけは世界2位であり、その費用が期待や不安を引き起こしているのは事実です)なぜなら、アメリカの核の傘の下にいればよかったからです。そのため、外交力も必要ありませんでしたし、非常に米国よりでした。私はフランスのような毅然とした態度が好きです。しかし、核抑止論の神話から解き放たれた今、本当の外交力が必要になってくれのではないでしょうか。日本は宗教には柔軟性のある国であり、イスラム教キリスト教両方に対して問題はありません。(日本人は無宗教をいう人がいますが、日本は土着の神道、仏教が混じった一種の原始宗教です。しかし「原始」という言葉はキリスト教徒がつけた言葉であり、私は日常生活と共にある日本の宗教に誇りを感じてよいと思います)9/11は戦後初めて外務省が力の見せ所を示すべき時となるでしょう。また、自衛隊は今後ゲリラやテロに対応するよう組織改編を進めるでしょう。

明日、日曜の晩はアフガンでは新月らしい。だから、月曜日の日本市場が開いた頃、戦争開始の可能性あり。ただ、国連安保理の非難決議をとってから、戦争を始める可能性もある。

昨年の原油価格上昇の時、誰かが戦争が起こるかもしれない、と書いていました。アメリカ軍が原油を大量に貯め始めると、WTI価格が上がるらしいです。湾岸戦争の数ヶ月前にも突然、理由もなく上がったらしい。半年前は、戦争なんて、と思っていましたが、恐怖の現実となりました。
 また、デフレの克服は戦争でしかできない、とhttp://economist.mainichi.co.jp/e-kabu/eye/の市岡さん、http://economist.mainichi.co.jp/e-kabu/skll/の今井さんが書いてました。私の市場に対するスタンスは「歴史は繰り返す」なので、ある程度の予感はありましたが、現実となるとは・・・。東アジアで戦争が起きると思っていたので、ちょっと場所が違いました。

農水省は第2の薬剤エイズ事件を起こすかもしれない。
 今日の新聞に、「狂牛病疑いの牛を飼料として他の家畜に食べさせた」という記事が載っていました。農水省はこの事実を隠し、さっそく嘘をつきました。
 昨日全部マルハ売ったのに、月曜日上がるかも・・・。悔しい。
 私の株のことは置いといて(置いとけない・・・)、農水省は近い将来に大問題を起こすかもしれません。今回の狂牛病騒ぎは厚生省と農水省の二つの管轄にまたがっています。厚生省はすぐに事実を詳しく公表しようとしたのですが、農水省は明確な結果(農水省に有利な結果)がでるまで待つようにと抵抗しました。そのため、昨日の嘘が出たのだと思います。この一週間のテロ騒ぎのため、国民は狂牛病をそれほど気にしていません。しかし、もうすぐ騒ぎ出すでしょう。そして、農水省が狂牛病問題を避けようとすればするほど、問題は大きくなっていくでしょう。さらには、下手をすれば農水省が今まで狂牛病検査をしなかったことに対して、担当役人が訴えられる可能性もあります。狂牛病検査をしなかった理由をお役人は「日本には狂牛病がいるはずがない」と答えてました。こんな反論では裁判は必ず負けます。先日の高祖選挙違反をみれば分かるとおり、検察が目をつけて農水省解体の危機にまでなるかもしれません。
 なぜ、このようなことになるのでしょうか。その原因は、農水省は今まで農民と政治家を相手にしておれば良かったのですが、今回は消費者が相手だからです。一方、厚生省は薬害事件の糾弾を何度も受けているため、リスク管理にたけています。つまり、農水省は雪印、厚生省は参天製薬、と同じように考えれば良いのです。今月30日には検査結果が出るはずです。そして、おそらく狂牛病の牛はいるでしょう。その時、農水省が隠そうという態度をとったら、大問題になると考えるのが良いでしょう。逆に、正しい結果を伝え、リスク管理をしようとしたら、問題は大きくならないかもしれません。私は大問題になると思うので、水産株を買う予定です(ただ、戦争問題がからみます)。
最後に余談ですが、最近エイズが話題に上がりません。しかし、エイズは潜伏期間が約十年と長く、皆興味がなくなったので検査をしていないだけです。もう数年したらエイズが大問題になるでしょう。そして、エイズ検査が流行となり、気が付いたらエイズキャリアという人が突然出てくると思われます。先進国のうち、エイズキャリアが年々増えているのは日本だけです。他の国では、感染は減っています。なぜ、日本が増えているのか。まず、若者がコンドームを使わないこと。次に、風俗でコンドームを使わないことが多いためです。ソープではコンドームは使いますが、ピンサロ、ヘルスでは使いません。口の粘膜を通して感染します。口内にたとえ小さくても傷があった場合は、エイズ感染の可能性は非常に大きくなります。そこで働いている女性は非常にキケンです。はっきりいって、ソープの方が安全でしょう。外国人はエッチ好きな人が多いですが、エイズの危険性をわきまえているため、非常に親密な恋人以外とは必ずコンドームを使います。というわけで、皆さん注意しましょう。(なぜ、こんなに詳しいのかは聞かないように)

今日、スキャナを買ってきました。CanoscanN676Uという最新型で寺町(京都の有名電気街)に行っても、2店でしか売ってなかった。1万円弱。ブルベア劇場の下絵を取り込み、色塗りなどを行う予定。第7話まで構想はできてるんだが、いかんせん、今まで漫画など書いたこともなく、CGもTOP絵が初めて。来週末までには上げようと思うが、どうなるか。

2001/9/14(金)

WTC崩壊の衝撃度
テレビでは単なるテロという捉えかたをする人がいます。しかし、ちょっと非道い言い方ですが、エンパイアステートビルが崩壊した方が影響は小さかったと思われます。WTC周辺の企業をみると、モルガンスタンレー、メリルリンチ、野村をはじめ主要なマーケット・プレイヤーが多大な被害を受けています。NYSEは大丈夫らしいが、アメリカン証券取引所は駄目らしい。深刻です。しかし、まだその深刻度がわかっていない人がいる。だから、それが分かったときが底かな。

戦争必至。しかも「長期戦をやる」とアメリカは宣言。ブッシュの戦争概念を日本人の理屈で考えたら間違うだろう。戦争が始まってから考えたらよいことだが、パキスタンでクーデターの可能性もある。もし、パキスタンでクーデターが起きたら世界は終わる。そのニュースを耳にしたら何も考えずに端末に向かい、すべての株を処分し空売り。理由は起きたら書く。恐すぎるし、そんなことはありえないはず。
あ〜あ、やはり、コールとプットの両方を手段として持っておくべきですね。9/11にたまたま10時にテレビをつけたら、WTC2回目の衝突。その瞬間にテロと思いました。皆が考えている間にeワラントでプットを買ってれば、今ごろは・・・。Ifというのはないし、不謹慎な話だけど、ビンラディンにだけは儲けさせたくなかった。

2001/9/13(木)

日本企業しかできない中東問題解決の必殺技
 前政権時代、アメリカはクリントン・ドクトリンというものができました。それは「アメリカ兵士の血はできるだけ流さない」というものです。数年前ソマリア派兵が失敗し、アメリカ兵が多数犠牲になった時は、恥も外聞もなく、さっさと逃げ出しました。しかし、中東では何度もテロに会い、多くのアメリカ人が犠牲になっても、米軍は駐留し続けています。その理由はいくつかあります。(1)戦略的資源の石油がある(2)米国ではユダヤ系が政治・経済の中枢を占めるためイスラエルを支援せざるをえない(3)スエズ運河がある。この3つが主な要因でしょうか。第3点のスエズ運河は全世界にとって重要ですが、これを管轄するエジプトはもともと穏健な親米国家だし、自国にとっても重要だから無茶はしない。第2点のイスラエル問題はアメリカの特殊事情であり、他の西側諸国にとってはそれほど重要ではない。
 しかし、第1点のオイルは全世界の人々の産業にかかわります。つまりは石油の安定供給のため、日本(アラビア石油)を含め全世界は中東に影響力を保とうとしているし、アメリカも軍隊を駐留させているのです。では、今度は逆に考えてみましょう。石油が戦略的資源でなくなれば、米軍は中東に駐留しなくなるし、メッカやメディナが属するサウジアラビアに軍隊がいなくなれば、ラディン氏もアメリカを攻撃しなくなります。そして、アメリカが中東への影響力に固執しなければ、わざわざイスラム原理主義勢力もアメリカへのこのこ出かけていってテロはしません。つまり、石油を資源としなければ皆平和でバン万歳となるのです。
 ここで、表題の「日本企業しかできない中東問題解決の必殺技」が生きてきます。日本は省エネルギー先進国です。太陽光発電、燃料電池の研究も世界トップです。だから、電力エネルギー全てを太陽光、風力、原子力発電に替え、自動車全てに燃料電池を積めば、石油は必要なくなります。新しい産業が興って、軽く「構造改革一丁上がり」だし、炭酸ガス排出権を他国に売れば大儲けです。そして、アメリカにとっても中東は重要でなくなるので、軍隊を撤退できるし、イスラム原理主義者も万歳です。
 と、このように良い事ずくめです。まあ、絵空事ですが、一発逆転の必殺技だとは思いませんか?

ブッシュ大統領。「米国だけではなく、自由と民主主義が挑戦を受けている」「あらゆるものを使って世界全体を巻き込んでいく。戦争には時間がかかるかもしれず、決意も必要だろう。でも、われわれは必ず勝つ」
パウエル国務長官「1〜2週間で終わるようなものではない」
米国は徹底的に完膚なきまで叩きのめすだろう。しかし、戦闘を長びかし民衆を苦しめるほど、新たなテロ要員を産み出していく。恐怖へのスパイラルに落ちていく。

昨晩、親から電話があって「株なんかやってるな。全部売れ」といわれました。う〜ん、だけど、私にとっては株は投資ではなくギャンブル(投機)でして、絶えず相場を動かしてないと落ち着かない。これも元々は親がやってるのを見てこうなったのだし。16歳の時からドップリはまってるから今さら抜けれない。というわけで、リスクヘッジの意味もかねてeワラントでプットを買おうと思い、今日申し込みました。なんかプット買ったとたんに上がりそうな気もするが・・・。

2001/9/12(水)

アメリカは血を求めている。彼らは自分が攻撃を受けたら、それを倍にして返さなければおさまらない。さらに、一万人の血が流れないとアメリカの世論は治まらない。しかし、それによりイスラムの攻撃は終わらないかもしれない。もし私がラディン氏であり、アメリカ経済を滅茶苦茶にしたいのなら、アメリカが立ち直りだしたときにもう一回テロを起こす。場所はNY取引所、NY5番街、ワールドシリーズ・ヤンキースタジアムの3ヶ所。小さな爆弾でよい、恐怖を人々の心に植え付けるだけで大きな効果を上げるだろう。アメリカのテレビのテロップにはUNDER ATTACKつまり攻撃中という表示がでている。これをテロと考えてはならない。アラブの民衆とアメリカ国家の戦争である。そして、アメリカ国家が警察官の役割を放棄するか、アラブの民衆を全員抹殺しない限り戦争は終わらない。

「日米」安保条約から「米日」安保条約へ。
 戦後50余年、日米安保条約締結からちょうど50年後。これもなにかの巡りあわせだろう。日米安保条約の意味が全く変わる事件が起きた。
 現在まで日本は旧ソ連・中国・北朝鮮に攻撃される立場にあり、それをアメリカに守ってもらうという意味が条約にあった。しかし昨日、アメリカ本土、在日アメリカ軍基地そのものが攻撃されることとなった。日本が攻撃されるのではない。立場が逆転したのである。今後、在日アメリカ軍基地が攻撃された場合、日本の自衛隊はどうなるのであろうか。治安出動をしざるを得ないのではないか。まだ在日米軍基地だけであるなら問題が小さい。さらに米国本土が本格的テロ攻撃を受けて苦しみ、アメリカが救援を求めてきた時、日本は米国に対してどのように対処すべきなのだろう。
 そして、救援を求められたとき、憲法問題が大きな問題となってくる。憲法改正論議が意外なところから始まりそうである。

21世紀の世界の国家情勢
 当分は群雄割拠が続くであろう。中国、日本、ヨーロッパ、アメリカが対等の関係となる。アメリカの国力が弱まり、中国の国力が大きくなったとき、中台戦争がおきる可能性もある。

アメリカ映画のダイ・ハードや乱気流などが嘘っぽくみえる事件であった。当分このような映画は作られないだろう。もし本当にダイ・ハードのような事件があっても、絶対生き残れないことが分かった。爆風を背にして走って逃げることなど絶対不可能なのである。

2001/9/11(火)

株式格付け有害論
 内外の証券会社が多くの上場企業株式の格付けを行っている。そして、いつも出てくるのが「TOPIXを5%以上アウトパフォームする」「TOPIXとほぼ同じ」という文言である。しかし、これはおかしな話しではないだろうか。我々は株という商品そのものを買うのであって、「TOPIXと比較して上昇する株」「TOPIXと比較して下落する株」を買うのではない。もし前記のような商品があるのなら、株式格付けというものは意味があると思われる。しかし、現実問題としてはない。それなのに、証券会社は格付けを行い、その格付けの結果責任につい批判されることもない。そして、それを投資家は当たり前のように受け止めている。それでは、ギャンブルの予想屋と同じではなかろうか。いや、公営ギャンブルの公認予想屋の方がもっと真っ当(まっとう)である。彼らは自分の予想が当たれば、客からご祝儀がもらえる完全歩合制なのだから。(「証券会社の株式格付け」格付けをしている人は誰かいませんかね〜。一時期私は考えたのですが、プログラムを組んで対処しなければやってられないし、有名証券会社だけでもたくさんあるし、私には手に負えません。どなたか暇な人立ち上げてみてください。他力本願ですみません。LINUXのように、みんなでちょっとずつ協力するというのも一つの手ですが・・・)損をこうむるのは我々投資家だけである。さらには、そのアナリストが同じ証券会社内のディーラーに情報を事前に流す可能性も否定できない。
 もう一点。凧の糸が切れるほど上がった後に糸が切れてキリモミ状態で落ちてくるときも、格付けをアウトパフォームにおいたままの証券会社が多いのである。そして、リバウンドするほど株価が下げてから、格付けを下げるのである。証券会社自らがバブルを作り、自分で壊す、という自らの首を締めるようなことをしているのだ。いきなりアンダーパファームにしろとまでは言わないが、極限まで上昇したならホールドに変更しておくくらいが妥当ではないか、と思えることが多々ある。
 このように考えると、株式格付けとはどのような意味があるのだろうか。私にはアナリストの友人(彼は債権格付け専門)が一人いるが、株式格付けを行うアナリストの存在とはなんであろうか。「株屋」を煽るのが仕事ではないか、と疑いたくなる。

あいかわらず石原慎太郎がアメリカで吠えてるね。中国は確かに帝国主義をめざそうとはしているが、アメリカもモンロー的帝国主義だよ。自国民の捕虜には日本に補償を求めるが、彼らが痛めつけた植民地の人々には謝りもしない。中国は帝国主義というよりは中華思想だけどね。しかし、日本にも中華思想はある。さらに、それを共産党と結びつけるのは間違っている。もし共産党ではなく、民主主義国家だとしたら、ナショナリズムに踊る民衆がもっと日本を攻撃しただろう。だいたい、共産党という名であっても、共産主義国家ではない。今度の国会でプロレタリア独裁を放棄するらしいじゃないか。後に残るのは何だろう。官僚制くらいじゃない?それなら日本と同じでしょ。だいたい、日本は資本主義国家ではない。マーケットに公的資金介入があるのだから、社会主義国家です。それに、完全な資本主義国家はこの世界にないし、たとえあったとしても人を不幸にするだけです。

2001/9/10(月)

直接金融への転換
 近頃の新聞には「高祖氏派選挙違反」と書いてある。つまり、特定郵便局局長の公職選挙法違反を指しているのだが、これで郵政民営化はほぼ決まりとなった。(その割りには山九が最近ふるわない)
 そもそも、政府が言っていることと、やっていることが違う。ベンチャー育成、新しい産業を、と言いながら直接金融を否定した政策をとっている。ベンチャーへのお金はどこからいくのか、それはリスクをとってくれる人々、つまり株式マーケットからいくのである。それなのに、間接金融の最たる郵便局重視とはいかんともしがたい。ほとんどの一般人は郵便局には最大300万前後しか預けていない。一部の金持ちだけが1000万円近くを預けているのである。もし最高預金額が300万円まで引き下げられたら、彼ら金持ちの700万円分は銀行、またはマーケットへと流れるのである。そうすれば、あっという間に株は上昇。ベンチャー育成にも資金があふれる。こんな簡単なことも分からないのだろうか。
 さらに、日本の最大の不良債権は財政投融資である。もう一つ、特別会計もあるのだが、これは私には外務省裏金より中身が分からなくて、書こうにもかけない。この財政投融資が不必要な建築・土木へ動いているのである。来年度は、一般会計は大幅削減される予定である。しかし、その減額分が財政投融資から流れても、私達は止めることができない。だから、ここで特殊法人改革は必要になってくるのである。
 よって、小泉首相のやろうとしていることは間違ってはいない。あと足りないのはスピードだけである(それが一番重要なのだが・・・)。私は小泉首相は、良い意味での日本のフーバーになると思っている(残念ながら、浜口首相のような終わり方の可能性もある)。フーバーは確かに大恐慌を引き起こしたが、彼の構造改革は必要不可欠であったと思っている。

台風きているらしい。ひまわり衛星写真をみると、その大きさに驚くのだが、関西では雨風ともに弱く、全然そんな感じがしない。

2001/9/9(日)

NYメッツ地区優勝の可能性
 ニューヨーク・メッツまた勝った。6連勝。ここ10試合で9勝1敗。首位のアトランタ・ブレーブスとは7ゲーム差変わらず。
 それでhttp://sportsillustrated.cnn.com/baseball/mlb/standings/の今後のスケジュールを見ていたら、メッツはブレーブスとはあと6試合残しているんですね。しかも、メッツの方が優位。
 その理由は(1)メッツの方が勢いがある(2)ブレーブスはあさって11日火曜日から30日まで20連戦。一方メッツは計2日間の休みがある(3)ブレーブスは2位のフィリーズと7試合。一方、メッツは東地区最下位5位と中地区最下位6位のチームと対戦(4)ブレーブスは2位のフィリーズとの四連戦で全力を使った次の日から3位メッツと対戦(5)ブレーブスは20連戦でぼろぼろになって、シーズン最後の3試合がメッツとの対戦。天王山となる。
 ミラクルメッツが見られるかもしれない。別にメッツファンではないけど、バレンタイン監督は日本にいる時から好きだったし、ピアザもいるし、がんばってほしいものです。
大型で強い台風接近中。明日に限って、電車で移動しなければならない。止まらないか心配。トレッキングシューズで出かける予定。

2001/9/8(土)

中台戦争
 アメリカのリセッション入りが確実となりつつある。最も長い長期波動であるコンドラチェフの波を考慮すると、アメリカは2007年まで景気は底が続き、又それまでデフレが進行するらしい。アメリカは世界消費のかなりの部分を占めていると思われる。そのため、アメリカの景気後退により、在庫が積みあがり物余りとなり、供給が過大になるのである。その結果、商品の価値が下がるのであろう。それが一番早く顕著に表れたのが、携帯電話であった。2000年、携帯電話は5億台作られた。しかし、実際に販売された台数は3億前半〜4億台といわれている。約1億余台の供給過剰である。一台1万円前後とみて、1兆円近くが廃棄処分になったのである。実体経済において1兆円というのは、かなり巨額である。それが世界経済に影響を与えないわけがない。その他の分野においても同様に供給過多が生じてくるだろう。
 過去の歴史を振り返ると、デフレの進行を止める唯一の手段は戦争であった。今後、日本がデフレの進行を戦争以外の方法で止めたら、歴史上初めての快挙となるのである。日本が戦争を起こす可能性は当分は全くない。しかし、アメリカはどうであろうか。アメリカでデフレが起こり、人々の生活が苦しくなると、政治手段として不満を外部に求めることになる。そして、それにアメリカ国民も乗じるのである。
 さて、外部とはどこであろうか。日本、ヨーロッパ、そして中国、この3箇所であろう。ヨーロッパと戦争することはは第一次、第2次世界大戦の悪夢を呼び起こすため、ありえない。日本との戦争は、駐留米軍がいるかぎり、植民地日本と戦争しても利益がない、と考えられるだろう。だが、現在、緩やかな友好・緊張関係にある中国に対してはどうであろうか。再び、歴史をひもといてみよう。戦争というのは、それまでの世界秩序にヒズミが起こり、そのヒズミを直すために勃発するのである。地震とよく似ている。地球のプレートにヒズミがたまり、それを一気に直すために地震が起きるのである。
 世界秩序のヒズミとは新興国の勃興である。第一次世界大戦は一面として新興国ドイツの国力増強が同盟国側と衝突して起こった。セルビアのオーストリア帝国皇太子暗殺は単なる火花である。暗殺により民族戦争は起きたかもしれないが、世界大戦は起きなかったはずである。第2次世界大戦のうち太平洋戦争は植民地を拡大しようとした日本と、それまでの植民地インドネシア、フィリピンを守りたい連合国との間で起きた。(太平洋戦争、大東亜共栄圏を肯定するつもりは全くありません。ただ、フィリピン、インドネシアを植民地とした欧米がなぜ弾劾されないのでしょう。先日の人種差別反対国際会議でも彼らが奴隷制度に真摯に謝罪したとはみえません)
 さて、新興国の先進国への仲間入りの一つの行事としてオリンピック開催があげられる。東京、ソウル、そして北京オリンピック。国威高揚になるし、産業発展にも影響を与える。だが、私は紀元二六〇〇年(昭和一五)幻の東京オリンピックに注目したい(私は右でも左でもない。「紀元」という年号を使った意味を理解してほしいから書いたまでである)。当時の日本は中国との泥沼の戦争に陥り、昭和13年にオリンピックを返上してしまった。北京オリンピックがその時と同じ道をたどり、昭和15年のデジャヴのように幻となるのではないかと危惧しているのである。北京オリンピック開催は2008年である。一方、アメリカのデフレが最もひどくなるのが2007年といわれている。その時アメリカが戦争という方法でデフレ退治を行おうとしたら、衝突するのは中国ではなかろうか。
 一方、中国人民も自国の国力に自信をつけてきている。また、共産党政府はこれまで政府に対する不満をナショナリズムを高揚することによって抑えてきた。しかし、もうすぐナショナリズムの暴走が始まるのではないだろうか。私は、日露戦争以後の戦争はナショナリズムの暴走が産み出した、と考えている。A級戦犯が悪いのではない(といって、A級戦犯に全く責任がないともいわない)。ナショナリズムという走り出したら止まらない「空気」が日本国全体を覆っていたのである。
 もう一つ、中国が経済力に自信をつけてきたことをうかがわせる事件が最近いくつかあった。ひとつは松下通信携帯電話の販売禁止である。台湾に電話するときROCと端末に表示されることが問題になったらしい。また、あるヨーロッパ企業は台湾経済当局の公式行事に出席したことから、中国本土での活動制限を命令された。
 今後、台湾と中国との衝突は激しくなっていくだろう。2015年頃までは中国の軍事力は台湾より劣るため、軍事侵攻はありえないと思われる。しかし、2007年のアメリカのデフレ、2008年北京オリンピック、ナショナリズムの暴走、中国当局の台湾併合への焦りなど、注視すべき問題は多い。もし、中台戦争ひいては米中戦争が起きたとき、日本はどのような態度をとるのだろう。今さら、朝鮮戦争と同じポジションですむとも思えない。また近頃の日本において、アメリカコンプレックス・中国共産党軽視が拡がっていることが気にかかることではある。(私はアメリカと同盟を結びつつアメリカと対等に接し、中国に過去を謝罪しつつ中国と対等に接しようと思っています)

事故の示談終了。yahooで「示談交渉の仕方」を探して、そこにのっていた示談書を元に自分で作成。丸くおさまった。
新庄4番がんばっている。首位アトランタ・ブレーブスとの7ゲーム差。もしプレイオフ進出なら、アメリカの4番打者のイメージが変わるだろう。

2001/9/7(金)

クレジット・サイクル
今朝の日経新聞にのっていたのだが、今回のアメリカ不況は設備投資過剰や在庫調整が原因ではないらしい。株高によるアメリカ国民の過剰消費の冷え込みが原因らしい。つまり、逆資産効果ということ。だから、製造業NAPMは8月に回復したが、非製造業NAPMは悪化したままである。日本のバブルと同様のことがアメリカで起きているそうである。在庫過剰は廃棄すればすむこと。ところが、金融資産は廃棄(破産するということ)することはできず、不良債権となって「長く」重くのしかかる。それが今の日本である。先日、目にした記事によると、アメリカの銀行のリスク債権向け貸し出し比率?は、バブル当時の日本とほぼ同じらしい。つまり、これから日本と同じ道をアメリカはたどるのである。たぶん、マーケットにいる人間は皆うすうす気づいているだろうけど、それを認めていないだけだろう。

若い女性が一番抱かれたい男性は「小泉首相」らしい。失業してもフリーターとして生きていけるため、彼女らにとって不況は無縁の存在である。反対に、社会に一番影響を与えるのは、若い女性である。どこに行っても、レディースデーというものがある。彼女らが一番のお得意様だから、そのようなキャンペーンを行うのである。逆差別ではないだろうか。一度、社民党の田嶋女史にきいてみたいものである。答えはなんとなく想像できる「女性は他の分野で差別を受けているのです。そうでない部分で優遇されるのは当然です」っといったところか。話しを元に戻すと、女性が応援する小泉首相を非難することは社会を敵にまわすことになる。そのためワイドショーのコメンテーターは、小泉首相がどんな失敗を犯しても、批判を口にしない。その結果、小泉首相は絶対悪者とはならないのである。
 コメンテーターという存在自体にも構造改革が必要だよね。裁判は勝手に判決を自分で決めてしまうし、長いものには巻かれろ、が信念なんだから。

今朝、民放ラジオ音楽番組を聞いていたら、合間に東大教授とDJの対談というのがあって、構造改革、新しい競争社会について話し合っていた。すごい世の中になったものだ。猫も杓子も構造改革である。その話の中で、競争社会は必要だけど競争に勝てる人だけの社会は駄目だ、という話があった。「人間」の社会というのはほどほどの人も幸せに生きていけなければならない、と言っておられた。村上龍の意見(競争に勝てる人間だけが生き残ればよい)とは違う答えを得られてなぜかほっとした。だって、完全な競争社会なら、マネックス社長などほんの一握り以外の人間は生きる価値なし、といってるようなものだもの。そんな社会は独裁制以外は絶対ありえない。

いしだ壱世再逮捕。これで、芸能界引退の可能性大。麻薬Gメンお手柄。
 私が増やして欲しいと思う公務員:厚生省麻薬取締官(おとり捜査可)、公正取引委員会、証券取締委員会、金融庁検査官。つまり、規制緩和して取締りを強化しろ、ということです。

事故修理費4万円ですんだ、良かった、良かった。

2001/9/6(木)

小泉首相が写真集を発売した。
6ヵ月後・・・
TOPIXは急落し、小泉内閣の支持率もまた急落した。そのため、一発逆転を狙う官房長官福田氏は人気回復のため、小泉首相のヌード写真集を発売することを決定した。撮影してくれるのは篠山紀信である。発売元は幻冬舎。宣伝元はテレビ「本パラ」の関口宏。これで再びタレントとして人気が回復した小泉純一郎は政権をまっとうできたとさ、チャンチャン。

ほんま、こんな写真集だしてる暇があったら政策を実行に移せ、っていうねん。
息子・小泉孝一郎が芸能界デビューだし、次は次男の政界デビュー。これで2代目石原一家。なんで芸能界と政界が好きなのだろう?大衆に人気を得ようとするには一番の取り合わせだけどね。最後は日本版エビータ(アルゼンチン大統領夫人)で、政治家はモーニング娘。と結婚して、大衆のガス抜きしながら独裁政権というのがいいかもしれない。

2001/9/5(水)

いやー、事故っちまったぜい、月曜日。いきなり、こんなことから書き出すとはついていない。接触事故で塗料がはげたくらいなのだが、問題は私が通行禁止時間に走っていたこと。みんな、たくさんの車が交通違反しながら通っているんだけどね。相手は家の駐車場から出てきたところ。もし、問題ない時間だったら、8:2位で相手が悪いのだけど、今回は平謝り。まあ、修理代10万円もかからないでしょう。自分の車は自分で塗料ヌリヌリしとけば良い。保険会社には黙っとこ。今回、事故を軽くさせた自分の運転技術をちょっと見直した(全然こりてないじゃないか・・・。)

エシュロン
テレビでやってたけど、馬鹿な話だよね。
自国の領土の三沢基地に相手国の諜報施設を作ってあげて、産業スパイさせてあげる。それを元に日本を情報攻撃。なんじゃそりゃ、ってかんじだよ。ほんとに。

タイで最大手ゼネコン破綻。先日、タイでみんなに聞いたところ、経済は水平飛行から上昇へ向かいつつあるところ、といっていたが、おそらく先送りしていたのね。アジア全体の不況かな〜。


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